吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

井の頭公園内のオープンカフェテリア「うさぎ館 Cafe du lievre」

2006年11月23日 |  ・喫茶店、カフェ

昼(上)と夕方(右下)のカフェ

 今年新しく井の頭公園内に開店したお店です。
 吉祥寺駅からジブリ美術館に行く道すがら、林の木立に囲まれたオープンカフェテリア(寒い時期には室内カフェとなります)で、フランスのブルターニュ地方の郷土料理ガレットを中心としたメニューが特色となっています。
 同じく井の頭公園内にある「ペパカフェ・フォレスト」、公園北口の「ペパーミントカフェ」、井の頭公園駅前の「宵待草」とは姉妹店なのだそうです。


 ブルターニュ地方の名物料理であるガレットは、そば粉を使ったクレープで、そばというと日本独自のものというイメージがありますが、アジアはもちろん、ヨーロッパやアメリカ大陸でも栽培されているのだそうです。メニューには野菜のトマト煮や魚介のカレークリーム煮など5種類ほどあり、サイズも大きく結構これだけで満腹となりました。スープとサラダがついたセットで1250円です。「宵待草」でもそうでしたが、各種のハーブティーを楽しむことができます。


 オーナーである吉田キミコさんは画家、人形作家としても活躍されていて、うさぎ館の名は、吉田さんの作品の主要モチーフであるうさぎに因んでのようです。カフェの2階のスペースは吉田さんの仕事部屋となっていて、いずれギャラリーとしてオープンの予定とのことでした。

(参考)
 ・地図情報:うさぎ館
 ・吉田キミコさんの作品「雪うさぎ」
 ・カフェ「宵待草」(当ブログ)
 ・「ペパカフェ・フォレスト」(当ブログ)


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世田谷美術館(都立砧公園内)

2006年11月12日 | 美術館探訪

世田谷美術館(画像上・右下)

 世田谷美術館は緑豊かな都立砧(きぬた)公園内にあって、最寄り駅の東急田園都市線 用賀駅から徒歩で17分ほどです(バスもあります)。
 12月10日まで開催されている美術館開館20周年を記念した「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」と題したアンリ・ルソーと彼に影響を受けた内外の画家達の作品を展示した企画展を観てきました。この美術館を訪れるのは数年前のミロ展に続き2回目でした。
 日曜日の午前中の館内は結構混んでいました。代表作として知られる「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」を始めとする23点のルソーの作品とアンドレ・ボーシャンなど素朴派の画家達の作品、それにルソーの作品に影響なり啓示を受けた日本の近代・現代の画家達の作品を概観できたのは収穫でした。

 本家のルソーの作品以外の海外素朴派の作品には正直それほど感銘を受けなかったけど、僕の好きな国内画家達(岡鹿之助、松本竣介、加山又造、有元利夫)の作品をそれぞれ複数点観ることができ、事前の予習をして行かなかったこともあり思いがけない出会いがうれしかった。
 とくに、今まで松本竣介とルソーを結びつけて考えたことはなかったけど、こうして企画展の中で対置されると、その影響の大きさを見出さざるを得ません。

 世田谷美術館にはレストランも併設されていて、この日は開店(11時から)前から予約がいっぱいだったので、残念ながらパスしました(ランチコースは1700円から)。
 世田谷美術館の位置する都立砧公園(画像左上)には広大な芝生の広場があり、日曜日ということもあって家族連れで賑わっていました。公園から用賀駅までは雰囲気のいいプロムナード(遊歩道 画像右)が整備されていて、20分ほどの道のりなので余裕があれば歩かれることをおすすめします。

(参考)
 ・世田谷美術館HP
 ・都立砧公園
 ・地図情報:世田谷美術館周辺 
 ・アンリ・ルソー(Wikipedia)
 ・松本竣介(Wikipedia)




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吉祥寺紹介の索引を更新しました

2006年11月10日 | 吉祥寺(索引)

(吉祥寺北口駅前)右下は喫茶店「ナローケーズ」からの夜景(2011年以前)

 吉祥寺紹介アイテムも増えてきたので、以下のようにカテゴリー分けしました。
 記事の項目をクリックするとリンクします。

喫茶店、カフェ
 ・「武蔵野珈琲店」
   ・武蔵野珈琲店でお花見(1)
   ・武蔵野珈琲店でお花見(2)
 ・「かうひいや3番地」 (2012年鎌倉からリターン)
 ・ 「フルーラン」
 ・「STONE ストーン」(2010年3月閉店)
 ・「ゆりあぺむぺる」
 ・「SEINA CAFE」
 ・「カフェ・ビシュエ」
 ・「ナローケーズ」
 ・「近江屋」
 ・「レモンドロップ」
 ・「花仙堂」
 ・「cafe de 伊万里」
 ・「武蔵野文庫」
 ・「くぐつ草」
 ・「うさぎ館」
 ・「Pepacafe FOREST」
 ・「宵待草」
 ・ミカワ喫茶「糸きりだんご」
 ・コーヒーチェーン店の激戦区
 ・「サンマルクカフェ」
 ・毎朝の「ドトール」
 ・「バロック」の第九を聴く会
 ・クラシック喫茶「バロック」
 ・吉祥寺のジャズ喫茶

