せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

スミレ、タチツボスミレ、アメリカスミレサイシン

2012-04-08 | 日記
スミレ

4月に入って暖かい日が続いて家を出ると道端にもうスミレが咲いていた。アスファルトの隙間に蟻が種を運んで発芽したに違いない。毎年増えている感じがして嬉しい。味気ないアスファルトに素朴な可憐な花をつけてくれてスミレに感謝。



タチツボスミレ

林縁を歩くとタチツボスミレが咲いていた。


タチツボスミレはもっともポピューラーで淡い紫色の花をつけ、側弁基部は無毛、距は紫色、小苞葉が花柄上部につく。




野原ではツクシ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが花をつけ始めていた。


オオイヌノフグリやヒメオドリコソウが群生している。なぜかオオイヌノフグリとヒメオドリコソウは仲良しでいつも一緒。


こちらではヤブイチゴが紅葉した葉と緑の葉がコントラストを見せている。



アメリカスミレサイシン

野原に小さな白い花が見えたので近づいてみるとスミレだった。


以前にもアメリカスミレサイシンを見たことがあったことを思い出した。2010-05-13のブログを見ると確かに今日のものと同じ。北アメリカ原産の帰化植物らしい。根茎はわさび状に肥厚しているという。今日は確認しなかった、残念。


側弁の基部付近に長さ1㎜またはそれ以上の扁平な毛が密生する。


辺りを見回していいると紫色の花が見つかった。葉も花も似ている。



花弁が白色で基部が紫色のものはプリケアナ(priceana)と呼ばれ、紫色の花はパピリオナケア(papilionacea)と呼ばれるらしい。