小浜市(おばまし)は福井県の南西部(嶺南)、若狭のほぼ中央に位置する市です。北は若狭湾に面し大飯郡おおい町、三方上中郡若狭町に。また県を跨いで滋賀県:高島市に隣接。律令時代より前からヤマト王権の日本海側入口として対岸諸国との交易が開け、江戸時代には酒井氏11万石小浜藩の城下町として発展。この時代からサバの水揚げ基地として「鯖街道」の起点となり、陸揚げされた大陸文化や各地の物産は鯖街道などを経て、近江、京都、奈良にもたらされました。大陸とのつながりは、市内に点在する数多くの文化遺産から伺い知る事ができます。畿内の色が濃い港町には古く風情ある町並みを残されており「若狭の小京都」と呼ばれ、また国宝や国指定の重要文化財が数多く残されていることから、「海のある奈良」と呼ばれることもあります。
若狭塗・若狭めのう細工が特産。ソフトバレーボール発祥の地としても知られています。「市の木:もみじ」「市の花:つつじ」「市の色:歴史萌色」を制定。
キャッチフレーズは「心やすらぐ美食の郷(さと) 御食国(みけつくに)若狭おばま」
明治22年(1889)、町村制の施行により、遠敷郡小浜町・雲浜村・西津村・内外海村・松永村・宮川村・遠敷村・国富村・今富村・口名田村・中名田村、大飯郡加斗村が発足。
1935年、遠敷郡雲浜村。西津村が遠敷郡小浜町に編入。
1951年、遠敷郡小浜町、内外海村、松永村、遠敷村、国富村、今富村、口名田村、中名田村が合併、小浜市が発足。
1955年、遠敷郡宮川村、大飯郡加斗村を編入。
マンホールには「日本遺産の街 若狭おばま」「海と都をつなぐ」「若狭のの往来文化遺産群」のフレーズと、小浜市キャラクター「さばトラななちゃん」がデザインされています。(大阪府池田市開催マンホールサミット展示マンホール)
昭和26年(1951)9月1日制定の市章は「未来への飛翔の思いを込めて、小浜市の「小」の字を鳥の羽ばたく姿にデザインしたものです。」公式HPより
消火栓
側溝蓋二種
「鯖のまち小浜」を盛り上げるべく、実在したサバトラ模様の地域ネコ【ななちゃん】がモデルの『さばトラななちゃん』。人間の言葉が分かるので褒められると大喜び♪悪口言うと強力ネコだましパーンチ!されます。小浜や若狭地域をアピールすべく、日々努力を続けています♪
撮影日:2012年7月11日(展示マンホールのみ2017年11月18日)
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