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Bridgestone Open 2016 10/20.21.22.23 Sodegaura country club 取材後記 

2016-10-28 | 危うい日本のゴルフの世界

Bridgestone Open 2016

一打の重み

     レンジで、最もいいスイングとボールを打っていたのは、USツアー

             選手の岩田 寛だった。他の選手とくらべものにならない迫力があっ             た。 アメリカへ再度わたる用意をしていたのだろう。真剣実が胸に              響いた。必ず、アメリカでは、素晴らしいゴルフをする予感を得た。

                                                                                                                         記者                古賀剛大

    

1972年に産声を上げた大会は水海道G。Cで第一回大会が開催され、優勝は謝敏男で賞金は、150万円だった。今年、45回目を迎える。優勝賞金は3000万円である。過去の海外プレヤーの優勝は、グラハムマーシュ、ラニーワドキンズ、ボブギルダー,へールアーウイン、デビッドイシイ、ロジャーマッカイ
ブラインワッツ、スコットレイコック、デビッドスメイル、など世界を賑わすゴルファーである。いかにブリヂストンが、努力研鑽してきた歴史があるか、容易に知ることができる。これほど、国内外の選手を常にフィールドに呼ぶこむのは、4月の中日クラウンとダンロップフェニックスオープンしかない。

この大会の優勝者は、2017Bridgestone Invitational、World Golf Championship への切符が手に入る。ゆえに、この大会の勝利は、国際試合に旅たつ登竜門ともいえる大事な試合だ。

軽井沢72で開催され世界アマチュア選手権は、鳴り物入りのデシャンボーが圧倒的パワーで、最終日は61ストロークで上がり、USチームの勝利に貢献、プロに転向後もWEB.COMで優勝するなど、大活躍、ペインシュツアートの二代目と言われほどの伊達男で人気上昇中である。残念ながら、バックエイクで棄権し、この大会を盛り上げる機会を逸したが、スネデカーともども、USツアーの顔を見ることは出来た。

さて、ゲーム展開は、高山忠洋がせり勝と思われたが、崩れた。一打の誤りと油断がもたらした現実は、無残だ。本当に,一打の失敗が、3000万円を逃したのと

アメリカ、WGC,Bridgestone 招待の切符をものできなかった。まさに,一打の重み、油断大敵のスポーツだ。その事件は、三日目、トップに13アンダーでトップにいた。翌日、一番ホール、441ヤード、第一だは、好調を裏づけるように、フェアウエイの中心に置いた。ピンの位置は、左寄りの奥に切ってあった。

彼は、軽いドローで、ピンへFocus 、うまくいたかに見えたボールは、絶対避けねばならい崖下に落ち込んだ。ここを失敗をしたのが、リズムを壊す因となって、ゴルフは消えた。一打の重みは、何気ない100回打っても一度も」起きないミスが、起きてしまう魔に嵌ると言うことだ。

油断は、禁物なのだ。日頃の気のゆるみが出る。アスリートには、平常心は必須であっても、油断をしないことを平常心というのではないか、と記者は思考する。高山には、酷だが、平常で、緩みのゴルフに嵌っていないか、というアドヴァイスだ。日本ツアーの面々が、韓国や他国に押されて、敗れているのは、心技体の心が崩壊しているからだといえるのではないか。

優勝は、小平 智が14アンダーで逆転優勝した。小平は、20代でマスターズへ出たい意欲がそういう結果を出したかもしれない。勝てば、WGC Bridgestone 招待が、遅まきながら、登竜門になる可能性がある。しかし、ゴルフは、まだ、国際で通用するようなしろものでない。あまりにも、今まで、ぬるま湯につかりすぎて若いのに、老けている。新鮮なゴルフではないのだ。松山英樹、石川遼、岩田寛には、遠く及ばない。つまり、海外で通用するような厳しい試練を受けていないのだ。この忠告は、3年も前に、デユーク石川と記者で、小平について、発した。今のままでは、マスターズに出ても、予選は難しいと記者は考える。このくらいで3000万円、手にできる日本は、ラッキー国の代表だ。

Bridgestione は、世界一流の選手を啓蒙している優秀な企業だ。その企業にふさわしいギャラリーが沸く、選手が陸続と現れる大会であってほしい。

35年間。マスターズの取材をして、解析できることは、あれほどマスターズやぺブルビーチで頑張るスネデカーが、なぜ、袖ケ浦では、ヘールアーウインのような気構えのあるピリッとしたゲーム展開ができないのか、不思議でしょうがない。契約金をもらえば、それでいいのか、消化ゲームなのか。

今の日本ギャラリーは、他国よりも、目が肥えている。、批判も批評も、本職の記者らが、驚くほど情報を持っている。外国方馳せる選手には、日本を甘く見るな、と断言しておきたい。60万人のこのコラムの読者はどう考えますか、Thegolftimes.netにメール意見を発信していただきたい。

まず、Bridgestone Open に関係された方々へ厚くお礼を申しあげたい。とても、素敵な大会でした。45回は、成功したのです。

(取材記者 古賀剛大)


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