吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

吉祥寺「ゆりあぺむぺる」は落ち着いた雰囲気の喫茶店

2006年08月20日 |  ・喫茶店、カフェ

 南口を出て1分ほどのところにあるシックで落ち着いた雰囲気の店で、昼間は1階(25席ほど)のみの営業ですが、夕方からは2階席もオープンします。
 不思議な響きの店の名は外国語ではなく、宮沢賢治の詩「小岩井農場」の一節から取られています。手持ちの詩集の注によると、このユリア、ペムペルとは農場の牛に、仏教的な素足の生物を連想した幻想上の名であるらしい。
 
 わたくしははっきりと眼をあいてあるいているのだ
 ユリア ペムペル わたくしの遠いともだちよ
 わたくしはずいぶんしばらくぶりで
 きみたちの巨(おお)きなまっ白なすあしを見た 

 詩集「春と修羅」所収"小岩井農場 パート九"より

 ブレンドコーヒーは、浅煎り、中煎り、深煎りの3種(各500円)あって、ペーパードリップでていねいに淹れてくれます。すっきりとした酸味のある味わいです。
 スイーツも各種あり、バナナとクリームをあえた上にチョコレートをかけたバナナフルール(480円)がおいしかった。
 夕方からオープンする2階席ではカクテルなども飲めるそうです。
 営業時間は11時半から夜12時まで。水曜定休。
 (画像上:1階窓際席、画像右下:2階席に飾られていたスタンド)


(参考)
 ・吉祥寺「ゆりあぺむぺる」HP
 ・地図情報: 吉祥寺「ゆりあぺむぺる」
 ・宮沢賢治の詩の紹介(My HP)  
 

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八王子まつり 山車と神輿の競演

2006年08月06日 | 八王子
 
 地元八王子の夏のメインイベント"八王子まつり"が8月5日と6日の2日間開催され、山車(だし)と神輿(みこし)がJR八王子から西八王子にかけての甲州街道(国道20号)約1.8kmの区間で競演しました。
 6日の夕に見物しましたが、10台ほど巡行する山車がすれ違うときに山車を寄せ囃子(はやし)を競う合う「ぶっつけ」がそこここで行われていました。市の指定有形文化財に指定されているという山車にはそれぞれ凝った彫刻が施され伝統を感じさせるものでした。
 来年は約4トンもの重さの大神輿を1600人もの担ぎ手が操るという「千貫みこし」を観てみたい。

  
 
(参考)
 ・ 八王子まつり 公式サイト


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