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日本という国が消えてゆく

2018年12月21日 | 未分類
 厚労省は、今年の人口動態推計値を公表した。



  出生数、3年連続100万人割れ 人口減は年45万人



  https://www.sankei.com/life/news/181221/lif1812210036-n1.html



 出生数は1899年の統計開始以来、最少だった前年の94万6065人を下回り、92万1千人で過去最少を更新した。出生数が100万人を割るのは3年連続で、少子化に拍車がかかっている。



 死亡者数は前年の134万397人を上回り、136万9千人で、戦後最大だった。

 死亡数から出生数を差し引いた人口の自然減は44万8千人で、平成19年から12年連続の人口減。昨年の自然減は39万4332人で、40万人を超えるのは初めてとなり、人口減少も浮き彫りになっている。



 今年の出生数92万1000人を死亡数134万397人で割ると69%で、日本という国は、毎年、死者の3割ずつ回復できないで失われてゆくことになる。

 私は、国家なんてのは虚構にすぎないと思うが、人間社会の主役は、金や地位や権力ではなく、人の数だと確信している。



 武田信玄の格言を思い出してもらいたい。

 「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり 」

 同じように、人は国であり、人さえいれば、すべてが生まれてくる。人がいなければ、ICBMやステルス戦闘機を何千機並べても無意味なことだ。



 自民党や経団連の馬鹿どもは、この本質を勘違いして、人がいなくても国が成立すると錯覚しているから、骨の髄まで金と自由と喜びを吸い取ろうとして、人を大切にしないのである。

 権力に驕り高ぶり、社会の根元をなすものが、底辺の人口であることに、まるで気づいておらず、もしも社会の本質を理解していれば、一番大切にしなければならないのが、底辺の人生に喜びをもたらし、底辺の人口を拡大することであるとわかるはずだ。



 日本は滅んでゆく……。



 これは、間違いのない事実である。日本が日の出の勢いある国だった頃、ちょうど、今から半世紀前と、現在を比較してみよう。



 https://ja.wikipedia.org/wiki/1968%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB



 安倍晋三の叔父にあたる佐藤栄作が、国会で「非核三原則」を提起した。

 東大闘争が始まった。

 ベトナム戦争が激化し、ベトコンが大攻勢をかけはじめた一方で、ソンミ村大虐殺が起きた。

 スポーツ界では、巨人・大鵬・卵焼きといわれた時代だった。音楽界では、フォーククルーセイダーズがメディアを席巻した。岡林信康と美空ひばりの時代。



 私は、名古屋の高校生だったが、10.21新宿闘争に触発されて、東京の激しい学生運動に惹かれていた。



 自民党の天下ではあったが、野党も社会党が強かった。内閣には、田中角栄・椎名悦三郎・橋本富三郎ら、蒼々たる名前が並んだ。

 当時の気鋭あふれる政治家たちを思いおこせば、今の安倍晋三政権の、あまりのレベルの低さ、下劣さに呆れかえるばかりだ。

 どこを見ても、半世紀前の自民党政権と、今の自民党政権では、まるで先進国と、アフリカの後進独裁政権を並べて見ているようだ。



 日本という国の最高位にある政治家が、これほどの馬鹿アホだとは信じられない事態で、日本国首相が小学生当用漢字さえ読み書きできないのである。

 もしも、上に述べた半世紀前の国会に安倍が登場したなら、世の中はひっくり返るような大騒ぎになるはずだ。

 「国会は動物園の猿の展示場なのか?」 と。



 安倍の国会の答弁はといえば、まるで小学生レベルで、論理的な筋道の通った答弁が何一つできず、自分の感情を爆発させるだけという、反知性=馬鹿とはこのような人物を言うのだという見本のような有様でありながら、なぜか選挙では勝つことになっている。

 もちろん、このカラクリについては、何度も書いた。



 安倍晋三という男が、日本国最高位の立場にいるという現実一つとってみても、日本という国が絶望的に崩壊し、まさに人間社会から消えようとしていることを思い知らされるのである。

 人口が減少してゆく国に、未来などあろうはずがないのだ。そこには、国家が崩壊してゆく絶望だけがある。

 そんな国だからこそ、安倍晋三という正真正銘の馬鹿が首相という大役に就くことができるのである。



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 このグラフは、太平洋戦争に敗戦して、復員兵が一斉に結婚して、たくさんの子供を作ったのが1946年前後であり、その子らが27歳前後の適齢になって作った出産ブームが1973年前後の第二ベビーブームであった。

 以来、日本の出生数は、漸減の一途である。



 しかし、私は、この減少傾向に相関する、あるグラフを知っている。

 戦後、米ソを中核とした核実験競争がピークを迎えたのが1961年であった。

 下の核実験回数グラフが示すように、以来、30年以上にわたって、核実験が繰り返され、地球が核汚染されていった。

 ここに描かれていない核汚染もあって、第一が1986年のチェルノブイリ事故であり、1957年のチェリャビンスク核事故であり、1979年のスリーマイル事故であり、仕上げに2010年フクイチ事故ときている。



