ときぶーの時間

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フクシマの涙。

2015-07-02 22:41:02 | 日記
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皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。


みなさん、今日はイベントの告知をさせて下さい。

先日、松ちゃんとNPO国際平和文化協会様とのイタリア講演の打ち合わせの時に、震災から何度も福島に入り取り残されたペットの保護などをして来た友人の一人が同席しました。


いつも松ちゃんの応援をしてくれ、また福島を心配してくれる井上めぐみさんです。
渋谷での打ち合わせの休憩後、松ちゃんと一緒に入って来た写真。

今回、井上さんが名古屋の本山生協にて、ONEWEY国際文化協会様とオリーブジャパン国際開発協力協会様の共同開催「福島の涙は、私たちの涙」にて写真展を開き講演します。


今回は原発から30キロも離れ、事故当時 沢山の方が避難した場所にも関わらず、マスコミに取り上げられることが少ないと感じた浪江町 津島地区を取り上げたとの事。

以前、僕の勤めていた会社の本社が浪江にあり、ここでも同じ悲劇に見舞われた事を思い出し、本当に複雑でした。


彼女が津島地区を知るきっかけは、郡山市の友人の被災動物保護活動の拠点であった事と、当時インターネットでも盛んに紹介された下津島の今野さんのこの貼り紙。

彼女が今野さんの住む仮設住宅を何度も訪問し、沢山の話を聞いているのを僕は知っている。
今野さんは自分の娘のように親しみを感じている。
仮設暮らしの苦痛を和らげる井上さんだ。

今野さんは透析治療を受けていて高齢であることから、自身で故郷を離れたこの想いを伝えるのは、あの貼り紙で精一杯だし、訴訟もひかえているとのこと。

だったら、私が代わりに今野さんの想いを伝えて行こうとその時に強く思ったと僕に言った。

僕の胸が締め付けられたのは養鶏業の高橋さんの話。
1950年シベリア抑留から引き揚げて来て、鶏50羽で始め60年の歳月をかけて4万羽まで、増やした自分の鳥が餓死して行く様を知った時だった。

鶏の餌を配送業者が「放射能が恐ろしくて行きたくない」と運んでもらえず、自分が手塩に育てて来た鶏が死んで行く姿を見ていることしか出来なかった高橋さん。
どれだけ辛かっただろうか・・・・。涙


4万羽 全てが餓死し高橋さんはいわきに避難、その後 入院。
病院で「津島に帰りたい」と亡くなってしまったそうです。


広大な敷地にある養鶏場が2014年の大雪で全て倒壊。
亡骸とともに現在もそのままの姿。

今、原発事故そのものが忘れられようとしている。
あの苦しみは一体なんだったのだろうか?
同じ被災者としては、忘れたくても忘れられない事故です。

オリンピック会場が予算がなくて作れないとか言っている場合じゃないんです。
もっとやるべきことがある。

お近くのみなさん是非、足を運んで下さい。
ありのままの今の福島を、どうかみなさん見て下さい。

そして福島の事を良く知る井上さんの講演を聞いて下さい。
どうぞ宜しくお願いいたします。



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