智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

アイスランドを旅するー2日目ー間欠泉と滝

2017年01月11日 | 海外旅行
さて、ギャウを見たお次は、間欠泉。10分から15分に1度、噴出します。

噴出したあとは、へこみます。


翌日氷河を見ますが、降雨降雪に恵まれ、火山があり、地溝帯がある、となると水は豊富でして、




そして滝

次々と無数の滝が、台地から低地へ流れ落ち、まさに滝銀座。

だんだん、滝に対する免疫がついて、感動が薄れていきます・・・

立ち寄りました小さな教会、ステンドグラスの幾何学模様に光がさして、美しく壁に投影されています

民族博物館に寄りましたが、北欧のバイキングと先住のケルト民族が混ざり合い、

古民家は、どこにでもある石を壁として、玄関扉や窓の材料となる木材について、高木が自生し無いので、

浜辺に流れ着いた流木が貴重品で、昔は流木の所有を巡って殺しあうことがあったとのこと。

アイスランドを旅するー2日目ギャウ

2017年01月11日 | 海外旅行
さて、今回の旅の目的は、地溝帯、大地が生まれるところを見る でした。

私が高校生の頃、プレートテクニクス、大陸移動説が紹介され、ゴンドワナ大陸が分かれ、アトランティス大陸が沈んだ話に、目を輝かせ、

最新学説が掲載されたサイエンスを夢中に読んで、東大の地球物理学に進学したい・・・など夢見た時期がありました。

ですから、アイスランドは大陸が湧き出るところとして、一度は見てみたい・・・と願ってきました。


まず、アイスランドはこのような形をしており、中央部分に割れ目(ギャウ)が走っております。



ギャウの左側は北米大陸プレート、右側はヨーロッパ大陸プレートに分かれて、年間数センチ離れて開いていくそうです。



ギャウと火山や温泉を図解した地図




アイスランドの左、南西側に、ゴールデンサークルと呼ばれる観光客に人気のエリアがあります。

ギャウなどの特異な自然地形や温泉が湧き出る場所です。

まず、欧州プレート側から北米プレートを見渡すと、



むこうの山々が北米プレートで、川や草原は溝で、横にいくつもの断層が走るのが見えます。



アイスランドは気候条件から、低木、草やコケ類しか自生せず、地形が木に隠されず露出して観察しやすいです。

欧州プレートの台地から、溝へ降りていきます。様々な国の人々が観光に訪れています。