腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



朝から土砂降りですけども。

大阪梅雨入りしました?

まだですか?

今日の午前中はお客さん誰も来ないでしょう...


今朝、仕事場に着いて店の入り口を開けたら、店内にセコムさんのレシートが置かれていた。

!!

何!?

 点検ご報告

点検日時 2024/06/17 23:06

ほえ~、夜中ですな。

退出日時 2024/06/18 00:52

小一時間ほど...

「カードリーダーの通信が確認できず、点検結果、動作が不安定だったため、カードリーダーを交換しました」

ということらしい。

ご苦労様でした。


で、先程ここ“フレスポ東大阪”の管理事務所の人が店の合鍵と封筒を持って来られました。

セコムの警備員さんが事務所に預けている合鍵を使って店内に入ったので、もう一度合鍵を封筒に入れて割り印を押しました。

管理事務所の人「昨日は全店舗が異常発報したみたいで、結局全部入れ替えたみたいですわ。明け方4時過ぎまでかかったって言うてましたよ(笑)」

店主「えぇっ!マヂですか!ご苦労様でしたー」


長嶋さん、セコムしてますよ。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

ゼニス エル・プリメロ Ref.02.2310.400 自動巻き

大阪市平野区在住のT様所有。
分解掃除、リュウズ交換、ゼンマイ交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

1969年に開発された自動巻きクロノグラフムーブメント、エル・プリメロです。
誕生から半世紀を過ぎた現在でもエル・プリメロの優れた作りは世界最高峰として愛され続けています。
現在、空前のプレミア価格が付いているROLEXのデイトナ。
初代、2代目までの手巻き式デイトナにはバルジュー社のムーブメントが採用されていましたが、1988年に初めて自動巻きムーブメントを搭載したRef.16520が登場しました。
この時期、業界内では「ROLEXが自社開発した自動巻きクロノグラフが搭載されているのでは!?」と噂されていましたが、現実にROLEXが採用したのはETA社に統合されバルジューから離れたゼニスの“エル・プリメロ”でした。
エル・プリメロベースのRef.16570は人気が高く、現在の価格高騰の一因にもなっています。
ROLEXも認めたそんな名機が搭載された上写真のゼニス、店主憧れのモデルでもあります。
T様大事にお使いくださいませ。


午前中は時計バンド交換1本のみ。
雨が上がる昼からのご来店を心よりお待ちしている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ということで、明日は定休日でございます。

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