金沢市飛梅町にある「金沢くらしの博物館」。見た瞬間に学校の校舎みたいと思ったのも道理。ここは明治32年(1899)に石川県工師『山口孝吉氏』の設計によって建てられた「石川県立第二中学校」なのです。
国重要文化財指定の校舎を利用した館内では町家の座敷が再現され、金沢の風物詩や料理、昔の生活用品や家電、伝統工芸・産業の製作用具などが紹介されています。
木造2階建て、寄棟、桟瓦葺き、基礎立上り部煉瓦積み、外壁下見板張り、縦長の上げ下げ窓に車寄せが設けられた玄関部分。
左右両翼の尖塔と塔に見立てた中央の屋根を加えて「三尖塔校舎」の愛称で今も市民に親しまれている「旧石川県立第二中学校」。この立ち位置からではどれも部分的な画像なのが残念。。
でもお気に入りの車寄せに入って校舎を見上げる事も出来たし、上手に写真が写せないのは、立ち位置の所為ばかりでも無いとわかっているし(^^;)これはこれで、十分に満足。
校庭の芝生に置かれていた石灯籠、まるで唐笠お化けみたいな形ですが特別な名称があるのかな? 右の一基には「石川県 金澤第二中学校 発祥之地」の刻。
訪問日:2011年10月13日
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