女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

銀鏡の山に歌声響く

2012-09-25 | 宮崎

行って参りました。宮崎県西都市東米良、銀鏡(しろみ)。

9月21日の朝方まで(いつものことだが)準備して、1時間程寝たのち出発。

10時の飛行機で羽田を出て、お昼には「帰って来たよ」とフェニックスに話しかけてた。

昼食は西都で鰻を食べ、焼酎を飲み、下準備ばっちりで、米良の山へ向かう。

そこから先は、私のiPhoneもiPadも使えず、現地からの途中報告は出来きずじまい。

&帰って来てから、ぶっ倒れてたので(久々に睡眠をむさぼりましたぁ・・・)

ご報告がすっかり遅れてしまいました。

沢山の方から、ご心配とご声援頂いていたのに、ごめんなさい。

 

9月22日。『銀鏡神楽』出版記念祝賀会。

結果からいうと、ライブは大成功。素晴らしい体験をさせて頂きました。

写真や動画もとったけど、まだ整理出来てなくて。追々upします。

 

山を見ては泣き、川を見ては泣き、神楽の音色を聴いては泣き、

皆様の温かいお心を感じて泣き、そして、父を想って泣いた。

飲んだ焼酎は、全部涙で流れて行ってしまった。

 

神様。ご先祖様。銀鏡の皆様。今日までの出逢いとご縁に、

心から感謝いたします。ありがとうございました。

そしてこれからも。。。ありがとうございます。

 

 


『銀鏡神楽』出版記念祝賀会

2012-09-10 | 宮崎

 

父の故郷で歌います。

美しい空と山、清らかな水、温かい人々に、逢いに行きます。

「浜砂」という名前に誇りを持って、歌って来て良かった。

懐かしい人、まだ見ぬ人との出逢いを、楽しみにしています。

どうぞ、出版のお祝いに、そして私の歌を聴きに、いらしてください。

銀鏡からポスターが届きました。

ライブは、"ミニ” じゃ無くなると思います!

 

注:問い合せ先の「浜砂」さんは、私ではありません。

  浜砂さんだらけですので(笑)どうぞご注意を。

 


「銀鏡神楽」書評

2012-09-03 | 宮崎

8/26読売新聞に、「銀鏡神楽」の本の書評が載った。

ちょっと遅れてしまったが、こちらにご紹介する。

朝吹真理子氏の評。好感触。嬉しい。

この方の評には、大げさな言葉は無いが、

静かに、確かに、銀鏡の山里の息吹を感じて、

書いてくださってるのがわかる。有り難い。

 

電子新聞でも読めるので、良かったらご覧ください。

 → 《YOMIURI ON LINE》

少しでも多くの人が、この本を手に取ってくれたら嬉しい。

 

 

私も前に、このブログで紹介した。

  伴海日記7/21『銀鏡神楽–日向山地の生活誌』


著者は銀鏡神社、権禰宜の浜砂武昭氏である。

この本の中にも「浜砂」という姓が沢山出て来る。

神楽を舞う人は浜砂姓が多い。

その名の通り、私にとってはもう他人事ではない。

自分のことのように嬉しく、本を抱いてみたり、

表紙を手のひらでさすってみたり、ぺらぺらめくっては、

独りいい気分になっているのである。

 

そしていよいよ今月、銀鏡に行く。

9月22日。銀鏡での出版記念会で、歌を歌う。

夢が叶う。それもこんなに目出たい日に。

父が居たらなぁ。。。

まだそんなことを言っている。

しっかり歌声を山に響かせるよ。

 

 

 

 

 

 


iPhone見つかりました!

2012-07-27 | 宮崎

やはり、置き忘れたと思った店にありました。

無くしてから二日。再三問い合わせしたけど「無い」と言われて、

メトロもJRも警察も届けたけど、そこしか思い当たるところがないし、

実際行って鳴らしてみて見つからなかったら諦めようと思い、

回線停止を解除した後、恐縮しながらお店へ。

するとなんと、私がお店に行くと言うのを聞いて、

無くした時に一緒にいた人達が先に行って、

その通りのことをして、見つけてくれた!

