ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 63 再出発と挑戦 14 修羅場と高揚 6

2014-01-12 | 危うい日本のゴルフの世界

photo:wgpca

遼は、ソニーの予選通過ならず、

谷原が、リーダーボードへ、今田、健闘。

勇作の吹っ飛んだ昨年の涙!!

ヨーロッピアンツアー、ヴォルヴGolf Champions 、6戦目、ルイスウーストフイゼンが連覇

ソニーオープンに、宮里勇作、池田勇太、など7名のプレヤーが舞台にいたが、今田、谷原の二名がワンアンダーパー以上の成績で決勝へ進出した。しかし、ここで言っておきたいことは、遼と英樹(欠場)の二人をのぞいて、全く試合の影響が異なる点だ。遼と英樹は、すでにエンジンが回り出したUSツアーのメンバーで、真剣勝負のページの中に織り込まれているという点だ。他の日本選手は、骨休み中で、ハワイ旅行の楽しみを入れた気楽なゲームだとおもう。勇作に期待する人たちもいたが、ハワイの試合を見る限り、昨年の最後の日本シリーズで見せた涙は、何だったのだろう。勇作にとっては、世界戦略の好機であったはずだ。まんまと、チャンスを潰した。

ワイアラエは、バミューダ芝の特徴をもったグリーンをどうせめるか、が勝負の決め手になる。遼は、ショットには、問題がなかったが、パットで読み違いをした点が残念だ。パットを開き気味で打ったのは、おそらくバミューダ芝の強さに対抗するためだと思うが、パターのロフトが、5度あったかどうかを知りたい。おそらく3度のロフトのパターではなかろうか。だから、滑らせるためには、体を開かずには、ストレートの強い走りのボールを打てなかったのであろう。USツアー選手の9割が、5度のパターを使用していたはずだ。記者は、予選通過がかなわなかったから、といって一喜一憂はしない。

ゴルフが崩れていくのは、30センチのパットが外れた時から始まる!!

ただ、ゆっくりあせらず、プレーに集中しようと言ったのは、初日おいて、イーブンパーで行けと言ったのではない。USツアーは、目標スコアターゲットを
普通のセッテイングであれば、4アンダーを基準としなければ、上位を狙えない。記者は、勝利は、急ぐなといったのであって、目標のスコアを予選通過だけを考える数字に置いたのは、納得がいかない。予選通過にターゲットを絞れば、予選通過は、難しい。USツアーは、すでに初戦から6戦目をうかがっている。次の試合では、上位に入っていく用意が必須である。上位につける癖をぜひ,身につけてほしい。ソニーオープンでは、先週勝利のザックジョンソンが、上位に食い込んでいる。ジョーダンスピースは、ワイアラエのグリーンに翻弄されて、自信をなくしたようだ。遼の戦闘意識が低下しないように、目標の設定を常に、高めにしておく必要がある。理由は、アヴェレージプロの癖をつけると、上位に入れても、トップにいきつく可能性は、極端に減るからだ。英樹が、故障で舞台に立てないので、遼一人、大変だと思うが、ソニー戦を無くしたことで、神経質にならずに、次のステップのコースの征服に突進してもらいたい。まず、他人のでき具合を測る前に、自分の設定を、4アンダーにスイッチオンして、プレーの組み立てをおろそかにしないことだ。ぜひ、ザックジョンソンをみならって、ねらいどころを狂わせないように、勉強が大事といっておきたい。ソニーオープンに予選通過ができなかったから、と言って、ファンは、嘆いたたりはしない。次のゲームにすでに、エネルギーを送っているのだ。コース、コースに見合うクラブセッテインぐも再確認すべき点だ。遼の技術に不安はない。ゴルフは、簡単なスポーツではない。常に横綱が、勝利かその近くにいる相撲とは、全く違うのだ。125位の選手が、優勝できるのが、ゴルフだ。強い選手が勝つのではなく、勝つ選手が強いのだ。

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