秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

勇気ある戦いに

2010-06-25 08:41:15 | スポーツ
6月25日(旧暦5月14日 一白 赤口 丙午 一粒万倍日)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は朝に一時強く降ったと思えば、久々に青空が見えたり、強風が吹いたりと入れ替わりの激しい空模様でした。

雨が降れば植物の成長も促進し、野山は一段と深い緑をたくわえてきます。

晴れ上がった夏を楽しむのはまだ先ですので、もう少し梅雨とお付き合いする必要がありそうです。


しかし、今日の天気は「快晴」と言っていいでしょう。

そんな天気を象徴するかのように、今日の職場や学校では、早朝の日本の熱戦の話題で持ちきりとなっていると思います。

W杯で日本がデンマークに快勝し、堂々と決勝リーグに進出しました!

前評判を跳ね除けた日本の選手たちの活躍は、暗い話題の多い日本に大きな勇気を与えるものとなっています。


決勝リーグでは6月29日に、南米のパラグアイとの対戦が決定しています。

今回はフランスやイタリアといった強豪国がリーグで敗退し、一方で躍進を遂げた国もあり、サッカーというスポーツが世界に広がって、勢力が均衡しつつあることを表しているかのようです。

スポーツによってお互いの国、文化などを知り、理解するきっかけとなれば素晴らしい事だと思います。


今日はその盛り上がりに同調するように、張り切って仕事に取り組んでいきたいと思います。


補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
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ドレミのいろは

2010-06-24 08:26:48 | こよみ
6月24日(旧暦5月13日 九紫 大安 乙巳 一粒万倍日 不成就日)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

梅雨らしい天候となっています。しかし突然豪雨となったりと、例年とは様相が異なっているようです。

九州南部の鹿児島では大雨が続き、土砂災害のおそれや交通機関のマヒなど、深刻な影響も出ています。

近年続いている異常な気候変動の一環でしょうか。十分な警戒と備えが必要になりそうです。


ガラッと話は変わりますが、現代社会ではいたるところに音楽が流れています。

携帯電話やPCを使い、インターネットでの音楽配信で最新の曲をダウンロードしたり、世界中のさまざまな音楽を聴くことができる時代となっています。

媒体もレコードやカセットテープの時代からCD・MDに変わり、今ではデジタルオーディオプレーヤーも普及して、どこでも音を楽しむことができます。

現代社会でなくとも、昔から人間と音楽とは密接に関わっていたと思われます。

祝い事や葬儀、祭りなどをはじめとして、さまざまな場面でともに歌い、演奏し、あるいは聞き手にまわっていたと想像できます。


西洋では古代ギリシャの時代に、詩の朗読や劇とともに音楽が演奏され、さながらオペラのような様相を示していたとされます。

やがてローマ帝国でキリスト教が国教となると、教会で歌われる「聖歌」としての音楽が普及し、各地方の民族音楽とも結びつくようになりました。

中世に入ると、「グレゴリオ聖歌」などの賛美歌が歌われるようになり、その旋律を記録した4本線譜が、現代でも使用される「五線譜」へと発展していきました。

五線譜には「♪」といった音符や音楽記号が刻まれることで、音の高さや長さ、テンポなどが構成されることとなりました。

これによって、それまで即興の音楽が中心だったのが、作曲家と演奏者とが明確に区別されていくようになりました。

教会での宗教音楽からルネサンス期(14~16世紀)を経て、王侯貴族向けの宮廷音楽へと主流が移り、17世紀以降には耳なじみの「クラシック音楽」の作曲家が多く誕生していきました。


さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、今日は「ド・レ・ミ…」の音階が発見された日となっています。

おそらく、学校の音楽の授業で一番最初に習うであろうこの音階は、1024年、イタリアのグイード・ダレッツオという修道士が、教会で歌う「聖ヨハネ賛歌」という唱歌の指導中に見つけました。

以下にラテン語の歌詞と、和訳を併記します。

Ut queant laxis          あなたのしもべたちが
Resonere fibris          声を上げて
Mira gestorum          あなたの行いの奇跡を
Famuli tuorum          歌えるように
Solve polluti            私たちの汚れた唇の
Labii reatum,Sancte Johannes 罪を消し去ってください 聖なるヨハネよ

という6つの節がありますが、一節ごとに1音ずつ上がっていくことに気づきました。

歌詞の冒頭の「Ut・Re・Mi・Fa・So・La(ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ)」をとり、6音階というものができました。

やがて「Ut」はイタリア語でより発音しやすい「Do(ド)」へと変えられ、「Sancte Johannes」の「SJ」を「SI(シ)」として第7節へと入れて、イタリア式7音階が完成しました。


ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌で、「ドレミの歌」が歌われ、それを歌手のペギー葉山さんが日本語詞で歌ったものが有名な「ドはドーナツのド…♪」となっています。

英語歌詞では、

Doe, a deer, a female deer   「ドー」は鹿、メスの鹿
Ray, a drop of golden sun    「レイ」は雫、輝く太陽の
Me, a name I call myself    「ミー」は名前、自分を呼ぶ名前
Far, a long, long way to run  「ファー」ははるか遠く
Sew, a needle pulling thread  「ソー」は針と糸
La, a note to follow sew    「ラ」は「ソー」の次
Tea, I drink with jam and bread 「ティー」はジャムとパンと一緒に
That will bring us back to Do!  したら「ド」に戻りましょう!

