トルコは遺跡がいっぱい。
200~300キロバスで走っては世界遺産の遺跡を訪ねました。
ハットウシャッシュは、古代ヒッタイト帝国の首都でした。
下に見える城壁は再現されたもので、残ってるのは石ばかり。
パムッカレの石灰棚の上部にあるヒエラポリス遺跡はBC190年頃ベルガモン王により
建造された街の遺跡だそう。地震でつぶれたもののローマ時代にまた栄えたのだそうです。
エフェソスの遺跡はやはりBC16~11Cにかけてギリシャから移ってきた人々により建造され。
ローマ時代にも栄えた・・と。(納得。ギリシャで散々歩いた遺跡そっくりでした)
ここには、アレキサンドリア・ブルガモと共に3大図書館と言われた図書館が残っています。
また、ブドウの木の下にはニケのビーナスが素敵にいたりして。
また、世界で最古の宣伝看板といわれてるそうな石版もあります。
これは“女性たちのいる店がこの先にありますよってサイン”なんだそうです。
男たちは図書館に行って勉強と言っては、この店に向かったって・・本当かな?
ホメロスの叙事詩で有名な「トロイの木馬」のある、トロイ遺跡は
ドイツ人のシュリーマンによって発掘されたのですが、BC3000年頃からの
9つの時代の遺跡が複雑に絡み合っていてまだまだ、発掘解明には
時間がかかりそうとのことでした。
どの遺跡でもこれから発掘や解明・修復がなされるのだろうなという予感がしました。
何しろトルコという地はヒッタイト・ローマ・ビザンチン・オスマントルコそして現在まで
西からも東からもいろいろな人や文明が入りこんで、現在に至ってるわけですから。
トロイの木馬は2年前に新しいものに変わったそうで・・・。この木馬の中を登れます。
どこの遺跡でも真っ赤なケシや黄色・白の野草が咲いていて、心和みました。