吉祥寺と周辺の街散歩

吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。

環状七号線地下にある巨大トンネル式神田川調節池

2005年03月27日 | 神田川

(上・右下写真:調節池への取入口)

 神田川の環状七号線地下調節池は、かつて"暴れ川"だった神田川流域の洪水を防止するために、環状七号線の道路下約40mの地下に作られた内径が12.5mのトンネル式の調整池です。
 トンネルの総延長は約4.5kmで、第1期事業の2.0kmは24万立方mの貯留能力があり、平成9年に完成しています。第2期事業の2.5km(貯留能力:30万立方m)は平成7年に着工し、平成19年度完成予定となっています。

 右の写真の建物は、環七沿いにある取水施設で、管理棟、機械棟、ゲート棟の3棟で構成されています。
 取水施設の機能は、豪雨で川の水位が高くなったら、上の写真の取水口から地下のトンネル調節池に水を一時貯水し、雨がやんで水位が下がったら、貯水した水をポンプで川に戻すというものです。
 将来的には、この地下調節池が延長されて、東京湾へと至る約30kmの地下トンネルとなり、東京湾岸では神田川、善福寺川、石神井川など、10河川からオーバーフローした水が海へと放出されるとのことです。  

(参考)
 ・ 地図情報(中央の+印が調節池管理棟の場所) 
 ・調節池の構造図(取水施設前の説明板より)
   ① 水平断面図
   ② 垂直断面図 
  


龍光寺の八十八箇所巡り

2005年03月22日 | 神田川


 京王井の頭線と別れを告げてから200mほど歩き、宮前橋を左に行くと龍光寺と熊野神社が並んで建っています。
 龍光寺は真言宗の寺院で、本尊の薬師如来立像は平安時代末期(十二世紀後半)に造立されたものだそうで、江戸時代には難病にご利益のある薬師如来として信仰あつく、護摩の煙が絶えなかったといわれています。寺号の「龍光」は、井の頭池に住んでいた巨大な竜が川を下ってきて、この付近で雷鳴をとどろかせ、光を放って昇天したことに由来するとのこと。

 石段を登って入る境内には「新四国八十八箇所和泉霊場」があって、八十八体の石仏が数メートル間隔で並ぶ細い道を念仏を唱えながら通るのだそうです。石仏の高さは40~50cm位で、それほど古いものではないようです。霊場は土・日・祭日のみの開場となっていました。 

(参考)
 ・ 地図情報(中央の+印が龍光寺) 
 


「SCRATCH」 吉祥寺のジャズバーでランチでカレー

2005年03月17日 |  ・ジャズバー・クラブ
 
 「SCRATCH」は「ボニーアンドクライド」と同じビルの2階にある30席ほどのジャズバーです。
 壁にはジャズのLPジャケットが飾られ、マッキントッシュのプリアンプとメインアンプでBOSEのスピーカーを鳴らしていて、「ボニーアンドクライド」や、向かいのビルにある「JOHN HENRY's STUDY」と「more」などと比べ、一番ジャズ喫茶の雰囲気に近い店です。

 窓際の席でカツカレーセット(920円)を食べましたが、この店のランチの目玉はハヤシライスのようなので、次回はぜひトライしてみよう。

(参考) 地図情報(中央の+印の場所)

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「ボニーアンドクライド」 吉祥寺のジャズ・バーでランチでカレー

2005年03月12日 |  ・ジャズバー・クラブ
 「JOHN HENRY's STUDY」と「more」の入っているビルと、プチロードを挟んで向かい側にあるビルの地下にあるジャズバーで、同じビルの2階にはジャズバー「SCRATCH」があり、4店ともジャズ喫茶「MEG」のオーナーである寺島靖国さんの店です。店同士互いに競合しないように出店場所を分散させたほうがいいように思うのだけど、どちらも寺島さんの持ちビルなんだろうか。

 今年が開店30周年に当たるという店内は4~5人のテーブル席が主体で、全部で40席弱位です。JBLのスピーカーからは、ハードバップジャズの歴史的名盤「バードランドの夜」が流れていました。

 クリフォード・ブラウンらの白熱のプレイをバックに食べたランチは、手羽先とエリンギのケララカレーでした(コーヒー、サラダ付きで980円)。何時間も煮込んだという手羽先はやわらかくカレーにとけ込んでいて、トマトソースを使ったインド風カレーは適度にスパイシー、適度に辛かった。

(参考) 地図情報(中央の+印の場所)

吉祥寺の松坂牛専門店「サトウ」のメンチカツを30分並んでゲット

2005年03月09日 |  ・その他


 黄色い整理札をもらって並ぶこと約30分で目的の松坂牛メンチカツを買うことができました。1個160円、5個以上だと1個120円で、4個買うより5個買った方が安いという超サービスな価格設定となっています。
 大きさは約6cm径のボール状で、中には肉がいっぱい詰まっています。味はというと普通のメンチカツほどしつこくなく、さっぱりしていて、もそもそ感もない。これは松坂牛の功徳なのかな。とにかくおいしいです。並んで買う価値はあるわねとは奥さんの言葉でした(ムム..)。
 コロッケ(1個105円)、肉団子(10個350円)などもあり、メンチカツの他の商品は並ばずに買うことができます。
 


(参考)
 ・ 地図情報(中央の+印が店の場所) 



井の頭公園のPepacafe FORESTでエスニックなランチ

2005年03月06日 |  ・喫茶店、カフェ


 吉祥寺駅南口から公園に入り、七井橋を渡りきった正面にあるCAFEです。店はプレハブ風構造で、約50席ある椅子は折りたたみ式で、床はコンクリート。公園内にあるので、犬を連れたお客さんもいました。

 この店はタイ王国商務省認定レストランで、ライスはタイ米を使用し、卓上のコショウ、ソイ・ソースもタイブランドという本格派です。

 グリーンカレーセット(スープ・珈琲付きで1030円)のピーマン、タケノコなどが入ったチキンカレー、スープはまさしくタイ風味のスパイシイなテイストで、結構辛くて唇にひりひり感が残りました。


(参考)
 ・ 地図情報(中央の+印がCAFEの場所) 



井の頭公園の茶店「井泉亭」でランチでカレーと田舎汁粉

2005年03月01日 | 井の頭公園


 井の頭公園内には茶店が4軒位と、カフェーが1つあります(自然文化園を除く)。「井泉亭」は幕末時代からある園内最古の茶店で、弁財天の近くにあります。詩人で、「七つの子」や「十五夜お月さん」などの作詞で知られる野口雨情も近くに住む愛人と散歩の際に寄っていたということです。

 ランチ時だったので自家製のポークカレーを食べました(600円)。おおぶりのじゃがいも、にんじんなどがドンと入っていて、いかにも田舎風カレーといった感じです。
 デザートには田舎汁粉を頼みました(400円)。おもちは1つで小豆がたっぷり入っていて、甘さは意外と控えめでした。

 店内にはインコの鳥かごがあり、テーブルのそばには犬が寝そべっていて、猫もいたりとのどかです。カモのえさも売っていましたが(140円)、ポップコーンのようでした。店のおばさんが、人が食べてもだいじょうぶと言ってました。

(参考)
 ・ 地図情報(中央の+印が茶店)