としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

鹿教湯温泉 鹿鳴荘

2022-09-23 23:41:54 | 長野県(東信)の温泉
 4月下旬に家族が新型コロナウイルスに感染してしまったため、ゴールデンウイークは泊りがけの旅行に行けずじまい(これでゴールデンウイークに旅行できなかったのは3年連続)。それではあんまりだし、信州割SPECIALが継続中だったこともあり、5月末に1泊2日で旅行に行ってきました。

 宿泊先は、リーズナブルな宿が多い鹿教湯温泉。その中でも朝夕部屋食又は個室食となると、2軒くらいしか該当しません(じゃらんネットによる検索)。前年の秋にはそのうちの1軒に宿泊したので、今回は残りの1軒、鹿鳴荘に宿泊することに決定しました。
 鹿鳴荘に到着し、荷物を降ろしていると、一匹の犬が駆け寄ってきました。やたら人懐こいその犬は宿の看板犬シェリで、リードもなしで宿の中を歩き回っていました。なぜそんなことが許されているかと言えば、この宿がペット連れで泊まれるのが売りだから。基本、ペット好きの人しか泊まらないのでしょう。うちにはペットはいないですが、犬がいいのなら子供達が騒いでもそんなに迷惑にならないかも、という安心感があったのも確かです。

 
 チェックインを終え、部屋に荷物を置いてから一人で浴室に向かいました。家族旅行では子供と一緒に温泉に入ることが多いですが、今回は一人。やっぱり温泉は一人でゆっくり浸かりたいですよね。
 浴室の扉を開けると、まず目に飛び込んできたのが、半円形の湯船から溢れ出すオーバーフロー。結構な量のお湯が流れ出ていたので、これはかけ流しでいい湯だろうと確信しました。それに浴室内にはほのかに石膏臭が漂っていたので、これも確信の後押しをしました。この2つの要素が揃っていれば、まずいい湯であることは間違いないと思ったからです。
 ところが、湯に浸かってみると、あれっ?と感じることがありました。源泉を投入する湯口とは別に、かなり強力な注湯口があったのです。吸入口もあったので、これは間違いなく循環湯の注入です。完全なかけ流しでなく循環併用ということですね。源泉の投入量は結構あるので、循環が本当に必要なのだろうかと思うのですが、源泉の温度がそれほど高くないから、加温のための循環ということでしょうか。少し大きめの浴槽となれば加温循環が必要なのかもしれません。

 
 純粋なかけ流しではないと分かりちょっとがっかりしましたが、お湯自体は悪くありません。無色透明で若干の石膏臭、そして無味と評価しているものの後味に甘味があり、ツルスベ感もわずかながら感じられます。消毒臭は全く感じられません。源泉投入量も多いし、浴感はかけ流しに近いものがあると思います。町高梨共同浴場のお湯にはかないませんが、十分に鹿教湯の湯を楽しむことはできました。

 夕食後は、いつものように寝てしまったので、2回目の入浴は深夜1時30分からとなりました。当然ながら浴室には誰もおらず、聞こえてくるのは湯が注がれる音(+換気扇)のみという絶好のシチュエーション。湯温は41.5℃ほどなので、交感神経を過剰に刺激することもなく、リラックスしながら入浴することができました。夜中の入浴は寝不足になり次の日の行動に支障がでるけれど、長い時間独泉できるとなると、つい夜中に入浴してしまいますね。朝は入れるか分からないので、1時間超湯浴みを楽しみました。

 結局、今回の宿泊で入浴したのはこの2回のみとなりました。朝にバタバタしてしまったためですが、元々今回は入浴で疲れてしまわないようにと思っていたので、2回の入浴でも十分でした。

 さて、宿としての鹿鳴荘ですが、非常にリーズナブル(大人1名11,000円)ということで、内容もそれなりです。あくまでお値段相当ということでしょうね。まあ私にしてみれば、安く泊まれたうえに温泉にも入れたから、それ以上言うこともないですけど。

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