ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

なぜ、日本の男子ツアーが不人気なのか、 何が欠けているのか、検証を試みる 1

2016-10-28 | 危うい日本のゴルフの世界

Eagle Eye

表題の通り、なぜ、日本の男子ツアーに人気がないのか、ファンにそっぽを向けられているのか

選手側からは、見えないギャラリーやファンのつもりで検証する。これは、GDBゴルフデータバンクが集めた情報を機軸にして、辛辣な評論をするものである。

試合を見ると、TVを見てもわかるように、プレーに真剣な空気が見えない。チャラチャラして、互いが仲良しクラブの雰囲気で、スポーツのだいご味がない。USツアー、ヨーロッパツアーを見ても、生活をかけて、命がけで、戦っている様子が、観客の臨場感を醸し出す因になっている。

池田なども、何を勘違いしているのか、一番テイグランドのフロントと駄弁っている様子が写しだれると、スペクターはチャンネルを変える。

一番テイは、神聖なグラウンドである。真剣に腹でどう思っていても、立ち振る舞いが、USツアーとは、雲泥の差だ。もっと、やるぞ!という気構えを見せないと、勝利で千万単位で稼いでいく職業軍人が成り立つのがおかしいではないか。観客離れを実際に検証したのだろうか。

ベースボールを見たまえ、サッカーを見たまえ、チヤラチャラしておしゃべりなんかしていないだろう!!!どうだ!!!プロゴルフに関係す人。」スターなんて間違っても思うな。観客は、ベストを尽くして戦うから、遠くから、朝は早く、」入場するわけだ。面白くもない試合など、足を運ぶかちがない。そうは、おもはないか。松山英樹や石川遼などは、真剣にターゲットに向かって戦う姿がギャラリーに好感を持って迎えられるのだ。この前のブリヂストンオープンで感じたことは、真剣なまなざしで、ボールを打っていたのは、岩田 寛だけだった。自分の生きがいを探すための戦いをしているから、見るものに、感動を与えるのだ。

アマチュアにも負けるような日本のプロが、何億も稼いでいるのを見ると、ちゃんちゃらおかしくて噴飯ものだ。もっと、生きるか死ぬかのドキドキするような試合をなぜ、できないのだろう。たるんでいるとしか、いいようがない。日本は、プロに甘すぎる。いや、甘やかしているのだ。そのような谷町主義は、やめたほうがいい。時間がもったいない。刀をクラブに変えて、いざ、勝負をしているのだろう?もっと、真剣な顔をして、フィールドに張り詰めた空気を流してくれよ。日本のプロが見れたのは、ジャンボや青木や中島までだね。彼らには、筋が通った緊張の戦いがあった。彼らが、無駄口をきいて、チヤラチャラした態度を一度も見たことがない。戦場に赴く戦士のようだったと振り返る。

真剣さ、緊張感、ドキドキ感、インパクト、などなど、興業に不足する要素が、今の日本のゴルフだ。外国からきて、三流でも稼げる体質の日本のゴルフ、幼稚園集団の遠足に似ている。これでは、興業をつかさどる主もあんぐり、お客は集まらない。チケットが売れるわけがない。

賞金とプレー価値が連れ合っていない。今の優勝だと、2000万円ではなく、200万だろう?違うかい!!

                                                      執筆同人   唐津 仁

                                                 

 

 

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Bridgestone Open 2016 10/20.21.22.23 Sodegaura country club 取材後記 

2016-10-28 | 危うい日本のゴルフの世界

Bridgestone Open 2016

一打の重み

     レンジで、最もいいスイングとボールを打っていたのは、USツアー

             選手の岩田 寛だった。他の選手とくらべものにならない迫力があっ             た。 アメリカへ再度わたる用意をしていたのだろう。真剣実が胸に              響いた。必ず、アメリカでは、素晴らしいゴルフをする予感を得た。

                                                                                                                         記者                古賀剛大

    

