
伊東市内の観光を終え、2日目の宿泊先である熱海温泉に向かいます
伊東から熱海に向かう道中にも、網代等いくつかの温泉地を通過。伊豆半島は本当に温泉が多い地域で、街があれば必ず温泉もあると言っても過言ではないでしょう
長野県も温泉が多い地域(日帰り温泉施設数は日本一、温泉地数は北海道に次いで2位)ですが、伊豆半島の温泉地の密度は長野県を上回っているような気がします。
熱海と言えば、有名温泉地のブランドの一つです。昔と比べればだいぶ寂れたのでしょうが、大型温泉施設が海岸沿いに建ち並ぶ姿は今でも壮観です
街路樹が椰子の木になっているので、まるで南国にいるような雰囲気ですね
今回熱海温泉で宿泊するのは、海岸沿いのホテル群から少し路地に入った所にある、和風温泉旅館の「湯宿みかんの木」。部屋数14部屋の小規模旅館です。なぜこの旅館にしたかというと、温泉がかけ流しであるということ、露天風呂付き客室がある(2部屋のみ)こと、夕食に金目鯛の煮付け(丸ごと1匹)が出ること、の3点でした。前日宿泊したルネッサ城ヶ崎が無料だったので、ちょっと奮発してしまいました(2名1泊2食付50,000円。通常の宿泊代2泊分…)
熱海温泉は有名温泉地でありながら、あまりに温泉施設が多いためか、湯を循環させている施設が多いようです。その中でみかんの木は加水しているもののかけ流し(加温、殺菌剤添加なし)なので貴重な施設です。せっかく遠くの温泉に来たのだから、できるだけ源泉の湯に近い状態で温泉に浸かってみたいですからね

浴室は男女入れ替え制になっており、PM7:00~8:00の清掃時間を挟んで入れ替わります。宿に到着したのはPM5:00だったので、入れ替わる前に急いで入浴
内湯は鳥の湯、露天風呂は花の湯と名付けられており(露天風呂は塀に囲まれているので眺望なし)、内湯の縁は石製、露天の縁は木製です(もう一方の浴室はこれが逆になります)。小規模旅館なのでそれほど広くないですが、必要十分でしょう。双方とも無色透明で、潮(磯)臭&塩・苦味があり(若干ツルスベ感もあり)、しっかりと個性が感じられる湯です
露天(花の湯)の方が、浴槽が狭い分香り&味が強めで浴感がよかったですね
露天には花の湯の他に打たせ湯及び足つぼ湯がありますが、こちらはかなり味が薄くなっていたので、加水の量を多くしてあるのかもしれません。

湯の濃さ(塩味の強さ)で比較すると、2日間で入った温泉の中では一番濃いものでした(泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(7,035mg/kg)なので、熱川、城ヶ崎温泉とは泉質が多少異なっています)。香りはやはりほぼ同じで潮(磯)臭です。4箇所の温泉しか入浴していないですが、東伊豆の温泉は濃い薄いの違いはあるにせよ、基本的には無色透明、潮(磯)臭、塩味の温泉が多いようですね。

夕食を済ませた後、今度は部屋付きの露天風呂に入浴しました
あきらかに後付けの露天で眺望及び開放感は全くないものの、岩風呂となっていて結構立派な造りです
お湯は常に溜まった状態でかけ流しにされており、湯を溜めたり、湯加減をみる必要がないのはありがたいです。湯温は見事なくらい適温でした
湯に入って湯の特徴を確かめてみると、無味無臭で少し驚きました。大浴場のお湯とあまりに違うので本当に温泉?と思ってしまうほどです
浴槽によって加水具合を変えているのでしょうか?それでもお湯は当然新鮮ですし、塩素臭は無し、そしてなんと言っても湯温が絶妙なので、入っていて気持ちよい湯です
これはこれで十分に部屋付き露天風呂を楽しむことはできました
夜中の12時過ぎには、男女入替となった大浴場に行ってみました
内湯は月の湯、露天は風の湯と名付けられていて、全浴槽で「花鳥風月」となります。こちらの内湯は若干狭く、露天には打たせ湯及び足つぼ湯はありません。その代わり露天風呂(風の湯)は小さいながら立派な岩風呂になっています。
お湯は無色透明、微潮(磯)臭、塩・苦味、若干ツルスベ感ありで、もう一方の内湯(鳥の湯)と同じ浴感です。一番浴感が良かったのはもう一方の露天「花の湯」でしたが、総じてかけ流しであるし、小規模旅館で入浴者数も少ないことから湯が新鮮で、十分満足がいくお湯でした
このあとAM6:30とAM9:00にも入浴し、計5回熱海の湯を楽しみました

