これは、恐ろしい話だ。32万5000人の死者が出る。政府の予測だが、南海トラフ地震の犠牲者の数だ。M.9 を超す地震が与える被害は、東日本震災で経験済みである。約2万人に及ぶ犠牲者が出たのは、まだ、2年前のことだ。
驚愕に思うのは、いつ起きてもおかしくない状況にあるという専門家の意見だ。歓迎されざる憂鬱な意見だが、危機管理を速やかに強めて、一人でも犠牲者の数が減るような対策を練り、国家100年の計を現実化するときが来たのだ。行政管理だけに、危機管理を任せては、後悔する。なぜならば、常に、過去が犯した瑕疵は、国民全体が認めるところだからだ。九州南端から相模湾にいたる津波は、想像を絶する勢いで、大都市をも呑みこむ。
3.11の話にもどろう。福島原子炉の壊滅的事件で、原子力保安に携わる関係者が、一斉に城を逃げ出したのには、アメリカもびっくりしたそうだ。普通ならば、最後まで極力安全確保で、命を賭しても現地に這いつくばっていなければならないものを、その場をすてて、逃げたとあっては、国民の安全などあり得ない。もっと、恐ろしい話がある。原子炉のメルトダウンが、はじまると、東京は全滅する。危機一髪の瞬間である。
官邸はなすすべもなく、管総理大臣の最後の言葉が用意されていた、いうのだ。みなさま、もう、みなさまを護ることができません。残念です。
これは、真実の話だ。日本は、壊滅、沈没の危機に直面していたのだ。最後まで、パニックにならぬように、知る者は、知って、知らぬものは、知らないまま、時を試したのだ。他人事のように思っていた原発原子炉のメルトダウンは、世界に衝撃を与え、日本は、亡くなったとさえ、思わせた事件である。
国民の皆様、ごめんなさい。これで、日本は、終わりです。。。。。。。。。。われわれが、酸素を吸って、まだ、生きている事実は、ただただ、神に感謝する以外に方法はあるまい。ゴルフをやれていることさえ、当たり前と思っている人間が多いのは、日本人の崩壊であるといってよい。とても、世界をリードしていくような人種でないことだけは、はっきりした。
3.11の犠牲者の家族は、涙が枯れている。ある手紙が届いた。
古賀さん、覚えていますか。東北の鈴木です。一緒に20数年前、日本オープン予選を一緒にしました。懐かしい思い出に一筆してます。自由だったゴルフが、今、ゴルフができる状況ではないのです。当たり前とおもっていたゴルフが、雲の上のように思えてきて、泣けるのです。家族に犠牲者が出ました。古賀さんが、東北に足を運んでいると、友人に聞きました。ありがとう。貴兄の思いやりは、忘れません。。。。。自分は、この手紙を何度も何度も読み返し、握りしめた。彼の胸の内を思うと、息がくるしい。涙も、とどめて枯れる。自分を20ヤードもオーバーしていた彼の豪打が、夢の中に生きている。
世の中は、不運だったのだ、では済まされない。震災は、天災だが、原子炉のメルトダウンは、人災なのだ。人災は、叡智で避けられるはずだ。天災は、あくまでも、犠牲者がすくなるように、互いの協力が必要だ。生と死、一定である。
孔子の子貢への言葉が光る。(子貢よ、それ恕か !)
後援団体;
全国消費者国民運動連絡協議会
全国オンブズマン連絡会議
国際ゴルフ記者クラブ協会
全国メデイア報道384社連絡会議
日本時事新聞社
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
太平洋クラブ被害者の会