ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 8  スパイラルとジレンマ

2013-03-05 | 危うい日本のゴルフの世界

遼が、ホンダクラッシクで8オーバーで、予選で姿を消した。

危うい日の丸の選手たち!!

専門家は、あれやこれや、助言や諫言を入れて、姦しい。優勝は、知名度の低い新人選手、マイケルトンプソンである。パットで厳禁の左手首の折れを、ものともせず、がっちり合わせて、最終日は、スコアは伸びなかったが、難コースを制した。スター誕生である、マスターズでの活躍が期待さfれる。

さて、遼に戻ると、時たま、左へ飛ばすくせ球に苦労して、インタビューにも、明るさが消えた。日本のプロの代表格でUSツアーにいるのだから、それだけ、プレシャーがのしかかっているのであろう。試練の毎日である。一昼夜にして、変革できないのが、ゴルフである。肩が痛む、首が痛む、おなかが悪い、足が故障、歯が痛い、などという問題の環境にいない。遼の現実は、厳しい。なぜならば、スイングやパッテイングを試行錯誤でフィールドに立っているからだ。

ゴルフは、簡単ではない。一度、スパイラル落ち込むと、あのジャンボですら、数年のブランクを余儀なくされた。ジャンボは、野球というスポーツで、幼い時から甲子園に至るまで、血のにじむ努力と体を鍛えぬいたお陰で、いまだに現役を続行している。つまり、心技体が、構築されやすい選手である。

遼の基礎体力は、何だろう。すぐれた体の機能を持っているのは、うなずける。頭も働く。でも、体作りは、発展途上であろう。基礎体力に加えた寛容なキャパシテイがないと、判断と決断をして引き出しを出すのに、ゴルフが追い付いていかないのではないか。感心するほど、引き出しを持っているわけではないので、ツアーの連戦で咀嚼していく以外に方法はない。

遼のツアーは、マスターズへ走る。予選通過は、至難と思うが、いいじゃないか。向こうが招待してくれたのだから。呑みこんでいけ!!

藤田と遼だけの我が国からの選手だ。松山は、英国オープンの切符を実力で獲得した。一歩、しっかり足元を固めての話だ。本音を吐けば、松山をマスターズに立たせたかった。経験を積めば、このフィールドで、ジャンボや中島のように、ボードに名前を刻める男だからだ。メジャーの夢は、松山のほかに、見当たらない。後は、松山の生き方次第である。ゴルフは、強い奴が勝つとは限らない。勝った奴が強いのだ。

遼は、大改革を決意しているのであろう。インタビューの中に、潜んだエネルギーは、まだ、火がついたばかりだ。記者がすでに書いたように、遼は、改造に5年を要し、その後2年で優勝争いができて、チャンスがくると記した。30歳前である。あせるな、遼。ゴルフの底を見てやれ!!底は、這いつくばった無名の選手が、もがき苦しんでいる世界だ。一度、経験するのも、神が与えし至高の試練なのだ。

道具を変えると、また、うまくいかない。世界ナンバーワンのロリーマキロイもおかしい。親と一緒に、喜んだメジャー優勝、それなのに、親知らずの歯痛で棄権、まあー何でもありだよ。リッキーファーラが、元気いいね。遼の対抗馬と言われた二人が、先頭を切っているツアー、しかし、あせるな。あわてるな。

まず、足元をよく見て、狂った腰のキレを調整せよ。左脚が笑わないように、微笑むくらいで、ボールは、300ヤードいけると記者は長年、プロを観察した経験から、思う。左脚が笑うと、左へOBは早い。気にすると、右へ、プッシュ、いいことなしだ。親父も邪魔だな!!信用金庫の金庫の中に、入っていてもらいたい。静かに!!そーーーと。遼は、日本の代表プロだから。ツアーは消化ゲームではない。真剣勝負だ。サムライ、騎士、の剣をクラブに変えたマスターの戦いなのだ。

 

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