池坊の嵐文秀さまより、ご招待いただき、
第43回「日本いけばな芸術展」に行って来た。
字の通り「華々しく」約200もある流派の競演だ。
まずこんなに沢山の流派があることに驚かされるが、
いけばなとは、こんなに自由なものだったのかと、
あらためて感動させられた。
第5室まである会場は、ものすごいボリューム。
圧倒される。けれど、絵画を見てる時のように疲れない。
「生」の花だから、体が楽になるのかしら。
こちらは文秀さまグループの作品。
作品を眺めていると、心は大自然を感じ、さらに宇宙へと、
思いが広がってゆく。
樹齢百年余の松。風雪に耐え生き抜いた姿は、
激しい情熱を、静かに語っているかのようだ。
私は、その木に向かって、
「ありがとう。ありがとう」
地球の上では、花も木も人間も、
生き物なのには変わりない。
繋がっている命を、大事にしたい。
日本橋高島屋で開催中。10/14~16
是非体感してみてください。