トビとノスリ （タカ目タカ科）

　　

尾根の上空をトビが舞い、その下の谷をノスリが旋回していた。
丹波地方ではノスリは冬鳥で、扇状に開く尾羽が特徴だが、反対にトビの尾羽は
両端がとがった角尾だ。
その特徴から、子供の頃、最初に覚えた猛禽の名前だった。

ヤマガラ（スズメ目シジュウカラ科）

　　

野菜作りの達人の、おばさんの畑の柿の木に、今日もヤマガラが来ている。
『ツィーツィー　ニーニー』　と、鼻声交じりの鳴き声が特徴だ。
正面顔は締りがないが、後姿は白ちょんまげが可愛い。

イカル（スズメ目アトリ科）

　　

モーニングタイムが終わり、すっかり葉を落とした大イチョウのこずえで、いっぷくしているイカル達です。

カルガモ（ガンカモ目ガンカモ科）

　　

水に浮かんでいるときは、ベージュ色の地味なカモだが、飛ぶと
翼鏡（翼の後ろ）の青色が綺麗だ。
この目立つ模様は、群れで飛ぶときに役に立っているのかも知れない？

ハシボソガラス（スズメ目カラス科）

小春日和の田んぼで、散歩？しながら餌を探しているハシボソガラス。
山に登ると圧倒的にハシブトガラスが多いが、農耕地にいるのは
ハシボソガラスがほとんどだ。

ノスリ（ワシタカ目タカ科）

　　

　　

丹波の黒豆を収穫中に、笛のように甲高く『ピーェ』という鳴き声のする方向を見ると
ノスリが旋回していた。
暖かい小春日和の陽気に浮かれているのか、気持ちよさそうに、鳴きながら旋回を繰り返し
山際を何度も移動していた。
（写真右の2枚は口を開けて鳴いているノスリ）

ヤマガラ（スズメ目シジュウカラ科）

　　

　　

野菜作りの達人の、おばさんの家の柿の木に、ほとんど毎朝ヤマガラが来ている。
体を忙しそうに左右に大きく振り、『ウィーウィー』と特徴のある声で鳴くので
すぐにその存在が分かる。
ヤマガラの正面顔はしまりがなく、いつも絵にならないと思うが、この写真は周りの柿がその姿を
引き立たせてくれたと思う。

イカル（スズメ目アトリ科）

　　

　　

立冬を迎える頃、冷たくピンと張りつめた空気の中を、毎朝イカルの群れが鎮守の森のを中心に飛ぶのが
観察される。
『ザー・・・』っという羽音を残し、やがてケヤキやコナラの大木に降りて、その実を食べ、モーニングタイムとなる。

コガモ（ガンカモ目カモ科）

オシドリ狙いで渓谷に行く
ひっそりと静まり返った空気に中で、時おりキセキレイの声が聞こえる。
オシドリには出会えなかったが、足元から一羽のコガモのメスが泳ぎだした。
水が澄んでいるので可愛い足まで見える。

ハヤブサ（ワシタカ目ハヤブサ科）

　　

　　

上の２枚はオスのハヤブサで、下の2枚はメスです。
一般的にオスはメスに比べて15％ほど体の大きさが小さいと言われるが
実際にはもっと小さく感じられる。
オスは狩りの能力に特出していて、コンパクトな体で空中回転など難なくこなし
アクロバット飛行で獲物を追いつめる。
左上の写真は、オスが崖から飛び立ったところ。