おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、職場の基本動作がCSアップにー4.出来ていますか先輩方、です。
基本動作が乱れている会社は、多くが先輩に原因がある。
先輩がなし崩し的に、基本動作を簡略化させたり、手抜きをしたりする。
これを見ていた後輩社員が、真面目に行うことがばかばかしくなり、
しだいに崩れていく。
こうした状況を見ている先輩は、自分が出来ていないから、注意をしないし、
指導もしない。
だから、基本動作を徹底していくには、先輩の基本動作を修正するところから
始めることだ。
ここを抜きにして、後輩社員を指導しても、1か月もしないうちに元に戻ってしまう。
先輩社員が、後輩社員の様を見て、これはいけないことだ、と気付く様でなければ
基本動作は徹底できない。
そこで、先輩社員には後輩社員の基本動作を評価させることだ。
評価する側に立てば、いやが応でも自分の基本動作を見直すことになる。
ここがポイントだ。
先輩社員が自分でどこが出来ていないのか、どこが出来ているかを自覚し、
それを正すようになることが、会社全体の基本動作をレベルアップすることができる。
で、次に先輩社員を経営幹部や経営者自らが評価することだ。
そうすれば、経営幹部および経営者も自らの行動を振り返り、必要に応じて
修正等をし、指導できるレベルになる。
このように、基本動作を徹底したいならば、一般社員に目を向ける前に、
トップからきちんとできるように、上から順番に指導をしていくことだ。
これは、社員教育にも共通すること。
何事も上が出来ていなければ、下はできない。
親を見れば子が分かるとは、まさにこのことである。
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