優勝のパトリックリード 優勝を祈るマザー
photo by Golf channel &GNW
63 63 63 71 28 under par
Gongrats to Patrick Reed
Ryo 67 69 69 66 17 under par (R.25)
本コラムは、遼の第2段階に入り、進撃について、徐々に意識を高めた遼の今後やゴルフ界について、専門的に述べていきたい。
遼は、約束を守って、ヒューマナチャレンジは、一日、4アンダーをクリアして、4日間、16アンダープラス1アンダーで、トータル17アンダー25位につけた。快進撃とは言わないが、67、69,69,66と進撃の兆しを明白にした試合であった。昨年は、予選落ちで前途がくらかったが、今年は、まず、心技体とも充実の境にある。次の試合は、タイガーやミケルオソンが参戦してくるので、遼の進撃も全方位で、観る機会がある。
23歳の遼と同じ年のパトリックリードが28アンダーで優勝、ツアー二勝目を挙げた。一勝目は、遼の好敵手となるジョーダンスピーストのプレオフでの勝利であった。飛距離は、ドライバーで、285ヤード、遼より、10ヤード遅れる。ただ、182センチで、91キロと大型に入る選手で、奥方の弟をキャデイにして、図太く乗り切った2勝目は、遼にとっては、また、一人、好敵手が目の前にあらわれと言ってもいい。この試合で、特質は、前回にもほめたザックジョンソンが最終日、10アンダーで25アンダー3位につけたことだ。又、ライヤンムアーは、26アンダーで2位につけ、ジャステインレナ―ドも25アンダーで復活を告げた試合でもある。ジャステインも飛距離は、ザックと同じく、飛ぶ方の部類に入らない。優勝のリードにしてD.Distance は285ヤードでツアーで101位である。その裏から読めるのは、やはり、パーオン率は50%とアプロ―チとパッテイングの効率がすぐれているとわかる。
ザックのアプローチとパッテイングは、超一流だ。深いフックグリップで、左に切っていく、独特のスイングは、極めてツアープレヤーでは、珍しいスタイルだ。
遼の進撃は、教科書にのるようなスイングがこれから物語っていくであろうと記者は考えるが、まだ、骨太になっていく過程で、スイングの調整は、それからでも遅くはないない。まず、一日、4アンダーが主軸とすべしといったのは、普通のトーナメントは、16アンダーで、どうしてもそれが基準になっているからだ。今は、あせる必要はない。なぜならば、発展途上で、逆走しないように、丁寧なブリーフィングが大事であるのは、どんな名選手でも理解してきたからだ。
あわてる必要もない。せせらぎが、小川になり、大河になっていくように、光り輝く未来が約束されている運命である。考えてみれば、23歳前後の選手が大活躍している。ヨーロッパツアーのアブダビHSBCドバイは、ミケルソン猛追の中で、逃げ切ったララサバルは、やはり同世代、世界のゴルフの軸回転が、若手選手とべテランのはざまで、凌ぎをけづっている頂点の2014年であろうか。遼の進撃は、間違いない約束だ。
英樹も参戦の予告。英樹の動向も、日本のファンは、やきもきしながら、見守っている。いずれにしても、遼の進撃が、日本のゴルフに与える影響は、ジュニアまで拡大しているので、マキロイを凌ぐスターダムのゴルフを心がけてもらいたい。まだまだ、優勝は遠くてもいい。いずれ、向こうから、やってくる。
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