せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ウバユリ

2010-08-05 | 日記
ある婦人が話をしてくれた。20年間飼っていた猫が亡くなった悲しみ。はじめ捨てられていた2匹の子猫を拾ってきて飼い始めた。2-3年後にミーが血液の病気で亡くなった。クーは長く生きてくれたがついに永眠した。お葬式では大きなカトレアを飾ってあげて、お別れの言葉を捧げた。「クーちゃん、長生きしてくれてありがとう、これから天国に向かって登って行くの、よいしょよいしょと、しっかり登って行ってね。ミーちゃんは以前のままでいるからすぐに見つかるよ。でもクーちゃんは長生きして変わっちゃったから、ミーちゃんに会ったら、僕こんなに年取っておじいちゃんになっちゃったけどミーちゃん僕クーだよと言うのよ。そう言わないと分らないから。お母さんももうすぐそこに行くから二人でお母さんが行くまで待っててね。そしてまた一緒に暮らそうね」話を聞きながら涙がでてきた。


林の中でウバユリを見つけた。

 
花が咲くとき、すでに葉(歯)がないことから、ウバユリ(姥百合)と名付けられているらしい。確かに葉はかなり傷んでいる。葉も他のユリの細長い平行脈とは異なり大きな丸型で網状脈。

 
近くで見つけたカノコユリの派手さとは対照的にかなり地味な印象。

ゴマノハグサ

2010-08-05 | 日記
今週は夏季休暇のつもりだったが、さすがに今日(8/4)はいつものように朝早くから職場へ出かけた。


午後一番暑い時間に近くの縄文貝塚を散策。何しろ暑いのでこの時間に歩いている人は少ない。


野原でゴマノハグサを観察。ゴマノハグサ科の他の植物(オオイヌノフグリ、マツバウンラン、トキワハゼ、トレニアなど)に比べてもっとも地味。最も地味な植物がどうして科の名前についているのだろう?


茎は直立して人の背丈以上ある。葉は卵形で鋸歯がある。細長い総状花序をつくり、黄緑色の小さな花を多数つけている。花冠は壺形。雄しべ4、雌しべ1。

 
ゴマノハグサの名は葉の形がゴマに似ていることに由来するらしい。左はゴマノハグサ、右はに畑に植えられていたゴマ、2010/7/23撮影。