1972年に産声を上げた大会は水海道G。Cで第一回大会が開催され、優勝は謝敏男で賞金は、150万円だった。今年、45回目を迎える。優勝賞金は3000万円である。過去の海外プレヤーの優勝は、グラハムマーシュ、ラニーワドキンズ、ボブギルダー,へールアーウイン、デビッドイシイ、ロジャーマッカイ
ブラインワッツ、スコットレイコック、デビッドスメイル、など世界を賑わすゴルファーである。いかにブリヂストンが、努力研鑽してきた歴史があるか、容易に知ることができる。これほど、国内外の選手を常にフィールドに呼ぶこむのは、4月の中日クラウンとダンロップフェニックスオープンしかない。

この大会の優勝者は、2017Bridgestone Invitational、World Golf Championship への切符が手に入る。ゆえに、この大会の勝利は、国際試合に旅たつ登竜門ともいえる大事な試合だ。

軽井沢72で開催され世界アマチュア選手権は、鳴り物入りのデシャンボーが圧倒的パワーで、最終日は61ストロークで上がり、USチームの勝利に貢献、プロに転向後もWEB.COMで優勝するなど、大活躍、ペインシュツアートの二代目と言われほどの伊達男で人気上昇中である。残念ながら、バックエイクで棄権し、この大会を盛り上げる機会を逸したが、スネデカーともども、USツアーの顔を見ることは出来た。

さて、ゲーム展開は、高山忠洋がせり勝と思われたが、崩れた。一打の誤りと油断がもたらした現実は、無残だ。本当に,一打の失敗が、3000万円を逃したのと

アメリカ、WGC,Bridgestone 招待の切符をものできなかった。まさに,一打の重み、油断大敵のスポーツだ。その事件は、三日目、トップに13アンダーでトップにいた。翌日、一番ホール、441ヤード、第一だは、好調を裏づけるように、フェアウエイの中心に置いた。ピンの位置は、左寄りの奥に切ってあった。

彼は、軽いドローで、ピンへFocus 、うまくいたかに見えたボールは、絶対避けねばならい崖下に落ち込んだ。ここを失敗をしたのが、リズムを壊す因となって、ゴルフは消えた。一打の重みは、何気ない100回打っても一度も」起きないミスが、起きてしまう魔に嵌ると言うことだ。

油断は、禁物なのだ。日頃の気のゆるみが出る。アスリートには、平常心は必須であっても、油断をしないことを平常心というのではないか、と記者は思考する。高山には、酷だが、平常で、緩みのゴルフに嵌っていないか、というアドヴァイスだ。日本ツアーの面々が、韓国や他国に押されて、敗れているのは、心技体の心が崩壊しているからだといえるのではないか。

優勝は、小平 智が14アンダーで逆転優勝した。小平は、20代でマスターズへ出たい意欲がそういう結果を出したかもしれない。勝てば、WGC Bridgestone 招待が、遅まきながら、登竜門になる可能性がある。しかし、ゴルフは、まだ、国際で通用するようなしろものでない。あまりにも、今まで、ぬるま湯につかりすぎて若いのに、老けている。新鮮なゴルフではないのだ。松山英樹、石川遼、岩田寛には、遠く及ばない。つまり、海外で通用するような厳しい試練を受けていないのだ。この忠告は、3年も前に、デユーク石川と記者で、小平について、発した。今のままでは、マスターズに出ても、予選は難しいと記者は考える。このくらいで3000万円、手にできる日本は、ラッキー国の代表だ。

Bridgestione は、世界一流の選手を啓蒙している優秀な企業だ。その企業にふさわしいギャラリーが沸く、選手が陸続と現れる大会であってほしい。

35年間。マスターズの取材をして、解析できることは、あれほどマスターズやぺブルビーチで頑張るスネデカーが、なぜ、袖ケ浦では、ヘールアーウインのような気構えのあるピリッとしたゲーム展開ができないのか、不思議でしょうがない。契約金をもらえば、それでいいのか、消化ゲームなのか。

今の日本ギャラリーは、他国よりも、目が肥えている。、批判も批評も、本職の記者らが、驚くほど情報を持っている。外国方馳せる選手には、日本を甘く見るな、と断言しておきたい。60万人のこのコラムの読者はどう考えますか、Thegolftimes.netにメール意見を発信していただきたい。

まず、Bridgestone Open に関係された方々へ厚くお礼を申しあげたい。とても、素敵な大会でした。45回は、成功したのです。

(取材記者 古賀剛大)

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