大変好評だった吉祥寺 武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ/バール紀行もいよいよ最終回となりました。僕自身はイタリアは未経験ですが、マスターの紹介でイタリアの魅力の一端に触れることができ、いつかぜひ行ってみたいなと思っています。今回はその他のバールとして、フィレンツェ、ペルージャ(左下)、ミラノのエノテカ(ワインの販売許可有り)のバール(中央下)の画像を掲載しました。
最後にあたり、マスターから全体を通しての感想もいただきました。
マスター、また外国のカフェを取材される際にはぜひ紹介させてくださいね。
(マスターのコメント)
ペルージャのバール(左)では、夜にも行ったら私のためにカクテルを作ってくれて、ご馳走になってしまいました。もちろん白ワインを飲んでハンバーガーを食べた後ですが(計4.1ユーロ:690円)。
フィレンツェ、アルノ川畔のバールとミラノのエノテカのバール(下)ではグラスビールを飲みました(それぞれ3.5ユーロ:590円、3.1ユーロ:520円)。
(注)1ユーロ=168円(2007年7月22日現在)で換算
(イタリアのカフェ・バールについてのマスターの感想)
今回のイタリア・バール・カフェ巡りは、ローマから8都市を廻り最後にミラノでした。ここに掲載した店を含め、40軒位行きました。各都市のドゥーモ(聖堂)前の広場のバール、バスのキップを買うために利用したタバッキ(たばこ屋として許可)、ショーウィンドーがきれいなパスティッツエリア(菓子製造の許可)のバールなど、いろいろなスタイルのバールを利用しました。
免許が違うバールであっても、必ずバンコ(カウンター)があり、ほとんどの人が立ち飲みです。私の好きなパドヴァの「カフェ・ペドロッキ」、ホテルのラウンジのような店でもバンコがあります。
紹介したのは北イタリアの10都市だけですが、イタリアのカフェはこんな感じです。もちろん広場の観光客の寄るカフェは、テラス席やサロン・ド・テもあります。イタリア人はせっかちなのか、カフェで本を読んだりは、あまりしないそうです。田舎のバールでは新聞を読んでる人もいましたが。
いろいろ入ったバールですが、田舎の駅近くのバールやトイレを利用するために入ったバールでは比較的ゆっくりと時間が流れ、エスプレッソやビールを飲んだりして、町の人たちを観察するのがとても楽しかったです。
前もってガイドブックで調べたバールは、やはり凄くはやっていて、店員も応対が素晴らしく、圧倒されながら、やはり楽しい時間を過ごさせていただきました。イタリアのバールは、日本の喫茶店とは違った雰囲気とスタイルですが、ほんとに楽しい、私自身のためになるバール巡りでした。
(参考Web)
・イタリア政府観光局 HP
・武蔵野珈琲店の紹介(当ブログ)
・他のイタリアのカフェ・バールの紹介(当ブログ)
・「カフェの光景」/ローゼ・マリー、ゾンマー・バンメル著(amazon.co)
・「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」/林 茂 著(amazon.co)
サイト内に掲載されているすべての写真画像は、クリックで拡大画像にリンクしています。
イタリアのカフェ、いろいろ紹介して頂いてますが
どこもすばらし過ぎて、ためいきが出ます。
この上のカフェの雰囲気が、私が目指すような
感じになるでしょうか。
武蔵野珈琲のマスターとは、お話ができて
アドバイスなども、頂きました。
ここの写真より、実際の方が素敵な方ですね!
マスターとの会話で、chacoさんのお店のイメージ作りの上でヒントが得られたでしょうか。
どんなお店になるのか楽しみにしていますよ。