8月の中古車販売(登録)台数(自販連発表、軽自動車除く)は、27万4234台となった。この実績は、前年同月比9.1%減、7カ月連続で前年割れの厳しい結果となった。
8月としては、1978年以来の過去最低台数となり、対前年同月比の減少幅も前月の7月より3.4ポイント拡大した。新車販売の不振による慢性的なタマ不足に加え、新車のエコカー減税、買い替え補助金などで、中古車需要が新車に食われているなど依然、浮上の兆しがみえない状況にある。
車種別では、普通乗用車が11万133台(前年同月比8.8%減)、小型乗用車が12万4632台(4.8%減)、乗用車全体では23万4765台(6.7%減)となった。貨物車は、普通・小型合計31万762台(22.8%減)、バスが960台(4.8%減)、その他が6747台(13.9%減)。
新車販売は、政府のエコカー支援策などにより8月は19万8265台(前年比2.3%増)となり13カ月ぶりに前年実績を上回り、回復基調にあるのに対して、中古車市場は依然として回復が遅れている。
中古車販売の不振脱却には、地域マーケットにあった品揃え、展示前商品化や安心して購入できる仕組み、購入後のアフターフォローの徹底など、より一層の自助努力が求められている。
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