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車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

足羽川頭首工 in 福井県福井市安波賀中島町

2016年04月22日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市安波賀中島町にある「道の駅 一乗谷あさくら水の駅」のシンボル「三連水車。朝の日差しの中で見る「水のある風景」と言うのは、実に絵になる爽やかさ。

この水の駅から徒歩ですぐ、昭和38年に県営足羽川地区用排水改良事業により上流に各用水を統合した「農業用水: 足羽川頭首工」を見ることができます。

まるで侍長屋を想像させる佇まいの堰柱(せきばしら)は「戦国大名朝倉氏遺跡の玄関口に位置することや周辺農村集落との調和を図る観点から、ゲート巻上室上屋は、朝倉氏時代の武家屋敷や周辺切妻屋根古民家をモチーフにしている。」水土里ネットより。・・なるほど、納得。

道の駅に来て初めてその存在を知った足羽川の土木遺産。HPに「フローティングタイプ全可動」とか書かれていても、それがどのようなものなのか、そもそも何の事なのかさえまるっきり解っていません。ゆえに説明も全部公式HPからの引用ですが、画像の下手さは置いといて、実に絵になる光景。

記念碑的存在として展示されていた「旧頭首工堰柱」

「足羽の清流」記念碑

訪問日:2017年9月30日

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2017年の福井県の旅はJ🐣さんが一緒で、こちらの「道の駅:一乗谷あさくら水の駅」様にて車中泊をさせていただきました。閉館前に購入できた「白岳仙」にご亭主殿はニコニコ上機嫌。朝一番で見る「足羽川頭首工」の凛とした姿に惚れ惚れし、気持ちの良いスタートになりました。

車で旅をする私達にとってこのような施設は本当に有り難く大切な場所です。改めて、その折は有難うございました。🙏🙏🙏

 


龍野神社 in 福井県福井市舞屋町

2016年04月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市舞屋町に鎮座される「龍野神社」。御祭神は『速玉男神・事解男神・伊弉册尊』

入母屋造りコンクリート製の拝殿・流造の本殿・・参拝はできましたが、カメラを向けるのが何となく憚られる雰囲気。沢山の祭提灯に迎えられての参拝。拝殿前左右より神域を守護されるのは「昭和12年(1937)4月4日 二棟式記念」建立の金沢型狛犬さん一対。阿は子狛を連れ、吽は巻物を咥え且つ玉を手にしています。日吉神社に続く二対目。ご亭主殿、更にテンションが上ります。

阿形さんの前足の間にすっぽりと収まり、足先に頬を擦り付けて下を見る仔狛の仕草が・・はっきり言って悶絶ものの愛らしさ。

そして吽形さんはがっきりと巻物を咥えて正面を凝視。

尾の造作もとても派手な狛犬です。

御神輿は待機中なのか、お役目終了なのか不明

社殿等を撮影するには些か場違いな感じで、結局狛犬さんだけの撮影で境内を後にしました。

参拝日:2017年10月1日


犂(からすき)神社 in 福井県福井市南江守町

2016年04月20日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市南江守町に鎮座される「犂(からすき)神社」。御祭神は『豊受媛命、天照皇大神、菊理媛命、應神天皇』

「養老2年(718)3月14日創祀。犂(からすき)とは農具の1つで牛馬にひかせて耕す鋤(すき)の事。農業の神として豊受媛命をお祀りしている事から「犂」という名をつけられたと伝えられる。明治の神社併合布令や農地整理等により、神明宮、白山神社、八幡宮、他いくつかの祠が遷宮合祀され今日に至る。明治43年(1910)4月21日社殿の新築と同日に神明神社を合祀、ご祭神に天照皇大神が加筆。また、当時の境内社に白山神社と八幡神社の記載があるが、現在は八幡神社のみ、白山神社の合祀時期等詳細は不明。」福井県神社庁HPより

鉄筋コンクリート造・銅板葺・唐破風付流造の拝殿。明治42年築の社殿が老朽化したため、昭和58年6月から境内の地盤下げ造成及び整備にかかり、翌年10月に新社殿が完成。昭和60年11月3日竣工祭を斎行。

社殿近くより神域を守護されるのは「昭和12年(1937)9月建立」の金沢型狛犬さん一対。阿は子狛を連れ、吽は巻物を咥え且つ玉を手にしています。この形の狛犬さんは「日吉神社・熊野神社」に続く三例目。

