ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 7  フィールドと解説

2013-02-19 | 危うい日本のゴルフの世界

NHKは、ノーザーントラストオープンの番組を組んでいた

スポーツで同情されたら、それは終焉である。

もちろん、ネットワークも、嫌というほど、宣伝も入れて、初日と2日目を、ライブで放送をしていた。3日目、最終日は、NHKが朝早くから、トーナメントの様子をことこまかに伝えてきた。

NHKでは、だれが解説者かがわからず聞いていた。今までにない、昔の村上隆氏を彷彿とさせる専門的な解明をして、ゴルフを知るもに、感銘を与えたとおもう。シングルも奥深いプレヤーでないと理解できない点もあったのではないかと察しられ、逆に新鮮に思えた解説であった。

誰だろうと、勘ぐっている間に、横田真一だと判明、目が覚めた思いである。プロのちょっとした動きや、気持を十分に表現した横田は、解説者になれば、最高点をもらえるだおる。

パットでパターが、少しでも開いて入ると、プル、フックめに転がり、左に外す、またクローズで入ると、こんドは、スライスに転がる。この点を知っていると、マッチプレーでは、すこぶる有利である。この玉の転がりを知っている人は、ビリヤードを嗜んだ人には、よく理解できる。名手の青木が、短いパットを入れるときは、少々、カット目に,打っているのが、お分かりか。つまり、フック回転をかけて、芝目に負けない強いヒットをしていることになるからだ。パットの動力は、構えて、カップの方向へ向かうとカップへ転がる。それを左右の入れ方で、左へ曲がる球、右へスライドする球を打ちながら、調整された天下一のパットの技術をマスターするのである。

横田が、解説をしたのを、隣のアナウンサーや中日から来たコメンテイターが理解できずに、黙り込んでいたのは、傑作であった、ゴルフの真髄に触れたことのないNHK のアナやコメンテイターは、はっきり申し上げて落第である。チャンネルを現地放送にすると、横田が解説したような専門的奥義をアメリカンプロが、ひも解いているのだ。アナも学生時代にゴルフ部で鍛えられた御仁が、アナ席を占有しているのだ。実に、深いあじあいのある場面解説をして、聴衆者に受けている。ダメアナは、聴衆者から、クレームをつけられ、飯の食いあげとなる。つまり、首だ。日本は、そうではない。日本4大メジャーを一年間で成し遂げた村上の解説を嫌った。アナが追いていけないのだ。

横田の解説もそうだった。隣で給料をもらっているアナとそば役が、横田の奥義の解説についていけないので、観ているものに、ARE!と思わしめたのだ。自分が、NHKのドンだったら、即刻、左遷だ。横田の解説の素晴らしさには、記者は、腹の底から、よくやったね、と金メダルをやりたい。

だから、遼は、パットの技術を磨いて、もっと、パットの奥義をかみしめられるように、勉強してもらいたい。61位は仕方がない。アプローチもパットも、
決まっていないのだから、5オーバー、は、批判に当たらない。クラブも帽子も、慣れ親しんだ曲者ではないから、似合わないかもしれないが、我慢だね。予選をうかって、新聞に発表されるのは、ゴルフ界の恥だ。

船越園子が、記事を取りに、遼の落ち込んだところへ飛び込んで、させてもらえず、言ったセリフ、まあーこうなったら、がんばれ!というほかはないと。

まあー選手で、若いんだから、ゆるしてやれよ。遼だって、悪気がないんだよ。記者は、記事にして。なんぼ。だから、命懸けではあるよ。

遼の未来で、明暗を分けるのは、現在ではない。今が第一歩。First Teeだよ。日本で通用しなければ、ベ。サムンだって、USツアーでいい成績はのぞ目ないはずだ。何を言っても、USツアーには、遼一人だから、日本では、気になるよね。松山でも、プロで参戦していれば、NHKもやり方があるだろうが、麻雀の嶺上開華しかないとなれば、すべてが、剣が峰の世界だ。遼は,利発だから、正直に腹の底は見せないだろう。

横田は、それを知っていて、なぜか、かばった。いい先輩として。苦労人としてのひとこと。明日があるよ、と。横田選手。ありがとう。

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