
小谷温泉 大湯元 山田旅館は、雨飾高原露天風呂や雨飾荘から少し山を下った所にある温泉旅館です
本来の小谷温泉は山田旅館がある場所であり、雨飾高原露天風呂や雨飾荘は小谷温泉奥の湯という扱いになっています。
小谷温泉は450年ほど前に発見されたとされる歴史ある温泉で、山田旅館の建物も本館が江戸時代末期の建築、新館が大正3年の建築と非常に古いものであり、国の登録有形文化財になっているほどです
山田旅館を眺めていると、100年くらいタイムスリップしたよう。それでも建物はよく手入れされていて、古さといった負のイメージはほとんど感じません
そんな山田旅館ですが、500円で日帰り入浴を受け入れてくれています
歴史ある温泉に気軽に入れるというのは、本当にありがたいことですね。山田旅館には新しい露天風呂付きの新湯と、昔からの元湯とがありますが、日帰りで利用できるのは元湯だけです。
元湯の浴室には、寝湯が一つ付いた正方形の湯船があり、お湯は2mの高さから滝のように落とされて注がれています。注がれた分はそのままオーバーフローする完全かけ流し(加水、加温、殺菌剤添加なし)
浴槽の縁から溢れ出す湯を見ているだけで嬉しくなってきます

湯は灰緑色にささ濁りしていて、香り、味共に小谷温泉奥の湯より鉄分の特徴が前面に出てきています。浴槽や浴室の床も鉄分によって茶褐色に染まっています。味は鉄分のほかに甘塩・硫黄味も淡く感じられ、もちろん重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)ということで強いヌルヌル感もあります
源泉は宿のすぐ裏側にあるということだから、新鮮さは申し分ありません

湯口の滝湯には析出物が多量に付着していますが、以前は析出物が柱のようになっていたようです。現在は取り除かれ、一部が浴室のベンチとして利用されています。25年ものだそうで、断面には年輪のような模様があり一見の価値があります。
さて、お湯も雰囲気も申し分ない山田旅館 元湯ですが、お湯が熱めな上に、浴室が蒸し暑さでサウナ状態だったため、水で冷やしたタオルで体を冷やしながらの入浴となりました
熱めのお湯はいいとしても、夏場の浴室の換気対策を何か考えておかないと、のぼせる人が出るんじゃないかと心配になります。
かなりの山奥で、秘境と言っていいシチュエーションでありながら、雨飾荘同様、山田旅館も日帰り入浴客で賑わっていました。このような古風な温泉旅館でも、良い湯、良い雰囲気があれば人気が出るというのは非常に良い傾向だと思います
今後も今の雰囲気を維持したままで経営を続けていってもらいたいものですね

小谷温泉は450年ほど前に発見されたとされる歴史ある温泉で、山田旅館の建物も本館が江戸時代末期の建築、新館が大正3年の建築と非常に古いものであり、国の登録有形文化財になっているほどです


そんな山田旅館ですが、500円で日帰り入浴を受け入れてくれています





湯は灰緑色にささ濁りしていて、香り、味共に小谷温泉奥の湯より鉄分の特徴が前面に出てきています。浴槽や浴室の床も鉄分によって茶褐色に染まっています。味は鉄分のほかに甘塩・硫黄味も淡く感じられ、もちろん重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)ということで強いヌルヌル感もあります



湯口の滝湯には析出物が多量に付着していますが、以前は析出物が柱のようになっていたようです。現在は取り除かれ、一部が浴室のベンチとして利用されています。25年ものだそうで、断面には年輪のような模様があり一見の価値があります。
さて、お湯も雰囲気も申し分ない山田旅館 元湯ですが、お湯が熱めな上に、浴室が蒸し暑さでサウナ状態だったため、水で冷やしたタオルで体を冷やしながらの入浴となりました

かなりの山奥で、秘境と言っていいシチュエーションでありながら、雨飾荘同様、山田旅館も日帰り入浴客で賑わっていました。このような古風な温泉旅館でも、良い湯、良い雰囲気があれば人気が出るというのは非常に良い傾向だと思います




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