そして、私を待っていてくれたの。感激倍増。

良いひと達に恵まれてあたしゃ幸せです。

皆様ご心配おかけしました。今後気をつけます。

ありがとうございました!伴海拝♡

 

余談だけど、今回のことで、

自分の信じることを貫かなきゃな、と思った。

全員が「無い」「有るわけない」と言っても、

自分が「有る」と思ったら信じて、嫌われたってなんだって、

確かめに行けば良いんだよな。

自分で確かめて無かった時にはじめて「無い」と言えば良いのだから。

 

なんちゃって、そもそも、自分の迂闊さが原因。

反省しまーす。。

 

 

 

 


銀鏡神楽ー日向山地の生活誌ー

2012-07-21 | 宮崎

待ちに待った、父の故郷の本が発刊となった。

『銀鏡神楽–日向山地の生活誌』

・・・砂武昭(著) 須藤功(写真)

 

ハードカバーの236ページ。読み応えボリュームたっぷり。

いや、読むといより、充実した歴史資料。

百科事典や図鑑の頁をめくるような楽しさだ。

著者、砂武昭(はますなたけあき)氏は、

このブログでもご紹介した銀鏡(しろみ)の長老、銀鏡神社の権禰宜。

(私が今年四月に伺った時、赤い鳥居のしたで一緒に写真に写っていた方)

 → 宮崎(2012/04/16)宿神三宝稲荷神社

 

そして、銀鏡に魅せられて40年も通い続ける写真家、須藤功(すとういさお)氏は、

私の大切な “飲み友達”・・なんて、ごめんなさい。

東京銀鏡会を通して知り合った素晴らしい方。

父の亡き後、須藤どんがあまりに父と雰囲気、背格好が似ていて唖然とした。

私が芋焼酎を生(き)のまま、湯のみで飲んでいたら、

全く同じ飲み方をされていて、一気に仲良しになった。

初め、須藤先生と呼んでいたが、

「先生はやめて」

銀鏡では彼のことを皆さん「須藤どん」と呼ぶのだそうだ。

なので私も今はそうお呼びしている。

「どん」というのは、あちらの方言で「殿(どの)」のことだそう。

 

という訳で、この本が出来て私は凄く嬉しい。

本の紹介文そのままコピペします。。。

 

 

夜を徹して里人が舞う500年の夢の舞

宮崎県の山奥、奥日向米良の銀鏡(しろみ)は、急峻な山陵に椎、樫などの照葉樹林が密生し、
庭先まで猪や鹿がやってくる山里です。史書に名を残す人々がこのさして広くない山塊に
密かにはいりこんで住みつき、さまざまな文化を伝え、歴史を刻んできたまさに「隠れ里」です。
この里では500年余りも受け継がれてきた神楽が今も毎年12月に銀鏡神社に奉納されます。
本書は、銀鏡に40年以上通い続けている民俗学写真家・須藤功の300枚の写真を交え、
伝承と山の暮らしを熟知した古老が歴史に彩られた奥深い生活文化から神事、芸能まで、
銀鏡を心を込めて記した第一級の民俗誌です。
 
 
 
おお。私のルーツがここにある。
 
遠い過去、遺伝子レベルの記憶。興味深い世界が広がる。
 
昭和の山村の暮らしはもちろん、日本の神話から、
 
大自然の中の人間、宇宙の中の人間の存在についてまで、思いは巡る。
 
 
 
 
あなたも是非、お手に取ってみてください。
 
全国書店でお求めになれます。 (¥4,200/消費税込)
 
Amazonでも買えますよ。↓ ↓ ↓

『銀鏡神楽ー日向山地の生活誌』(弘文堂)

 

 

 

 


ありがとう南から北へ

2012-05-01 | 宮崎

宮崎での感動を、ひとつひとつ辿ってupしてたらもう5月。

今月は北へ参ります。5/8~15まで、札幌銀巴里で歌います。

胸が熱くなる。札幌ってそういうところ。私にとって。

6月は長野に行きます。旅芸人してるなぁ。

そう、私は昔から旅芸人になりたかったっけ。

宮崎の、西都、米良、銀鏡の方々との再会を夢見て、いえ実現するべく、

いつも頭の片側には南の光景が浮かんでいるのだけれど、

いざ札幌。前回より、1センチでも前進して帰って来るよ。

 

写真は銀鏡神社でいただいたお土産。

待っててね。それまで皆さんお元気で。

 

 


竹将 by だごふ~ず

2012-04-30 | 宮崎

西都市の「だごふ~ず」代表の伊藤正氏から、素敵なお土産が届いた。

竹の緑も爽やかに、中身は焼酎、味はマイルド。仲間で集まり感動のうちに空っぽに。

摩訶不思議なまろやかなお酒。宮崎県西都市三納の竹に詰められた「竹将」

東北支援で、アイデア抜群のレトルトおこわを開発した伊藤氏は、

飲むこと、食べることが大好きで、研究熱心&遊び心いっぱい、人生心底楽しんでいる、と想像する。

まっこと尊敬しております。

この竹将。自然の竹の肌色も目に楽しいが、生の竹の手触りにまず癒される。

竹なんて、めったに触らないじゃない。いいんだな、これが。

で、焼酎のお味は竹の香りが移って、まぁるい味。なんていうのかな、

口に含むと尖ったところがどこにも無い。

丸くて優しくてふわっとしてて「え?」って感じだけど、シッカリ酔うのであった。

うーむ。憎い奴。これはハマるかも。けど東京には売ってないのよねぇー。。。

 

以下、「だごふ~ず」のサイトより抜粋。

 


超自然派竹焼酎-「竹将」

特徴・・・1.超稀少商品(おそらくほとんどの人がはじめて見る)
      2.焼酎が苦手の人が「素-」っとのめるほど美味しい焼酎
      3.不思議!-どこからどうやって入れたか分からないので飲み座で最高に話題になる!!

