吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ紀行⑬ アンティコ・アンブロジアーノ/ミラノ

2007年08月26日 | イタリアのカフェ・バール紀行

店の入口(上)、テラス席(右下)、カウンター席(左下)

 吉祥寺 武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ/バール紀行の第13回目は、ミラノの「アンティコ・アンブロジアーノ ANTICO AMBROSIANO」です。
 とくにミラノ地域のカフェ、バールの紹介が充実している「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」にこの店は掲載されていなくて、この店の向かい側のバール(店名不明:マスターの撮った画像はこちら)も同じなので、どちらもこのエリアに割と新しくオープンした店なのかもしれないけど、どうなんだろう。

(マスターのコメント)
 ミラノの町のシンボルである荘厳なるゴシック建築のドゥーモからヴィットリオ・エマヌエーレ2世大通りを少し入ったところにあります。まずは店内でエスプレッソをいただき(0.95ユーロ:160円)、テラス席で行きかう人々を眺めながら、ビールと野菜のピッザ(画像下、計16ユーロ:2690円)で寛ぎました。
 さすがにミラノです。活気があり、みんなカッコイイ。私が旅で一番好きな時間です。海外のカフェでひとりお茶を楽しみ、街行く人々を眺める。至福の時です。過ごしてきた何日間を振り返り、あと残りの日々を考え、ボケーとただなんとなく街を眺める。あ~ぁ、もっと旅の時間とお金が欲しい!
 
 (注)1ユーロ=168円(2007年7月22日現在)で換算



(参考Web)
 ・イタリア政府観光局 HP 
 ・武蔵野珈琲店の紹介(当ブログ)
 ・他のイタリアのカフェ・バールの紹介(当ブログ)
 ・「カフェの光景」/ローゼ・マリー、ゾンマー・バンメル著(amazon.co)
 ・「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」/林 茂 著(amazon.co)

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武蔵野珈琲店マスターのイタリアカフェ紀行⑫サンタンブロース/ミラノ

2007年08月12日 | イタリアのカフェ・バール紀行

カメリエーレ(ウェイター)(上)、カウンターの女性(右下)、テーブル席(左下)

 吉祥寺 武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ/バール紀行の第12回目は、ミラノの「サンタンブロース SAINT'AMBROEUS」です。
 「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」によると、この店は高級ショッピング街モンテナポレオーネ通りのサンバビラ側からすぐ内側のマッテオッティ通りに曲がったところに位置するBARパスティチェリーアで、有名人も多く立ち寄る店です。とくにパスティチェリーア(菓子店)としては、ミラノの中心地に地下工場を持ち、ケーキ、菓子類ほかチョコレートも作り、また、コンフェッティ(小粒の砂糖菓子)などお祝い用のきれいな包装でも知られているとのことです。
 
 (マスターのコメント)
 ここは1936年創業の老舗菓子店兼カフェです。ミラノには素敵な店が多いのですが、この店も雰囲気がよく、きれいで、店員がきびきびと働いておりました。
 まずはバンコ(カウンター)でエスプレッソを1杯(1.1ユーロ:185円)、そして隣に来た常連のおばあちゃんが頼んだものが気になり、さりげなく若いおにいさんに同じものを頼みました。モンテカルロといって、エスプレッソとココアを混ぜ、クリームを入れておりました(1.4ユーロ:235円、画像右下)。ココアの苦さの中にコーヒーの苦さが少し感じられ、おいしかったです。砂糖は入っておりませんので自分で入れました。
 

 この店はコーヒーにはチョコレートが必ずつきます。これだ、と思い、お土産用に欲しいと言いますと、この品だけは分けていないとのことで残念でした。
 店の右奥のケーキ販売のカウンターで、13種類のチョコレート全部を混ぜて1キログラム購入しました(60ユーロ:10080円)。カウンターの女性にカメラを向けるとニコッと笑ってくれました。
 
(注)1ユーロ=168円(2007年7月22日現在)で換算


(参考Web)
 ・イタリア政府観光局 HP 
 ・武蔵野珈琲店の紹介(当ブログ)
 ・他のイタリアのカフェ・バールの紹介(当ブログ)
 ・「カフェの光景」/ローゼ・マリー、ゾンマー・バンメル著(amazon.co)
 ・「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」/林 茂 著(amazon.co)

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武蔵野珈琲店マスターのイタリアカフェ紀行⑪ジャコーザ、ジッリ/フィレンツェ

2007年08月05日 | イタリアのカフェ・バール紀行

ジャコーザのテラス席(上)、店の入口(右下)

 吉祥寺 武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ/バール紀行の第11回目は、フィレンツェの「ジャコーザ GIACOSA」と「ジッリ GILLI」の2店です。
 1815年に開店したジャコーザは、昔は菓子類・チョコレートなどフィレンツェ貴族御用達の店として知られていて、現在ではイタリア全土で人気のカクテル、ネグローニが生まれた店としても有名とのことです(「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」より)。

(マスターのコメント)
 プラダやサルヴァトーレ・フェラガモなどの高級ブティックが集まるトルナブオーニ通りのロベルト・カヴァッリのブティック横にあります。お昼頃だったため、小さな店の左側テーブル席4卓は満杯、入ってすぐ右側の小さなテーブルのある立ち席と奥右側のカウンターも人だかり、圧倒されてUターンしようかと思いましたが、場違いもなんのその、「研修、研修」と思い、カウンターでインゲンなどが入ったたっぷりのサラダとパンと水(計7ユーロ:約1180円)を貰い、さりげなく周りの人たちを眺めながらいただきました。サラダがとてもおいしく、量もあり満足でした。
 それにしても、みなさんカッコイイ! フィレンツェ社交界の中心の店とはいえ、男性はスーツにネクタイ、又はノーネクタイにジャケット、これがまたきまってる。女性も私みたいな田舎者でもわかるくらい洗練された着こなし。そんなわけでカメラを向けられませんでした。
 



ジッリの外観(上)(左下)

 1733年、スイス人ジッリ兄弟により開店したジッリは、最初は甘いパンを売る店だったそうです。オーストリアとの戦いの際もフィレンツェのみならず各地から芸術家などが集まり、歴史上重要な店になったとのこと(「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」より)。

(マスターのコメント) 
 レプップリカ(共和国)広場にある老舗のカフェ。広場にテラス席、店内にはレストランもあります。私はバンコ(カウンター)でエスプレッソ(1ユーロ)をいただきました。そして写真を撮っていいですかと聞いたところ、マネージャーらしき人に断られてしましました。店のカードをよこし、ホームページ(こちら)で見ろとの事でした。ガイドブックに"カメリエーレ(ウェイター)の一部が強引に食べ物をすすめて不快、との投稿あり" とありましたが、さもありなんです。おしゃれなきれいな店なので惜しい気がします。 
 (注)1ユーロ=168円(2007年7月22日現在)で換算

(参考Web)
 ・イタリア政府観光局 HP 
 ・武蔵野珈琲店の紹介(当ブログ)
 ・他のイタリアのカフェ・バールの紹介(当ブログ)
 ・「カフェの光景」/ローゼ・マリー、ゾンマー・バンメル著(amazon.co)
 ・「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」/林 茂 著(amazon.co)

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