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整備工場のコミュニケーションツール!

2009年11月12日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備工場のコミュニケーションツールです。

管理顧客に何か連絡や案内などコミュニケーションを行うと云えば、定期点検かオイル交換の呼び込みが、大方の整備工場の定番である。つまり、この商品のお買い上げいかがですかー?と、セールスコミュニケーションである。

こうした整備工場側の都合だけの連絡ばかりだと、お客さまは「居留守」を使うようになる。売り込み関係の連絡や案内は、3つに一つぐらいがちょうどよい。では、残りの2つは何をすべきか?

それは、お得情報やためになる情報などを提供するニュースコミュニケーションが必要だ。内容は、クルマばかりのこと以外でもいい。例えば、20歳から30歳ぐらいの女性客であれば「ダイエット」「グルメ」「子育て」「ウエディング」などを話題にして、ニュースレターとして配信するのだ。

30歳から40歳であれば、「貯蓄」や「健康」そして「暮らしに役立つ法律」などがいい。40歳以上だと、「旅行」「温泉」「ハイキング」あるいは「ガーデニング」「趣味」などがいいだろう。

クルマの話題でも構わないが、その場合には、クルマ以外の話題を少し入れておくことだ。上記にユースレターの見本を紹介してあるが、これは、ティオが行っているミニコミ誌の原稿作成代行をもとに、ある会社がお客さまに配布したものだ。

今年は、クルマ以外の話題として、日本の伝統行事を囲み記事として掲載した。このミニコミ誌を、お得意さまや近場のお客さまに手配り、それ以外のお客さまは郵送する。また、来店客用に店頭にも置いてある。また、自社以外のケーキ屋さんやレンタルビデオ店、花屋さんなどの店頭に置いてもらうこともできる。

お客さまと何らかのコミュニケーションを図る内容が、売り込みばかりのDMでは、お客さまは内容をよく確認せずに、ゴミ箱に捨てられてしまう。つまり、迷惑DMになってしまう。そうすると、その後に電話などで連絡しても、居留守や出てきても面倒くさそうに生返事をして電話を切ってしまう。

そうならないためにも、既存客と良好な関係を築き、深めるためにもっとお金を使うべきである。釣った魚というと言葉は悪いが、その魚を太らせるための良質な餌を、適時まくことで、何かの時に応えてくれることになる。


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