吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

西国分寺のクルミドコーヒーでくるみ割り

2012年04月27日 | 国分寺



  
 お店のホームページによれば、西国分寺は中央線の中で一番乗降客の少ない駅だそうですが、そんな西国分寺駅の南口にある「クルミドコーヒー」は、地下から2階まで客席のあるなかなか大きな構えの喫茶店です。
 地下のテーブルには、樹齢300年の栃の木の一枚板を使っているなど、随所にこだわりが感じられます(画像左)。
 自慢の水出しコーヒーは、樹皮からポタポタとしみ出す水を使って、1秒に1滴ずつ、8時間(!)かけて抽出するのだそうで、深煎りでもエグさがなくて、すっきりとした味わいでした。地下席では、棚に置いてある抽出中のコーヒーを見ることができます(画像)。

 テーブルにはくるみの入った入れ物と、くるみ割りが置かれていて(画像)、自分で割って食べることができ、自家製ケーキなどのメニューも充実しています。BGMにはバロック音楽が流れていましたが、定期的に手動蓄音機によるコンサートなどのイベントも開かれているようです。お鷹の道への散歩の際に、立ち寄ってみることをおすすめします。

 営業時間:午前10時30分~午後10時30分、定休日は木曜日
            
(参考)
・地図情報: クルミドコーヒー
クルミドコーヒー HP
クルミドコーヒー ブログ 
「お鷹の道」紹介(当サイト)

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国分寺 お鷹の道と"おたカフェ"

2011年07月25日 | 国分寺


おたカフェ



お鷹の道

  
 "お鷹の道"は、西国分寺駅あるいは国分寺駅から歩いて15分ほどのところにある清流沿いの小径で、約350メ-トルの区間が遊歩道として整備されています。この清流は国分寺崖線(ハケとも呼ばれる)下の湧き水で、野川に注いでいますが、この辺りを真姿の池湧水群として、1985年に当時の環境庁(現 環境省)から、名水百選に選ばれています。今回は西国分寺から都立武蔵国分寺公園を通って真姿の池に至るルートを歩きました。真姿の池には弁財天(画像右)が建っていて、知人によるとたいへんご利益があるというのでお参りしてきました。 

 真姿の池から道を下り、右に曲がって清流沿いに少し歩いたところに、"おたカフェ"があります。このカフェは"史跡の駅"として、国分寺市が東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会に委託し、 向かいにあるおたかの道湧水園のチケット販売や史跡地域の総合案内、等を行う施設であるとのことです。店内(画像左)は開放的で明るく、テーブル席とグッズの販売コーナーが置かれています。営業時間は、9:00~17:00 で月曜定休です。
 お鷹の道をさらに行くと市名の由来となっている武蔵国分寺桜門があります。この寺は江戸時代の1733年に復興された新しい国分寺で、境内には薬師堂、仁王門、万葉植物園があります。植物園は、万葉集の歌人が好んで歌の題材とした植物を集めたものです。
           
(参考)
「おたカフェ」HP
・地図情報: おたカフェ
お鷹の道(国分寺市のページ)
国分寺崖線について(Wikipedia)
お鷹の道・真姿の池湧水群(名水百選)
都立武蔵国分寺公園

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国分寺の名曲喫茶「でんえん」で回顧、懐古

2005年11月12日 | 国分寺

 高円寺の「ネルケン」、阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」、荻窪の「ミニヨン」などとともに中央線沿線にある名曲喫茶の老舗と言える店です。
 昭和32年に開店した当時は漫画家のたまり場で、「ゴルゴ13」のさいとうたかをや、「フーテン」や「漫画家残酷物語」の永島慎二などが常連だったとのことです。国分寺駅北口から歩いて2、3分の距離ですが、目立たないので意外と見つけにくいかもしれません。

 たぶん改装など今までしたことがないんだろうなと想像される店の外観や内装です。
 手前と奥とで合計30席ほどある店内に座って、スピーカーから流れるピアノ曲などを聴いていると、過去の思い出が走馬灯のように駆け巡ったりする人が、きっといるのではないだろうか。
 ブレンドコーヒーが450円、営業は12時から20時まで、木曜日と第1水曜日が定休日です。

(参考)
 ・「でんえん」(NASCIさんのHP)
 ・地図情報: でんえん
 ・高円寺「ネルケン」(当ブログ)
 ・荻窪「ミニヨン」(当ブログ)

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