吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

高円寺の「カサ・デ・エスペランサ」でフラメンコに酔った

2005年10月23日 | 高円寺

 高円寺南口にある「カサ・デ・エスペランサ」は、今年開店34年目となるフラメンコのライブスポットです。先日ここで知り合いが通っているフラメンコ教室の発表会があり、応援に行って来ました。 教室の発表会といっても、ソロで踊れるのは選ばれた人だけで、それぞれなかなかレベルが高く、一人10分間ほどのステージは迫力満点でした。バックを務めるギタリストやボーカリストはプロの方々だそうです。
  
 この日は第1部がソロ・ダンスで、第2部は自由参加ということで、2部ではさほど広くないステージ(右上の写真)で10人くらいが乱舞し、ちょっとすごかった。
 店内は2階構造になっていて、料金は、1ドリンク、おつまみセットで4000円、プラス1500円で飲み放題となります。
 
(参考)
 ・カサ・デ・エスペランサ HP
 ・地図情報: カサ・デ・エスペランサ

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吉祥寺の月窓寺で観た薪能は虫の音がBGM

2005年10月19日 |  ・その他

 毎年、月窓寺の境内で行われている薪(たきぎ)能ですが、今年は20周年に当たるということでした。演目は、能「楠露」、狂言「二人袴」そして仕舞と続き、最後は能「高砂」で閉じられました。
 僕は能や狂言を間近で観るのは今回が初めてで、退屈ではないかという危惧がありましたが、能のお囃子や舞の所作が興味深く、狂言にも笑えたし、舞台の両側に置かれた篝火(かがりび)の炎の揺らぎや虫の音も情緒を盛り上げていて、とても楽しめました。 
  
 もっと楽しめるようになるために、もう少し能や狂言に関する基礎知識を吸収した上で、これからも機会を見つけて鑑賞し、いつか幽玄な能の世界の一端に触れることができればいいなと思っています。

(地図情報)
 ・地図情報: 月窓寺

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国立楽器ホールのベーゼンを弾いて角聖子コンサートを聴いた

2005年10月15日 | 国立


 10月8日の夕方からの角聖子さんのピアノソロ・コンサートを聴きました。曲目は、バッハの小品や、チック・コリアのチルドレンズソングからと、ホルスト原曲の「ジュピター」、シューベルトの歌曲をリストが編曲した「君こそは憩い」などでした。
 実は同じこのホールで、昼間に大人のためのピアノ発表会があり、角さんが弾いたのと同じピアノ(1000万円以上するベーゼンドルファー)で、僕も弾かせてもらっていたのでした(右の写真)。
 角聖子さんは、大人(とくに我々オヤジ族)のためのピアノ指導の第一人者でもあって、NHKで放映された「お父さんのためのピアノ講座」の講師を務めたことでも知られています。
 僕は、大人のピアノが話題になるずっと以前に、バッハの2声のインヴェンションと、ジャズピアニストのチックコリアが作曲したチルドレンズソングをカップリングした角さんのCDを聴いて、どちらの曲集の演奏も僕が聴いた限りの最高の演奏だと思っていました。表情豊かに鳴り響くベーゼンは、昼間と同じピアノとはとても思えませんでした。
 このホールでは、11月5日(土)に富士通コンコードジャズフェスティバル2005が開催され、ベニー・グリーン(p)とラッセル・マローン(g)のデュオコンサートがあり、こちらも聴きに行くつもりでいます。

(参考)
 ・ 国立楽器 HP
 ・ 角聖子 HP
 ・ 国立楽器ホールで辛島文雄トリオを聴く(当ブログ)
 ・ 富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル2005
 ・ 2声のインヴェンション/バッハのディスク紹介(メインHP)
 ・地図情報: 国立楽器