せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

シナガワハギ

2010-08-15 | 日記

家のすぐそばの駐車場につづく空き地にフヨウが満開なのでちょっと立ち寄ってみると、その横で黄色の小さなかわいい花をつけたマメ科シナガワハギがこれまた満開でフヨウに対抗しているかのようだ。

1m以上の高さがある。

葉腋や枝の先端から10㎝ほどの総状花序を出し長さ5mmほどの小さい黄色の蝶形花を密につける。


葉には細かい鋸歯がある?確認出来なかった。

ミズタマソウ

2010-08-15 | 日記

ガンクビソウのすぐそばでは水玉が点々と付いたようにみえるアカバナ科ミズタマソウを見つけた。

 
茎の先や上部の葉腋から花序をだし、小さな花をつける。花弁は2個で2裂。果実は卵形でかぎ状の白い毛が密生する。果実は球形で白毛が密生していてこれが水玉に見えるからこの名がついている。

ハナイカダとガンクビソウ

2010-08-15 | 日記

林の中はまだ涼しく感じられた。ハナイカダがその果実を葉の上に乗せている。果実が葉の中央に付着していることを知ってなければ葉が傾いてもどうして落ちないのか不思議に思うだろうな。


イヌシデの林の下でヤブタバコに少しにているが花は下向きではなくて横向きについている地味なキク科の花を見つけた。キク科ガンクビソウ。舌状花がないので目立たない。

 
花が横向きにつく様が煙管(キセル)の雁首(ガンクビ)に似ていることからガンクビソウと名がついている

ショウジョウソウ

2010-08-15 | 日記
外はうだるような暑さ。真夏日だろう。朝から蝉が一斉にでできて啼き始めるともう他の声や音は聞こえない。昔、二階の自分の部屋でなんかの試験勉強をしていた時、窓の外のシラカシの木のアブラゼミがあまりにうるさいので「うるさ~い!」と叫んだところ全く効果はなくてもっと激しく啼き始めた。蝉の啼き声は気にしてはいけない。夏の風物詩として味わうものなんだ。


家からそう遠くないところの畑わきの花壇で、鮮やかな朱色の花?が目に入った。近づいてよく見ると赤い花に見えたのは苞葉のようだ。トウダイグサ科ショウジョウソウ。葉は互生して柄があり、中央部で深くくびれて先は尖る。


裏は赤くはないようだ。

 
茎の上部に数枚の朱紅色の苞葉がつき、トウダイグササ科だけあって中心部に花弁のない雌雄異花の杯状花序を集めて咲かせる。しかし朱紅色の苞葉が良く目立ち、花はあまり見栄えがしない。

猩々(ショウジョウ)とは古代中国で創られた空想上の獣で赤く長い髪の酒の好きの猿。現在では猩々はチンパンジー、大猩々はオランウータンをさす。ジョウジョウトンボ、ジョウジョウバエなどショウジョウのつく生物は体のどこかに赤いところがあるようだ。