トーネードの無職生活

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中国空母遼寧搭載の戦闘機殲15に欠陥

2018-07-05 20:34:20 | 日記
 中国はロシアから購入した空母を整備しなおして遼寧として就役させました。もともとはスクラップにするためぐらいの程度だったの物を動くようにしたのですから、その執念には感心します。で、その空母遼寧に搭載する戦闘機殲15の操縦系統が不安定で4回も墜落事故を起こしているとのことです。

 殲15はロシアの戦闘機スホイ33を中国が国産化した戦闘機のようですが、形は同じようにできても操縦系統つまりフライバイワイヤのソフトウェアはロシアから公開されずにブラックボックスとなっていて、しかたがなく自国で開発したのでしょう。しかし、うまく機能していなかったようです。フライバイワイヤのソフトウェフの開発には相当の研究開発が必要と思われますので、それだけの技術力が中国にはまだなかったということでしょう。

 それだけ高度な技術なので友好国といえどもそのソフトウェアを公開してくれるということはほとんどないのではないでしょうか。確か航空自衛隊のF-2のフライバイワイヤも開発の基本となったF-16のフライバイワイヤのソフトウェアがアメリカからは公開されず、日本で開発したと聞いています。そんなわけで、中国にとってはまだまだ技術力が不足しているということであると思います。

 ということで、中国軍は戦車や駆逐艦、戦闘機などを新規に開発していますが、技術的には西側諸国やロシアの水準にまでは到達していないことをあらわしてしまったといえますね。

 ただ、質より量という考え方もあるので、性能的に劣っていても数で勝負というのはあります。ついでに中国も必死に技術開発を進めているでしょうから、完全には追いつけなくとも、なんとかものになるところまでもっていくことは何年か後には可能になるかもしれません。

 今回は中国は技術的な格差を思い知らされたことになりましたが、これからますます力を入れて技術開発するでしょうから、今後の中国軍の軍備には注意が必要であることは確かだと思います。