吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

西荻窪「物豆奇」はレトロな喫茶店

2007年02月24日 | 西荻窪

窓際の席(上)と外観(右下)

 「物豆奇」は、"ものずき"と読みます。僕のお気に入りの古書カフェ「ハートランド」の隣です。「ハートランド」で古本を漁りがてらコーヒーを飲んでもいいのだけど、ここではコーヒーよりハートランド・ビールのほうが似合いそうだし、のんびりするなら「物豆奇」がいい。
 20席ほどの店内にはたくさんのランプと柱時計が天井と壁を飾り、古い電話機やらラヂヲなども置かれています。柱時計のいくつかはちゃんと時報を打っていました。内装だけでなく、店の建物からしてとてもレトロだ。 

 西荻窪周辺には骨董、古道具、古美術などのアンティークを扱う店が集まっていて、この店のたたずまいもそうした街の雰囲気を反映しているようです。

 ブレンドコーヒーはすっきりとした酸味があってこれで400円は得した気分。パウンドケーキとガトーショコラが200円で、これまたおいしかった(コーヒーとパウンドケーキ)。
 BGMの古いジャズを聴きながらボケーッとするのにいいお店です。


(参考)
 ・地図情報:物豆奇
 ・古書カフェ「ハートランド」(当ブログ)


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西荻の喫茶店「ダンテ」は落ち着いた雰囲気がいい

2006年04月01日 | 西荻窪

 西荻には雰囲気ある喫茶店がいくつかありますが、その中のひとつ「ダンテ」は駅南口から歩いてすぐのところにあります。
 山小屋風の内装の店内には10席ほどのカウンター(禁煙席)と20席ほどのテーブル席があり、カウンターはテーブル席より一段低い位置になっています。壁には建築の絵などが架かり、天井にはファンが回っていて、店の奥には煉瓦造りの暖炉もあり、全体としてとても落ち着いた雰囲気です。

 サイフォンで淹れてくれるダンテ・ブレンド(500円)はコクがあり、チーズケーキなどケーキ類が300円、各種紅茶(600円)もあります。
 BGMはバラエティに富んでいますが、幾度かバッハが流れていたのでマスターの好みかもしれません。営業時間は13時~22時。

 
(参考)
 ・地図情報: 西荻窪「ダンテ」


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西荻窪の古本&喫茶「ハートランド」

2005年05月20日 | 西荻窪


 古本&喫茶の「ハートランド」は、中央線沿線の数ある古書店の中で、僕のお気に入りのお店の一つです。
 本の品揃えが、海外文学、映画、音楽関連の本が多く、それに数はそれほどないけどペーパーバックも置いてあって、コーヒーが飲めて、ビール("ハートランド"もあります)だって飲めるなんて、これ以上望むのは贅沢(ぜいたく)というもの。
 この日は、「Heart of Darkness 闇の奥」(コッポラの映画「地獄の黙示録」の原作)他、コンラッドの短篇3作を収録したもの(300円)と、ニュー・サイエンスの古典的作品となっているカプラの「The Turning Point ターニング・ポイント」(100円)の2冊のペーパーバックを買いました。どちらも特価本価格でした。

(追記)残念ながら2007年5月末にハートランドは閉店となりました。

(参考)
 ・ Bookstore & Cafe「ハートランド」HP
 ・ハートランドビール
 
(地図情報)
 ・ ハートランド