
「深山の湯」のお湯が良かったので、同じ源泉を使っている来馬温泉 風吹荘にも寄ってみることにしました。風吹荘は深山の湯から車で2~3分の所にある一軒宿です
料金400円を支払い、浴室の前まで行くと、来馬温泉についての解説が掲示してありました。来馬温泉は風吹荘源泉(約35℃)と北小谷源泉(約75℃)の混合泉で、二つの源泉を混ぜ合わせることで適温になっているとのこと。単独ではぬる過ぎ、あつ過ぎの温泉同士を、加温、加水せずに混ぜ合わせることで利用するというのは良い方法だと思います
もちろん、それぞれの源泉そのままを味わってみたいという気持ちもありますが…。

風吹荘には、男女別の小さい内湯浴槽が1つあって、かけ流しで利用されているのですが、満たされているお湯を見てちょっと驚きました。同じお湯を使っている深山の湯は茶褐色の濁り湯だったので、当然同じ色だと想像していたのに、ほぼ無色透明(若干ささ濁りあり)だったのです
深山の湯より風吹荘の方が源泉に近いと思われるので、鉄分が酸化する前の、より新鮮な状態ということなのでしょう
さらに、湯口から投入された湯の流れが浴槽の壁にぶち当たる箇所で、気泡により湯が白く見えていました
これは山梨県の山口温泉の内湯で見られたのと同じ現象で、当然この場所に浸かるともの凄い量の泡付きがあります
このこともこのお湯が新鮮だという証拠ですね

香りは鉄・硫黄臭に炭酸臭が混じります。味ははっきりと炭酸・鉄味(+微硫黄・甘塩味)に加えてピリピリ感があり、さらには泡付きに伴うツルスベ感もあって、見た目以上に個性的なお湯です
深山の湯も十分にレベルが高いお湯ですが、ここのお湯はさらに上を行っているすばらしいお湯です。泡付きの量でいけば、県内トップクラスではないでしょうか。

これだけの温泉が、それほど注目されていないのは不思議ですね
もちろん情報はある程度調べてはおいたのですが、特に高い評価だった訳でもないので、最初はここに寄る予定はなかったのです。ちょっと気が変わって寄ってみたのが大正解でした
温泉が予想もしていなかったほど良いものだった場合は、無条件で嬉しくなってしまいます
さて、これほどの良泉がタイプの違う源泉の混合泉となると、どちらの源泉がすばらしいのか気になってしまいます。泡付きという点からみれば、湯温の低い風吹荘源泉の方でしょうか。混合泉の遊離二酸化炭素含有量が495.0mg/kgなので、風吹荘源泉はシュワシュワする炭酸泉かも知れません。やっぱり、それぞれの源泉に浸かってみたいですね
施設自体は小規模で、客もそれほどおらず閑散とした感じはありますが、静かだしゆっくりとこの良泉に向き合うことができます。お湯と静けさを取るなら風吹荘、気軽さと使い勝手の良さを取るなら深山の湯でしょう。どちらにしても、十分に満足できる温泉施設であることに間違いありません

料金400円を支払い、浴室の前まで行くと、来馬温泉についての解説が掲示してありました。来馬温泉は風吹荘源泉(約35℃)と北小谷源泉(約75℃)の混合泉で、二つの源泉を混ぜ合わせることで適温になっているとのこと。単独ではぬる過ぎ、あつ過ぎの温泉同士を、加温、加水せずに混ぜ合わせることで利用するというのは良い方法だと思います


風吹荘には、男女別の小さい内湯浴槽が1つあって、かけ流しで利用されているのですが、満たされているお湯を見てちょっと驚きました。同じお湯を使っている深山の湯は茶褐色の濁り湯だったので、当然同じ色だと想像していたのに、ほぼ無色透明(若干ささ濁りあり)だったのです






香りは鉄・硫黄臭に炭酸臭が混じります。味ははっきりと炭酸・鉄味(+微硫黄・甘塩味)に加えてピリピリ感があり、さらには泡付きに伴うツルスベ感もあって、見た目以上に個性的なお湯です


これだけの温泉が、それほど注目されていないのは不思議ですね



さて、これほどの良泉がタイプの違う源泉の混合泉となると、どちらの源泉がすばらしいのか気になってしまいます。泡付きという点からみれば、湯温の低い風吹荘源泉の方でしょうか。混合泉の遊離二酸化炭素含有量が495.0mg/kgなので、風吹荘源泉はシュワシュワする炭酸泉かも知れません。やっぱり、それぞれの源泉に浸かってみたいですね

施設自体は小規模で、客もそれほどおらず閑散とした感じはありますが、静かだしゆっくりとこの良泉に向き合うことができます。お湯と静けさを取るなら風吹荘、気軽さと使い勝手の良さを取るなら深山の湯でしょう。どちらにしても、十分に満足できる温泉施設であることに間違いありません



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