 さらに、フランスのラアーグ、イギリスのセラフィールド再処理工場の核汚染垂れ流しと、六ヶ所村再処理工場の環境放射能汚染があった。

 この六ヶ所村環境汚染が、どれほど凄まじい死者を出したのか、私はブログにまとめたが、それを公開した直後に、フォロワーが7万人近くいたツイッターアカウントが永久凍結された。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html



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これまでにも、何度も取り上げているので重なって恐縮だが、人間が、生涯で、もっとも脆弱であり、外部環境の影響を激しく受けるのは、受胎後三ヶ月齢の胎児である。

 この時期は、細胞が爆発的に活動し増殖していて、ほんのわずかの物理的化学的変化にも強い影響を受けることは、サリドマイド児などの事例で社会的にも広く知られている。



 もちろん、三ヶ月齢の胎児が、放射能に汚染された環境に母子が晒されるなら、想像を絶するような悪影響を受ける。

 このときの胎児の放射線感受性は、60歳成人の三万倍ともいわれる。

 これも何度も掲載して恐縮だが、米軍ABCCのデータを引き継いだ、放射線影響研究所のデータの恐ろしさは、フクイチ事故が、日本の将来にもたらす恐怖を余すところなく表現している。



https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/uteroexp/physment/



 線量が0.005Gy以上と推定された胎内被爆者においては、476人中21人(4.4%)が重度の知的障害と診断された



 0.005Gy とは5ミリシーベルトを意味している。そして、福島での子供たちの被曝量は、30~2000ミリシーベルトであったとの報告書が出ている。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/?no=535



 つまり、フクイチ事故で胎内被曝し、出生した子供の多くが、知的障害を来している疑いがあるのだ。



 実は、胎児が被曝したことで、最大の影響は、胎児の死であり、放射能環境汚染事故が起きると、胎児の死亡率が劇的に上昇する。

 ところが、福島の人口動態統計が、そうなっていないのは、日本政府お得意のデータ捏造を行ったのだと想像がつく。日本政府のデータ捏造は、安倍政権になってから、ものすごいもので、ほとんどすべての政府側に都合の悪いデータが改竄されるのである。



 しかし、日本全体の人口動態傾向は誤魔化しようがないので、冒頭に引用したように、恐ろしいスピードで人口減少が進んでいるのである。



 そもそも、安倍晋三が、なぜここまで馬鹿なのか? という理由について、私は安倍が1954年3月の三ヶ月齢胎児だったときに、ビキニ環礁でブラボーという人類史上最悪最大の水爆実験(第五福竜丸事件の水爆)が行われたことに関係していると書いてきた。

 安倍は、被曝の影響で、親兄弟親族が、軒並み東大卒エリートであるにもかかわらず、安倍だけが突然変異のように知的障害を起こしているのである。



 そういう視点で、上の核実験グラフを見ると、1962年の莫大な放射能汚染を起点として、放射線誘発癌といわれる乳癌や、肺癌、白血病などが、他のイニシエーション要素がなくとも、上昇してゆく姿との相関を考えないわけにはいかない。

 また、放射線影響研究所のデータを信じるかぎり、核実験や原発稼働によって放射能汚染を受けた日本などの地域では、国民全体の知的レベルも、どんどん低下してゆくのである。



 胎児が次々に死んで出生率が下がってゆく。癌が増えて死者が増加してゆく。そしてトドメは知的レベルの低下であり、ダウン症など重度知的障害が増えるだけでなく、安倍晋三のように、一見正常だが「どこか遅れてる」という軽度知的障害が社会の主流になってゆくのである。

 もはや、国際競争どころの騒ぎではない。放射能汚染を受けた国は、あらゆる能力が低下し、人々は死に絶え、国家は滅亡の一途であると考えるしかないのだ。

 まさに、日本は「滅び行く国」なのである。



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 何度も繰り返しているように、放射能汚染の影響は、最初に白血病や子供たちの甲状腺癌などに現れ、五年後から発症が始まって、7年、8年後の今、循環器障害のピークに達する。

 被曝誘発癌が爆発的に増えるのは10年後である。

 10年を潜伏期間とする癌は、被曝癌の代表ともいえる、乳癌、膵臓癌、前立腺癌などであり、15年では、膀胱癌などであり、20年では肺癌・骨癌などである。

 今は、まだ7年目だ。もうすぐ8年目に入るが、それが心筋梗塞や脳梗塞など循環器系障害のピークである。



 そして、ある日気づいたら、日本人の知的レベルが大きく低下し、社会が軽度知的障害者であふれている現実を思い知らされるのである。

 そんな放射能汚染された日本の未来に「世界に冠たる日本」だとか、ノーベル賞とかがどれほどお笑いであるかがわかるはずだ。



1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-12-22 11:21:55
東大出ばかりの一族に、なぜ、あのような馬鹿が生まれたのか、かねてから疑問に思っていたが、被曝も原因だったのか。米国の植民地である上に、こんな知恵遅れの宰相を戴いているようでは、やはり日本は終わっている。若い人はかわいそうだが、あまりにもモノを考えなさすぎる。教育の成果だろう。

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