東京都現代美術館のそばに、下町の小さい中国料理店がある。
実家の近所ではあるが、わざわざ埼玉から訪れるのは、おいしいからである。
私は、雨で仕事が休みの夫を誘って、あの餃子を食べに出向くことにした。
私は鳥唐揚の黒酢あんかけ定食、夫は五目そば・チャーハンセット。
うまい!!!!
黒酢のあんが最高においしい!
これまで甘酢あんかけ料理を、日中両国で食べてきたが、最高、といってよい。
と舌鼓を打っていたら・・・・
「任意同行・・・・、6人の捜査官を導入・・・・」
という会話が、飛び込んできた。
思わず、聞き耳を立てる。
夫の背後の席に、男性2人連れが座った。
一人は中年、四角っぽい顔、黄色い顔色、目つきがきつい、黒っぽい服装。
もう一人は、若い、色白の面長、目は切れ長で鋭い、地味な服装。
お昼のテレビが、市橋容疑者逮捕を報じていた。
若い方が、上司に向かって
「なんで・・・(最初、取り逃がしたんでしょうね?)」
上司答えて、
「捜査官は6人導入されたが、任意同行で、逮捕するつもりなく油断したようだ。ローラー作戦で・・・・・」
会話続く・・・
私は、すっかり、耳をそばたて、目前の夫に、小さな声で
「あきちゃん、後ろの二人、デカ、私服ケイカンだよ!!!」
と口をパクパクさせると、
「夫は、分かっている、しーーーっつ」
食事を終え、中国出身の料理人のおやじさんに、大変おいしかったと伝え、店を出た。
「あきちゃん、どうして分かったの?」
「飛び蹴り、とか、武術用語がでて、これは普通の業界じゃない、と思った」
「私は、新聞もテレビも、6人の捜査官導入、までの情報を伝えていなかったし、
任意同行などの専門用語が、会話に多かったからよ」
いずれにせよ、
デカの会話は、一般市民には、おもしろいのであった。
実家の近所ではあるが、わざわざ埼玉から訪れるのは、おいしいからである。
私は、雨で仕事が休みの夫を誘って、あの餃子を食べに出向くことにした。
私は鳥唐揚の黒酢あんかけ定食、夫は五目そば・チャーハンセット。
うまい!!!!
黒酢のあんが最高においしい!
これまで甘酢あんかけ料理を、日中両国で食べてきたが、最高、といってよい。
と舌鼓を打っていたら・・・・
「任意同行・・・・、6人の捜査官を導入・・・・」
という会話が、飛び込んできた。
思わず、聞き耳を立てる。
夫の背後の席に、男性2人連れが座った。
一人は中年、四角っぽい顔、黄色い顔色、目つきがきつい、黒っぽい服装。
もう一人は、若い、色白の面長、目は切れ長で鋭い、地味な服装。
お昼のテレビが、市橋容疑者逮捕を報じていた。
若い方が、上司に向かって
「なんで・・・(最初、取り逃がしたんでしょうね?)」
上司答えて、
「捜査官は6人導入されたが、任意同行で、逮捕するつもりなく油断したようだ。ローラー作戦で・・・・・」
会話続く・・・
私は、すっかり、耳をそばたて、目前の夫に、小さな声で
「あきちゃん、後ろの二人、デカ、私服ケイカンだよ!!!」
と口をパクパクさせると、
「夫は、分かっている、しーーーっつ」
食事を終え、中国出身の料理人のおやじさんに、大変おいしかったと伝え、店を出た。
「あきちゃん、どうして分かったの?」
「飛び蹴り、とか、武術用語がでて、これは普通の業界じゃない、と思った」
「私は、新聞もテレビも、6人の捜査官導入、までの情報を伝えていなかったし、
任意同行などの専門用語が、会話に多かったからよ」
いずれにせよ、
デカの会話は、一般市民には、おもしろいのであった。