吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

井の頭公園のシャガの群落、ヒトリシズカ、イチリンソウ

2006年04月30日 | 花図鑑(春)

シャガの群落(4/17撮影)

○ シャガ(アヤメ科アヤメ属)
 4月の中旬、井の頭公園のあちらこちらに群生しているシャガが開花していました。
 やや暗く湿った場所を好んで生える野草ですが、アヤメ科らしくとても美しい花です。
  





○ ヒトリシズカ(センリョウ科チャラン属)

ヒトリシズカ(4/17撮影)
 
 井の頭公園の弁財天の近くに種々の野草を栽培している区画があって、ヒトリシズカやイチリンソウなどの花が咲いていました。
 "一人静"とは、なんとも情緒のある名ですが、花言葉は「隠れた美しさ」だそうです。たしかにひっそりとした花のたたずまいは、名前を裏切らない美しさだと思います。花穂(かすい)が二つあるフタリシズカという同属の野草もあるそうです。


○ イチリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)

イチリンソウ(4/17撮影)
 
 花が一輪だけ咲くことから付けられた名ですが、同属にやはり白い花を二輪つけるニリンソウもあり、こちらもこの野草コーナーに植えられていました。
 ニリンソウは山菜として食べられますが、イチリンソウのほうは有毒なのだそうです。
 
(地図情報)
 ・シャガの群落
 ・野草栽培区画

サイト内に掲載されているすべての写真画像は、クリックで拡大画像にリンクしています。

日立中央研究所庭園 春の一般公開

2006年04月15日 | 野川

日立中央研究所庭園内の大池

 国分寺駅の北口から歩いて5分ほどの日立中央研究所の庭園は、春の桜の開花と秋の紅葉の時期にそれぞれ一日だけ公開されています。昨年11月20日の秋の公開に続き、4月9日の春の公開にも訪れました。
 秋の幾分さびし気な雰囲気とは打って変わって、うららかな春の日、たくさんのお花見の人たちで混雑していました。


 この庭園の池の水が野川の源流のひとつとなっていますが、池の周囲に植えてある満開の桜(ソメイヨシノやシダレザクラなど)の花と、ユキヤナギ(バラ科シモツケ属)の白い花、ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)の黄色い花が色彩の交響楽を奏でていました。




 

(参考)
 ・日立中央研究所庭園HP
 ・秋の日立中央研究所庭園(当ブログ)


(地図情報)
 ・日立中央研究所


サイト内に掲載されているすべての写真画像は、クリックで拡大画像にリンクしています。

西荻の喫茶店「ダンテ」は落ち着いた雰囲気がいい

2006年04月01日 | 西荻窪

 西荻には雰囲気ある喫茶店がいくつかありますが、その中のひとつ「ダンテ」は駅南口から歩いてすぐのところにあります。
 山小屋風の内装の店内には10席ほどのカウンター(禁煙席)と20席ほどのテーブル席があり、カウンターはテーブル席より一段低い位置になっています。壁には建築の絵などが架かり、天井にはファンが回っていて、店の奥には煉瓦造りの暖炉もあり、全体としてとても落ち着いた雰囲気です。

 サイフォンで淹れてくれるダンテ・ブレンド(500円)はコクがあり、チーズケーキなどケーキ類が300円、各種紅茶(600円)もあります。
 BGMはバラエティに富んでいますが、幾度かバッハが流れていたのでマスターの好みかもしれません。営業時間は13時~22時。

 
(参考)
 ・地図情報: 西荻窪「ダンテ」


サイト内に掲載されているすべての写真画像は、クリックで拡大画像にリンクしています。