としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

来馬温泉 道の駅小谷 深山の湯

2013-10-20 09:02:39 | 長野県(中信)の温泉
 宿泊先の姫川温泉 ホテル白馬荘を後にし、国道148号を南下、「道の駅 小谷」を目指します「道の駅 小谷」には日帰り温泉施設「深山の湯」が併設されていて、ここのお湯がなかなか良いのです以前訪れたのが温泉巡りを始めた初期の頃で、もう4年前のことになるので、変わりってないか確かめてみることにしました。

 「道の駅 小谷」に到着すると、午前10時前だというのに既にかなりの混雑さすが3連休の中日です。このことはある程度予想していたことなので、混まないうちにと深山の湯の営業開始時間10時きっかりに受付(売店のレジと兼用)で料金500円を払い入場しました。ところが中には既に大勢の客がいて、もう帰ろうとしている人までいるではありませんかどうやらだいぶ前から営業していたようです施設のどこを見ても営業時間は午前10時からと書いてあるのですが…。

 深山の湯は、内湯浴槽があつ湯とぬる湯の2つ、露天風呂が1つ、そしてサウナもある設備が充実した日帰り温泉施設です。それでいて全浴槽源泉かけ流しで、塩素消毒もしていないのは、最近では珍しいのではないでしょうか。ただただ循環、塩素消毒している施設が多い中で、かけ流し、塩素消毒なしを維持しているのは立派といっていいでしょう(もちろん清潔を確保した上で)。


 内湯のあつ湯浴槽(40~42℃)は広い浴槽で、端が寝湯になっています。源泉は熱い(46.0℃)ので、若干寝湯側で加水あり。湯の色は茶褐色の濁り湯で、はっきりとした色付き湯です鉄分による発色でしょう、茶褐色の湯の花も舞っています。そして興味深いのが味で、炭酸・鉄味(+微甘塩味)がするのです。炭酸のピリピリ感もわずかながら残っていて、このお湯の新鮮さを物語っています泡付きも若干ありますが、含有する二酸化炭素でしょうか。その他香りは鉄臭が主で、ヌルヌル感もあります色、香り、味、感触と全ての要素がバランスよく揃ったすばらしいお湯ですね

 一方、ぬる湯浴槽(37~39℃)は、蛇口から水が多量に加えられていて、湯の色も薄くなっています。当然味、香りも薄くなっているので、浴感はあつ湯浴槽より落ちます。それでもかけ流しであり、湯温はちょうど良く感じるので、ゆっくり浸かるならこちらの浴槽でしょう


 そして露天風呂は、浴槽が最も小さいものですが、それが幸いして湯質は一番良いいです湯の色が内湯のあつ湯浴槽より薄いのは、湯がさらに新鮮で鉄分の酸化が少ないためでしょう。香り&味には鉄分に加えて硫黄成分も加わってきます。もちろん泡付きがありヌルヌル感もあります。湯温はあつ湯浴槽と同じ(40~42℃)なので若干熱めではあるものの、浴感たっぷりで新設系の日帰り温泉施設としては申し分のないお湯と言っていいでしょうね

 深山の湯は、施設が綺麗で広く、お湯がいいだけでなく、道の駅併設なので食堂、売店もあって非常に使い勝手の良い施設です人気のある施設で、静かにのんびりお湯を楽しむという訳にはいかないですが、この地域をドライブする際にちょっと温泉に浸かっていくにはもってこいの施設ではないでしょうか

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