吉祥寺 武蔵野珈琲店マスターのイタリア・カフェ/バール紀行の第9回目は、ペルージャの「サンドリ」です。ペルージャはイタリア中部に位置し、人口は15万人ほど。フランチェスコ聖堂のあるアッシジ最寄りの町です。
1860年開店のこの店は、最初はパスティッチェリーア(ケーキ屋)でしたが、たちまち芸術家の集まる店となったそうで、天井にはフレスコ画が残っているとのことです(「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」より)。
(マスターのコメント)
ウンブリアの州都ペルージャは、エトルリア時代に源を発する丘の上の町です。いたるところに古代ローマ以前の美術、史跡が残っている一方で、外国人のためのイタリア語講座がペルージャ大学に設けられているため、国際色にもあふれています。町の中心、プリオーリ宮の前にサンドリはあります。
ここはアイスクリームもケーキもワインもあります。創業者はスイス人だそうです。赤のジャケットと蝶ネクタイがとても新鮮でした。私はショコラとエスプレッソを頼みました。座っていただいたのですが、エスプレッソは0.8ユーロ、ショコラは2.6ユーロでした。味はふつうでしたが、あまり広くない店のわりにはすごく洗練された感じを受けました。赤いジャケットのせいでしょうか?
(参考)1ユーロ=168円(2007年7月22日現在)
(参考Web)
・イタリア政府観光局 HP
・武蔵野珈琲店の紹介(当ブログ)
・他のイタリアのカフェ・バールの紹介(当ブログ)
・「カフェの光景」/ローゼ・マリー、ゾンマー・バンメル著(amazon.co)
・「イタリアのBAR(バール)を楽しむ」/林 茂 著(amazon.co)
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