ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

【2011 暮らし雑感】 10月の記憶 10月16日~10月31日

2011年11月15日 | 〔11 七五の読後〕



10月16日
● とりあえず先ず一杯のハイボール
「何にしますか」「とりあえずビール」。
仲間うちの合言葉だった。
いまは、ハイボールからはじめる客も多いとか。
読売新聞によると、ハイボール居酒屋は全国に20万店。
一杯数百円のワインバルも人気という。
リタイアの生活となると、先ず一杯は「のどごしナマ」。
あとは芋焼酎のお湯割りが晩酌定番だ。



10月17日
よみうり時事川柳から
★ 新凶器歩道自転車駅スマホ

★ フクシマにクシャミをさせた床の下


読売俳壇から
★ 学童の列なす遺影秋彼岸
★ 蜩(ヒグラシ)のほかは波音ばかりなり
二首とも東日本大震災追悼として詠んでみた。

【菜園】
ナスの収穫は本日で終了。
8月初旬、ナス苗を思い切り短く詰め、根周りを円形状にスコップを入れ、施肥。これがが功を奏し、本日までの大収穫となった。

キュウリも収穫終了直後に、すぐ種を買ってセル苗を作り新畑にまいた。
その折、畝外に枯れ草を燃やし、米ぬかなどを漉き込んで作った草肥をがよかったのか、毎日10本はとれる好収穫となった。
来年もこの方法でトライしたい。

いま庭や畑で育っている葉物類はレタス、チンゲンサイ、シュンギク。
播種タマネギも4センチほどに伸びてきた。
ニンジン、ダイコン、辛味ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーも生育順育。

ルピナス、キンセンカの種購入
ハボタン土床作る


● マー君は三冠王をほぼ手中
19勝して防御率1.27。 勝率・792。
アッパレ楽天・田中、22歳。
沢村賞を獲れるのは彼以外にはないのではないか。




10月18日
よみうり時事川柳から
★ スマホ手に行く現代の金次郎
先日上京した折、通勤車中風景が昔と一変したことに驚く。
一斉に手にしているのがスマホ。歩いても手放さなず見ている人も。
かっては「あのオレンジ色の憎いやつ」夕刊フジや東スポ、日刊ゲンダイなどが家路に着く車内風景だった。


10月21日
● 太陽を背に受け砂漠をひた走り
オーストラリアで開かれている世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で、東海大学のソーラーカーが3000キロのコースで凱歌をあげ、連覇を達成。
レースは、20か国・地域の37チームが参加。
アッパレ、やはり1位がいい。

Japanese Team Wins Solar Car Race in Australia

The team of Tokai University from Japan won a world solar car race of
more than 3,000 km (1,800 miles) through Australia's outback on
Thursday.(毎日1分!英字新聞から) 

● 仮設宿 ひとりのときに泣けてくる
飯舘村6200人の村民のほとんどが未だに避難生活を送っているとの記事に思わず涙。
仮設住宅の7割の人が仕事無し、失業保険と預金でしのぐ日々。
将来のことを考えると不安で、独りになったとき、こみあげてくるものがあると書かれていた。


● 蒙古襲来 水底軍船みつけたぞ
長崎県松浦で、元寇で沈んだ元の軍船が、見つかったという。
船材上に中国陶磁器の破片や中国特有のレンガがあって、まぎれなしとしたもの。
文永の役(1274年)、2度目の弘安の役(1281年)の船だ。
700年前以上も前に九州北部が戦場となったが、我々の時代は蒙古襲来と習った記憶がある。

10月22日
● 1分に2千万円泡と消え
自民党時代からの政治の無策と無責任のツケはますます大きくなりそうだ。
日本国の借金が1000兆 財政危機の恐れ高まる 個人資産残高に接近
の新聞見出しは子や孫の将来への暗い予感をかきたてる。
個人金融資産残高は1138兆円。
国債や震災復興の債権などで借金はさらに嵩む。
もしこれが個人資産分を超えれば日本国債は海外で売買され値下がり、暴落も考えられる。財政不安の規模はギリシャ、ローマの比ではない。

現在でも利払いだけで年間9・9兆円と新聞。
いまでも1分ごとに2000万円の金利支払いで消えているわけだ。
もし海外で取引されさば金利上昇のリスクは限りないものになる。


