ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 9 教養と鍛錬

2013-03-18 | 危うい日本のゴルフの世界

遼がもがいている。

インタヴューも、静寂な森のようだ。何が、現実の問題か、遼自身が一番理解している。USツアーは、土地柄で芝生も違えば、グリーンの育成も異なる。つまり、遼には、引き出しの中が、空っぽである事実を認めざるを得ないのだ。

日本では、引き出しは、きっちり、開けるだけのスキルがあった。コースでパットも投げやりに見えるのは、自信がぐらついているのである。その前兆は、日本ツアーで見られた。クラブを投げたり、けったり、たたいたり、日本オープンの鷹の台でキムキャンテと同じような悪態をギャラリーは目にした。キムキョンテに至っては、クラブハウスに帰るなり、ロッカーに八つ当たり、原プロが怒っていた。プロゴルファー失格と。自分がゴルフが下手な奴ほど、謙虚になれない。その悪態を自分自信と神が、見ている。ゴルフは、そう簡単なスポーツでない、とアマ100勝を誇る阪田哲男はいう。いぶし銀の阪田が吠えるのだから、啓蟄のようなプロが、本土USツアーに参戦しても、簡単には、予選すら通らない。

ゴルフは簡単ではない。

タイガーの落ち着いた勝利への情熱と勇気には、脱帽である。強いタイガーの復活である。

遼の改造には、5年の歳月が必要である。

遼は、自分の力を十分出してなおかつ、研讃している。100%の実力が、現在の力と思えば、スタートラインに立てるのではないか。すぐさま、マクロイやファーラーの追い付けなくてもいい。遼には、時間がある。前述したように、5年でスイングの調整と変革をして、その後、2年のうちで、まず、一勝すれば、チャンスは大いにある。マンぶりに命を削った20歳とは決別が必要だ。8番アイアンで、90ヤード、100ヤード、120ヤードが2で収まる猛烈な練習をしなけれければなならい。8番アイアンが、180ヤード飛ぶからといって、メリットは何があるのか。ゴルフマネジメントの幼稚さは、画面を通して、多くのゴルファーに伝わってくるこの頃である。

日本のゴルフの衰退は、賞金をもらえるほど、立派ではない。お恥ずかしい限りである。バンコクでもワンアジア選手権は、48歳のマークセンが優勝、能書きだけ100%の日本プロの連中は、及びもしない。論外で論評さえ、できない。世界のアマ以下のプロにだれが、賞金を出すかね。技術のない日本プロ、口のきき方さえ、知らない無教養の人種、社会が認めるわけがないだろう。しかし、彼らは、ピョコント顔を出した時の遼に、生活権も奪われるほど、痛めつけられた。せめての裏返しは、ヴィッキーこと、おとなしい藤田寛之が、がんばっている姿だ。アバラにひびを入れて、マスターズが危ない。

4月の、メジャーの第一戦、遼も藤田も、予選が危ない。期待はあれども、現実は、厳しい状況にある。いまだに、遼を肴にして、コマーシャルを流している企業は、宣伝効果に疑問を挟み始めた。ANAをはじめ、????の広告塔だ。消えた広告は、どこへ行くのか? 他の選手に回る機会は、100%ない。広告塔にはなりえない選手が、いないのではンく、世界に羽ばたける選手がいないのだ。現在のプロに中に、お金を払って、広告に出すだけのパフォーマンスを持った活きのいいプレヤーはいない。遼で、食いつくされた広告の世界だ。そういう意味では。遼は、善であり、悪であった。

遼一人に、日の丸を背負わせたゴルフ組織に問題がある。

日本の組織は、とくにゴルフの組織は、無茶苦茶である。無茶苦茶というのは、透明の白湯ではない。濁った呑めない水なのだ。

遼は、教養のバックグランドが問題である。体は、鍛錬で充実するが、教養は、学ぶ勇気がなければ、身につかない。

教養なしのプロの世界は、過去のものだ。

www.thegolftimes.jp

後援団体;

全国消費者国民運動連絡協議会

全国オンブズマン連絡会議

国際ゴルフ記者クラブ協会

全国メデイア報道384社連絡会議

日本時事新聞社

太平洋クラブ被害者の会

 ポートは、憧れのプリンストン大学のキャンパスである。

博識には、百獣の王ライオンさえも、頭をたれるのだ。

コメント
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