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朝礼で会社を活性化するー3.朝礼のプログラム

2011年11月16日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、朝礼で会社を活性化するー3.朝礼のプログラム、です。

朝礼の目的に沿って、朝礼プログラムを組み立てる。
私が考える朝礼プログラムを流れ的に列挙する。

1.整列し朝の挨拶

2.ラジオ体操

3.本日の入庫予定・納車予定

4.各部からの連絡・伝達事項

5.当番によるスピーチ

6.当番の隣の人によるスピートの感想

7.安全衛生に関する確認事項

8.実績の報告と具体的な指示

9.経営者(店長)からの一言

10.今日の徹底事項を全員で唱和 解散


先ずは、挨拶である。
全員で大きな声で、顔を上げて明るく笑顔で行う。
ラジオ体操は、公人への心身の切り替えのために行う。

連絡・伝達事項は、箇条書き的に要領よく話す。
スピーチは、テーマを決めるといい。自由テーマにすると、
天気の話しとか、世間話で終わってしまい、朝礼全体のマンネリの原因になる。

テーマを決めることで、気づきが生まれるし探究心も養われる。
また、隣人が感想を述べることで、スピーチの意図が正しく伝わったかを
確認できるし、他人の考え方なども聞けて、人となりの発見などにもつながる。

安全衛生は「不安全行動」を取り除くことになる。時には、「指差し呼称」
なども取り入れて、全員で行うといい。

この時に、服装チェックなどを取り入れて、向き合って指差し呼称を
実際に体得させるといい。服装チェックをする際は、ダメなものはダメと
伝えてやること。ごまかしの指差し呼称をさせては意味がなくなる。

実績の報告は、あくまでも報告で終わらせること。目標が未達の場合、
小言が長々と続いて、仕事に向かう気持ちを盛り下げてしまう。
こうなったのでは、朝礼が台無しになってしまう。

したがって、具体的な指示についても「精神論」は避けて、行動の
具体的なことを指示することだ。

経営者の一言は、社是や経営理念についての理解を深めるための
内容が理想である。

最後の今日徹底事項を全員で唱和して解散する。
徹底事項は、お客さまに対することを中心にして、全員で徹底するように
啓発する意味で行う。

朝礼は長くても15分、できれば10分以下で終了するようにしたい。



株式会社ティオ
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