今話題の竹に詰めた不思議な焼酎「竹将」です。
生竹に焼酎、日本酒、ワイン等・・お酒を詰めて3日~10日くらいでそれはとても美味しい酒に変身します。
竹の甘みと香りが酒に移りえも言われぬ美味しさ・・一度味わったら忘れられない美味しさです。

 

 

なお、

この商品は、受注生産品であり、当店まで来ていただける方のみの販売になります。

お好みの酒をおもちいただいて当店で竹に詰め替えるものです。 

酒が入ったままでの販売は出来ませんのであしからず・・・とのことです。

 

 

伊藤さーん。ありがとうございました~&ご馳走様でしたぁ~!

東京でも買えるようにしてくださいよ~!!!

 

 

*「だごふ~ず」さんのサイト。美味しそうなものいっぱい → 《だごふ~ず》

 


宮崎(2012/04/17)歌Deli

2012-04-29 | 宮崎

西都市民会館と目と鼻の先の母の実家。

今ここに居るのは、母の叔母さん(私の祖母の弟のお嫁さん)。

おばちゃんは、腰が悪くて私の歌を聴きに来れなかった。

「じゃぁ私が行って歌うよ」これこそ「歌Deli」歌の出前の出番。

「おばちゃん、ばあちゃんの形見の帯だよ」

ドレスに着替えて、PCのカラオケで歌う。

おばちゃん、泣いていた。

この家で、祖母が生まれて、母が生まれた。

畳の部屋。欄間が美しい。仏壇、神棚の前で歌う。

ドレスと一緒に、ばばも一緒に里帰り。

「ばば。帰って来たよ。帰りたかったよねぇ」

おばちゃん、聴いてくれてありがとう。また来るからね。

それまでどうぞお元気で。

 

後ろにひいお婆ちゃんの写真。母と私とばば(ドレス)女四代!?

 

ばば、ありがとう。このドレスを着ると、強くなれるんだ。これからも一緒に居てね。

 
 

*この素晴らしいドレスは、祖母の大正時代の丸帯を使って、

 山田百里恵さんが作ってくださいました。 → 《青山MOMO》

 

 

 

 


宮崎(2012/04/17)西都原

2012-04-28 | 宮崎

西都原:さいとばる と読む。

西都原古墳群。その名の通り、古墳がいっぱい出たところだ。

ここ西都原の菜の花畑にどうしても行ってみたかった。

いつかこのブログでも紹介したモノクロの写真。結婚前の両親が寄り添う、この場所へ。

一面の菜の花・・・という詩を思い出す。写真はモノクロだが、

黄色い花の色と、青い空が見える。若い二人の声も聞こえる。

そして、来てみた。その通りだった。五十年経っても、空は青く、菜の花は黄色い。

若いシャイな父はあまり笑ってないけれど、今母の手の中の父は、ニコニコ笑っている。

 

 

桜の季節は少し前に終わって、ツツジが七部咲き。満開の時は火事のように赤いのではないか?

燃える様なツツジ。若い頃この辺りをデイトした二人の心も、燃えていたに違いない。

 

 

 

 

 

 

 


宮崎(2012/04/17)シーガイア

2012-04-27 | 宮崎

今回の宮崎。伴海社長、予算の関係で相当切り詰めて、

同行者達をこき使って(ごめんよぉー!)のツアーだったのだが、

最後の夜の宿泊はシーガイア。うわぁ。こんなご褒美が待っていたなんて。

従兄弟がこちらに勤めていて、ご招待してくださった。ありがとう!

夜は伯父さん伯母さんと、従兄弟、従姉妹達と夕食いただいて、

素敵な温泉にも入った。海辺の松林の中にある温泉。

海の香りや、松のざわめき、月の光。なんとも言えない空気。

そして良いお湯。「癒し」ってこういうことなんだなぁ。

オーシャンビュウの部屋から、飽きずに海を眺めていた。

つかの間の、満ち足りた気分。

感謝。感謝。

 

 

翌朝の日の出。忘れられない。