親狛の足の上に前足を預けて、いっちょ前に威嚇して見せる仔狛😁

大きく目を見開き、巻物をくわえる吽形さん。あまりきつく噛みしめると、巻物が真っ二つに千切れてしまいますよ。

境内社:八幡神社

御神馬の腹掛けには「花菱に菊花」の神紋。

幹部分に二箇所の虚を持つ御神木。

虚の中が気になりつつも、それ以上覗きこんで確認する根性は持ち合わせていない二人😅

参拝日:2017年10月1日


總社 和田八幡宮 in 福井県福井市和田

2014年04月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市和田に鎮座される「總社 和田八幡宮」。御祭神は『應神天皇・仲哀天皇・神功皇后』

由緒「天徳3年(959)源義基の嫡男、左馬助源満仲の草創と伝えられる。満仲の霊夢によって石清水八幡宮を勧請。其後、朝倉敏景が宮祠を修理、和田邑の地を御供資。天正年間(1573~92)兵火に罹り焼失。院坊の内三明坊尊久は、秘かに神躰を供奉して難を東郷に避け居ること20年にして旧地に還り、一小祠を建て僅かに祭祀を営んだという。慶長年間(1596~1615)、当国に封ぜられた結城秀康が郊外で放鷹した折に社前を通行。多田満仲の草創した八幡の大社であることを知り再建したと云う。1990年、社号八幡神社を和田八幡宮と改称。」公式HPより

「清和源氏の祖:源満仲像」。神社でのお祓いの後に授与される「三ツ矢サイダー」は、神社創建のきっかけとなった満中発見の天然鉱泉が由来。平安時代中期(959)、源満仲が摂津:住吉大社より神託を受け、矢を放ち、落ちた先の北摂津にお城を築き、矢を見つけた御家人に三ツ矢の姓と家紋を与えたという伝説があります。

朱の一の鳥居の先に厄除橋

二の鳥居、参道正面に拝殿

「禊祓処」

慰霊碑

境内社:厳島神社

境内社:弁天社

境内社:日吉山王社

祖霊社

参拝日:2017年10月1日


日吉神社 in 福井県福井市江端町

2014年04月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市江端町に鎮座される「日吉神社」。御祭神は『大山咋命』

ガラス張り覆屋の内に鎮まる御本殿。「創始年月は不詳、廃藩に至るまで代々藩主の代参があったという。福井市震災後に社殿を復興。現在は江端町の氏神として、農工商の守護神として崇敬を受けている。」

大輪鳥居をくぐり参道左右より神域を守護されるのは「大正十三年(1924)皇太子殿下行啓記念十一月」「江端橋詰石材店 山田孫治」氏による金沢型狛犬さん一対。台座の花も見事です。

今にも瞬きをしそうなリアルさいっぱいの目を見開く阿形さんの足元で、びっくりしたようにこちらを見る仔狛さん。

何よりも私達を驚かせたのは吽形さんの口元・・何と!!巻物を咥えています。神狐なら普通に目にする形ですが、狛犬さんが巻物というのは、珍しいを通り越して奇跡に近い出会い。御亭主殿の嬉しそうな顔といったら。

入母屋造りの拝殿

拝殿の目貫彫刻は「見ざる・言わざる・聞かざる」三猿

「境内社:大己貴神社」

境内の一隅に石像三猿

お祭りが近いのか、境内ではせっせと土俵が設えられています。大人も子供も一体になっての神前奉納相撲。さぞ賑やかなことでしょう。

参拝日:2017年10月1日


神明神社 in 福井県福井市大手

2014年04月17日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市宝永に鎮座される「神明神社」。御祭神は『天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)』。地元では「おしんめさん」と親しまれています。

社伝に「往古越前国北庄三郷は伊勢神宮に戸帳を奉る領地であった。平安時代北庄在の明光長者により、社殿を造営して皇大神宮を勧請したき旨を朝廷に奏したところ、「国家鎮護の為大神宮を勧請せしむべし」との勅令が下され、延長2年(924)、御分霊・神宝・幣帛等を奉戴して北庄へ参着、同年九月の社殿の竣工をまって鎮座された。境内は昭和20年の戦火と昭和23年の震災によって悉く灰燼に帰し、永らく仮社殿にて神事を斎行してきたが、昭和四十二年に神明造りの本殿・流れ造入母屋唐破風の拝殿が竣工。」