● 1か月 一冊も読まぬ若い人
1か月読書せず50%…読売世論調査
若い層では一冊の本も手に採らぬ人がますます増えているとのこと。
昨年までは9年連続で司馬遼太郎が読まれる本のトップだったが東野圭吾にチェンジしたそうだ。

● 復興相 「バカ」発言でまたお詫び
「逃げなかったバカなやつ」の復興相発言が物議。
被災死した友人を偲んだもの言いだったそうだが、語る表情に問題があったのでは。
不帰の友を忍び、涙ぐんで「バカ」とそこで絶句すれば、受け取りかたはさぞ違ったろう。
能弁能吏の印象が強い御仁だ。

10月23日
● 無料です 受け止め方の男女観
古文書読み会のメンバーで大宮公園の民俗歴史博物館と近くの盆栽村を訪ねた。

両方の施設とも65歳以上は無料となっていたが、御年に達している女性群は「あら、助かるわ」とみな喜び、同上の男のほうはなぜか憮然としていた。
受け止め方の違いが長命の差となっているかもしれない。


巨人最終戦を飾る。内海は最多勝、長野は満塁HR、澤村は新人ながら200イニング達成と記録づくめ。
新人は育っているが、採った外人はまるでダメの1年だった。
優勝は逃したが、ともあれよしとして食卓で小さく乾杯。


10月24日
読売俳壇から
★ 好きだった人去り一人鵙(モズ)日和
私には松岡という酒友がいた。
彼は生涯独身を通した男だが、在社の頃から五街道を歩くのが唯一の趣味だった。
地方の図書館で史資料に足をとめることもあったが、定年後もあちこちの街道歩きを欠かさなかった。
その彼が10月1日頃、自室で亡くなった。
数日後に管理人が異変に気づき、富山の彼の弟に連絡、警察などの検死などもあってこの個老の死の連絡は遅れて入った。

松岡も含め、不帰の客となった知己友人の便りが多い。

鵙も鳴く秋日和の街道をてくてく歩く彼の姿が目に浮かんだ。

★ 点滴の管を見つめて野分け聞く
★ 秋風や手を振る母を置いてきて
私の住む杉戸町にも特用老人ホームが多くなってきた。
それぞれに一緒に住めない事情もあるが、この心情はわかる。

● ipod出荷台数3億台
凄い数字だな。
ここから音楽160億曲が配信販売され、CDの方は激減しているという。
ネットを通じて誰でも演奏曲の投稿ができるから、プロとアマの垣根は低くなくなっているらしい。


10月25日
● 4ヶ月に1回の割りでタイ洪水
タイと洪水の歴史は切っても切れない関係らしい。
 01~10年 29回 4ヶ月に1回


10月26日
よみうり時事川柳から
★ お願いに向かない流れ星が増え
 ドイツ衛星落下の懸念があり、宇宙ゴミも増えている。

★ 貝で除染効けば神様ホタテ様
放射能土壌除染の新技術をどの企業が開発するのか、刮目して待ちたい。

● 東京の夕暮れに来た木枯君
北風の一日だった。
東京に木枯らし一号、 昨年と同じ日。
いま庭では、くホトトギスと黄菊が見ごろ



● ひき逃げをされた幼児を知らぬ振り
2歳女児 18人が素通りの中国ニュースをテレビで見る。
見て見ぬふり 面倒は御免という風潮が大国に育っているそうだ。
長征から建国、毛沢東率いる貧しい大国だった国がいまや経済成長へひた走り、やがて格差を生み人心の荒廃を産んだ。

他国のことはとやかくは言えないが・・。


10月27日
● 中国とインドで三分の一を占め
世界人口いまや70億人。
 国連人口推計では12年間で10億人増えている。

1800年には10億人だった世界人口。
いま中国人13億4800万人、インド12億4200万人。
計25億9000万人だから三人に一人はどちらかの国の人になる。


【菜園】
・苗物に施肥
・ネギの土寄せ
・カナメの垣根剪定
・挿し芽で育てたマツバギクを垣根下に移植

● あらちゃんが九日ぶりに姿見せ
アザラシ君日光浴か。 志木からの便り。




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