せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

カラスウリとキカラスウリ

2010-08-20 | 日記
古今集にある「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢としりせば醒めざらましを 」(小野小町)という歌をふと思い出した。先日BOOKOFFで買ってきた俵万智の『サラダ記念日』をさっき読んだからかもしれない。女の感性と男の感性は随分違う。違うからこそ面白いと感じるんだろう。短歌にもハマりそうだなあ。


職場駐車場わきではいたるところ藪一面をウリ科カラスウリが占めていた。

 
果実が大きくなってきている。秋になり熟せば赤くなる。



花は夜に咲くけど朝にはもうしぼんでいるから開いた花はなかなか見ることが出来ない。しかし夜に小雨が降ったりして花の先が開いたままになっていることがある。昼間に花を見つけられたら幸運。


カラスウリの花。花弁の形が星形で切れ込みがはっきりしている。カラスウリの葉は表面は毛が多く、ざらつく。


家の近くにあるファミリーレストランの塀にキカラスウリを見つけた。キカラスウリの花弁(白い裂片)はカラスウリより広がるが、糸状片はカラスウリより短い。キカラスウリの葉は毛が少なく表面に艶がある。