「太子堂」。御祭神は『聖徳太子』。聖徳太子の偉徳を敬慕する人々によって明治34年に平岡山に建立されたが、昭和26年春に当神社に移築された。

針塚

御神木と注連縄に守られた御神石

中央は御神木だろうか?。一千年祭記念の碑と、右は何の碑だったか・・

青銅:御神馬

神明公園内に建立されていた「中根雪江像」「幕末の福井藩重臣、明治政府初期の参与。天保9年(1838)松平春嶽(慶永)が新藩主に迎えられると、春嶽の教育に力を注ぎ、また、窮乏していた藩財政の立て直し等に尽力した。幕末の困難な時局には、側用人として春嶽を補佐した。安政大獄により春嶽が隠居謹慎処分となると藩政の第一線を退くが、春嶽が政事総裁職として政界に復帰すると、側近として参勤交代制の緩和や公武間の維持、発展を図った。慶応3年(1867)12月、新政府の参与となったが、徳川家の処遇等の問題で薩長閥と対立し、翌年免じられた。」公式HPより

参拝日:2017年9月29日


白山(はくさん)神社 in 福井県福井市灯明寺町

2014年04月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

福井市灯明寺町に鎮座される「白山(はくさん)神社」。御祭神は『伊弉册尊・天照大神

「当社は遠く霊峰山を御神座と仰ぎ 頂上の奥宮は養老二年の創建とされ その三馬場の一つ越前平泉寺が総社で其の末流である。御神体は神佛習合で奈良平安期より白山妙利権現と人々に崇神されて今日に致った~中略~ 神は人の敬によって威を増し 人は神の徳に従って運を添ふ」境内神社略史より

昭和五拾八年甲子元旦建立の、鉄筋コンクリート造り御社殿

拝殿前より神域を守護されるのは「昭和五十八年五月(1983)再建 堀川多次郎」刻の、出雲丹後型狛犬さん一対。吽形さんは毬を手にご機嫌な仔狛を前足の間に遊ばせ、阿吽ともに口中に塗られた朱が独特の凄みで参拝者を迎えます。

ちなみに仔狛と言えども侮れないこの迫力! 将来が楽しみというか・・末恐ろしいと云うべきか😅 そして・・上等のソフトクリームでも真似のできない美しい尾。

境内社「鹿嶋神社」御祭神は『武甕槌之命』

拝殿前より神域を守護されるのは「大正四年十一月御大典記念奉納」の小顔の狛犬さん一対。阿形さんは大切そうに仔狛を前足で抱きかかえ、吽形さんは仔狛の大切な毬をしっかりと確保しています。

生意気そうな顔つきですがこう見えて物凄い甘えた君。親狛の手の中は地上で最も暖かくて安全な場所なのです。

阿形さんと吽形さん、これほど尾の形状が異なっているのも珍しい。

覆屋の中で余生を送られる出雲丹後型の狛犬さん一対。おそらく拝殿前の狛犬さんの先代と思われます。他にも沢山の石仏などが祀られており、大切に扱われている事に無条件に手を合わせる二人。

御神馬の腹掛には「三本杉紋」の御神紋

こちらは白山神社参拝の後にお見かけして参拝したお社

地図を検索しても、当時の予定表を見直しても、こちらに鎮座されるお社の名前が判りません。

名前もわからぬ二つのお社を守護されるのは昭和十二年十二月十三日建立のずんぐりタイプの狛犬さん一対。阿形さんは仔狛を手に縋らせ、吽形さんさんは大きな毬に手を置いています。見上げたお顔は、夜中に遭遇してしまったら逃げ出す事さえ出来ないかもしれない迫力・・

そんな狛犬さんですが、上質のソフトクリームでも、ここまでの曲線は多分作れないと思わせる美しい尾の造形。

そして生意気そうな顔に似合わず、親狛の太くて大きな指の上に、自分の手を重ねる仔狛。名も判らぬお社の狛犬さんに呼び止められたご亭主殿。思いもかけず良い狛犬さんに巡り会えて嬉しそうです。

参拝日:2012年6月14日