さて、この宿で印象に残ったのは、温泉より食事の内容でした
特に夕食に出た金目鯛の煮付けが最高においしかったです
長野県内ではまずお目にかかれない料理ですからね。伊豆ではそこかしこに「金目鯛」と書かれた看板が目に入ってくるのですが、人気がある理由が良く分かりました。その他の料理もおいしく、それに量が多くて妻と共に食べ過ぎてしばらく動けなくなるほど
やはり泊まりとなれば、食事も重要な要素ですよね

湯宿みかんの木は、海岸に近く、散策するのにも便利な立地です。とかく海岸沿いの豪華なホテルに目が行きがちになりますけど、隠れ家的なこういった旅館もなかなかのものです
仲居のオバサンがちょっと変わった人だったこともあって、楽しく過ごすことができました
湯宿みかんの木をチェックアウトした後、熱海駅前でお土産を買い、芦ノ湖経由で御殿場プレミアムアウトレットに立寄ってお買物、最終的に自宅に到着したのはPM8:00頃。観光に温泉に、充実した3日間の伊豆旅行でした
立寄りたい温泉が他にもたくさんあるので、またいつか訪れてみたいですね


熱海と言えば、有名温泉地のブランドの一つです。昔と比べればだいぶ寂れたのでしょうが、大型温泉施設が海岸沿いに建ち並ぶ姿は今でも壮観です


今回熱海温泉で宿泊するのは、海岸沿いのホテル群から少し路地に入った所にある、和風温泉旅館の「湯宿みかんの木」。部屋数14部屋の小規模旅館です。なぜこの旅館にしたかというと、温泉がかけ流しであるということ、露天風呂付き客室がある(2部屋のみ)こと、夕食に金目鯛の煮付け(丸ごと1匹)が出ること、の3点でした。前日宿泊したルネッサ城ヶ崎が無料だったので、ちょっと奮発してしまいました(2名1泊2食付50,000円。通常の宿泊代2泊分…)

熱海温泉は有名温泉地でありながら、あまりに温泉施設が多いためか、湯を循環させている施設が多いようです。その中でみかんの木は加水しているもののかけ流し(加温、殺菌剤添加なし)なので貴重な施設です。せっかく遠くの温泉に来たのだから、できるだけ源泉の湯に近い状態で温泉に浸かってみたいですからね


浴室は男女入れ替え制になっており、PM7:00~8:00の清掃時間を挟んで入れ替わります。宿に到着したのはPM5:00だったので、入れ替わる前に急いで入浴

内湯は鳥の湯、露天風呂は花の湯と名付けられており(露天風呂は塀に囲まれているので眺望なし)、内湯の縁は石製、露天の縁は木製です(もう一方の浴室はこれが逆になります)。小規模旅館なのでそれほど広くないですが、必要十分でしょう。双方とも無色透明で、潮(磯)臭&塩・苦味があり(若干ツルスベ感もあり)、しっかりと個性が感じられる湯です



湯の濃さ(塩味の強さ)で比較すると、2日間で入った温泉の中では一番濃いものでした(泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(7,035mg/kg)なので、熱川、城ヶ崎温泉とは泉質が多少異なっています)。香りはやはりほぼ同じで潮(磯)臭です。4箇所の温泉しか入浴していないですが、東伊豆の温泉は濃い薄いの違いはあるにせよ、基本的には無色透明、潮(磯)臭、塩味の温泉が多いようですね。

夕食を済ませた後、今度は部屋付きの露天風呂に入浴しました



湯に入って湯の特徴を確かめてみると、無味無臭で少し驚きました。大浴場のお湯とあまりに違うので本当に温泉?と思ってしまうほどです




夜中の12時過ぎには、男女入替となった大浴場に行ってみました

お湯は無色透明、微潮(磯)臭、塩・苦味、若干ツルスベ感ありで、もう一方の内湯(鳥の湯)と同じ浴感です。一番浴感が良かったのはもう一方の露天「花の湯」でしたが、総じてかけ流しであるし、小規模旅館で入浴者数も少ないことから湯が新鮮で、十分満足がいくお湯でした



さて、この宿で印象に残ったのは、温泉より食事の内容でした





湯宿みかんの木は、海岸に近く、散策するのにも便利な立地です。とかく海岸沿いの豪華なホテルに目が行きがちになりますけど、隠れ家的なこういった旅館もなかなかのものです


湯宿みかんの木をチェックアウトした後、熱海駅前でお土産を買い、芦ノ湖経由で御殿場プレミアムアウトレットに立寄ってお買物、最終的に自宅に到着したのはPM8:00頃。観光に温泉に、充実した3日間の伊豆旅行でした




熱海に行く機会があれば参考にさせてもらいます♪
たまには昼神温泉とかに遊び来て下さい!
お仕事忙しそうですね
南信は未湯の温泉が多いので、落ち着いたら遊び行きますよ~