 ○ ジャズバー、ジャズクラブ
 ・ジャズ喫茶・ライブハウス「メグ MEG」
 ・ジャズライブバー「赤いからす」
 ・ジャズクラブ「サムタイム SOMETIME」
 ・ジャズバー「ファンキー Funky」
 ・ジャズバー「スクラッチ SCRATCH」
 ・ジャズバー「ボニーアンドクライド」
 ・ジャズバー「ジョン・ヘンリーの書斎 JOHN HENRY's STUDY」
 ・ジャズバー「モア more」

その他
 ・「小ざさ」の羊羹
 ・「小ざさ」の最中
 ・松坂牛専門店「サトウ」のメンチカツ
 ・吉祥寺秋まつり 宮神輿渡御

井の頭公園:別カテゴリーとして紹介

ジブリ美術館:別カテゴリーとして紹介


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日本スリーデーマーチ 50kmコースに挑戦

2006年11月06日 | ウォーキング

比企丘陵 槻川に沿って歩く(11/3 50kmコース)

 11/3~11/5に埼玉県東松山市で開催された第29回日本スリーデーマーチに2日間参加し、初日の50kmコースと2日目の20kmコースを歩きました。
 この大会は国内では最大のウォーキングイベントだそうで、昨年は3日間で延べ8万人もの人々が東松山市周辺に広がる比企丘陵を中心とするコースを歩いたそうです。
 50kmという長いコースを歩くのは今回が初めてでした。50kmの距離は東京駅を基点とすると、西方面では高尾山、北はつくば、東は成田に至る距離にほぼ等しく、ほんとに歩けるんだろうかと直前まで不安でした。
 50kmコースのスタートは、朝まだ早い 6時~6時45分で、家からは電車で2時間ほどかかるため、家を4時半に出て会場の小学校に着いて出発したのは6時半過ぎでした(画像右)。

 初日は"和紙の里・武蔵嵐山ルート"と名付けられた東松山から西に向かって歩くコースで、比企丘陵のひっそりとした里山を経由し、コースのハイライトとなる槻川沿いに展開する武蔵嵐山渓谷を抜けてスタート地点に戻ってきます。
 田園が広がる里山の風景はどこか懐かしい郷愁の思いを誘い、午前の爽やかな大気の中を気持ちよく歩けました(画像左)。こういう道をいつまでも、どこまでも歩いてみたいと切に思います。


  中間地点に当たる小川町総合運動公園で昼食を取り、5kmほどで槻川沿いの道(画像Top)に入るとやがて岩肌が美しい嵐山(らんざん)渓谷に至ります。
 途中で30km、20km、10kmのそれぞれのコースを歩く人たちと合流し、ゴール到着が15時30分、スタートからちょうど9時間ほどの行程でした。意外にも体力的には余力を残してのゴールでしたが、右足の指の付け根にマメを作ってしまい、残り10kmを過ぎてからは結構痛むようになりました。





森林公園 コスモスの咲く広場(11/4 20kmコース)

 2日目は足のマメが痛いまま 20kmコースに参加しました。初日より1時間遅い7時半過ぎのスタートで、昨日とは打って変わって、終始大勢の人と列になっての歩きとなりました。
 2日目は北に向かう"吉見百穴・森林公園ルート"で、森林公園は子供たちが小さい頃にサイクリングに訪れて以来でしたが、広大な芝生の広場の一画には満開のコスモスが咲き誇っていました。
 
 中高年が主体のウォーキングマーチですが、この大会では中高生のグループや子連れファミリーなど若い世代の参加も多く見かけました。昨日は20kmコースに参加の幼稚園児御一行(画像左)にも出会いましたが、始終道草しながらの歩きで、先生はさぞ大変だったろうな。
 来年は3日目の"都幾川・千年谷公園ルート"を歩いてみたい。

(参考)
 ・スリーデーマーチの紹介(東松山市役所HP)
 ・地図情報:東松山周辺
 ・嵐山渓谷・観光情報
 ・国営武蔵丘陵 森林公園
 ・ウォーキングマーチ参加レポート(当ブログ)

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