となり、「シ」は「ティー」となっています。

いずれにしても直訳の歌詞はうまく合わないようですので、ドーナツやレモンに当てた歌詞はよく考えられていると思います。


音楽の基礎が語呂合わせというものが、1000年前からあるということは面白いことだと思いました。

Ut queant laxis


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白夜と極夜

2010-06-23 04:59:48 | 建築日記
6月23日(旧暦5月12日 八白 仏滅 甲辰)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

雨音で何度か目を覚ましましたが、今は落ち着いた様子です。

昨日建て方を終えた現場では、今日屋根垂木などを施工していきます。

作業中に雨が降らないことを祈りたいと思います。


夏至を境にして、これからどんどん日が短くなっていきます。

地軸の傾きが23.5度の話は、前回の夏至の記事の時にご紹介いたしましたが、この傾きによって、北半球と南半球では季節が逆になることになります。

太陽が真南に来たとき(南中時)の高さを南中高度といいますが、これは夏至の時期に一番高くなります。

太陽の当たる角度が高ければ、光と熱を多く受けることになり、高度が低ければその逆となります。


また、その傾きによって、地球のある地域では夏に夜になっても薄明るかったり、一日中太陽が沈まなくなる地域もあります。

緯度が66.5度以上で、北極と南極に近い地域で見られるこの現象を、「白夜」といいます。

現在北半球は夏至の時期ですので、北極点近くでは一日中太陽が沈まない白夜となっています。


夏至の時期には白夜となりますが、逆に冬至の時期は「極夜」となり、一日中薄暗い状態となります。

南極観測隊 もう一つの家族


地軸が季節に関して影響を及ぼしているのがわかりますが、たとえば水星は地軸の傾きはほぼ0度で季節自体がありません。

地球よりはるか遠くの天王星では、傾きが98度で横倒しになっており、公転周期(太陽の周りを一周する時間)が84年のため、極地では42年交代で昼と夜が続くことになります。

国立科学博物館 宇宙の質問箱

あまり身近な話題ではありませんでしたが、知ればいろいろと興味がわく話題だと思います。


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ボウリングと宗教改革と幕末の志士たち

2010-06-22 09:11:22 | スポーツ
6月22日(旧暦5月11日 七赤 先負 癸卯)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

梅雨の晴れ間は湿度も高く、体感温度は上がります。

人間は汗をかくことで体温を下げますが、これは皮膚の表面で汗が蒸発することで、「気化熱」を奪うことによるものです。

湿度が高い状態ですと、その汗の蒸発が妨げられるため、「蒸し暑く」感じます。

汗をすぐに拭けるように、ハンカチやタオルなどを利用するのが良いと思います。


今日は「ボウリングの日」となっています。

日本で初めてのボウリング場が開設された日だそうです。

時代は幕末の1861年(文久元年5月15日)、長崎の大浦外国人居留区に置かれました。

前年に桜田門外の変、翌年に生麦事件が起こり、幕末の尊皇攘夷が活発化し出した頃でしたが、1853年の黒船来航に続く開国をきっかけとして、どんどん外国の文化が日本に入りつつある時代を象徴するようなものとなっています。

ちなみに「日本人初のボウリングを行ったのは坂本竜馬」という話もありますが、長崎とグラバーと竜馬とのつながりから、「そういった想像があるのもおもしろい」とした雑誌の願望記事から来ており、確とした証拠はありません。



世界での発祥を調べてみると、とんでもなく歴史が深いことが判りました。

エジプトにおいて、紀元前5000年頃の墓から木製のピンとボールらしきものが発掘されました。

昔はピンを悪魔として、それを多く打ち倒すことで災いを避けるという宗教的な儀式の意味があったそうです。


ピンの数や並べ方はさまざまでしたが、16世紀に、キリスト教の宗教改革で有名なドイツのマルチン・ルターが、そのピンを9本として菱形に並べるルールを決め、それがプロテスタントの宗教家の間で人気のあるスポーツとして発展していきました。

17世紀には、多くのプロテスタントがアメリカに移住し、アメリカでもボウリングが盛んになりました。

やがてピンの数を10本にして、並べ方も三角形になったのが現在のボウリングとなったそうです。


日本に幕末に伝わったボウリングは、1970年頃にはプロボウラーの出現や、機械化の普及により、爆発的なブームとなりました。全盛期には全国で4000近いボウリング場があったそうです。

参考 ボウリングかつらしま ボウリング豆知識



ブーム期の盛り上がりには及びませんが、今でも気軽にできるスポーツとして根強い人気があります。

ただし私にとっては、横手や湯沢にあったボウリング場がなくなってしまい、大変に不便な思いをしています。

ボウリング場に限らず、遊戯施設があまりにも少なくなっているように思えます。

地方で人口が少ないことから、採算といった面では経営は厳しいかと思いますが、遊びの場が無いことは若い世代に限らず良い面がありません。

「遊び」や「趣味」といったことは、とかく軽く見られがちですが、メリハリのある生活をする上で重要なことだと思っています。もちろん遊んでばかりは論外ですが。

活気のある暮らし、活気のある地域ということを考えるのならば、「遊ぶこと」に関してももっと真剣に考えることも一つだと思います。


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夏至と太陽の高さ

2010-06-21 11:10:30 | 自然と科学
6月21日(旧暦5月10日 六白 友引 壬寅 三隣亡)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は午後から横手市消防団の講習会があり、そちらに行ってきました。

午前中ははげしい雨が降りましたが、講習会では何とか持ち直して無事に終えることができました。

増田町の地区大会は7月4日に行われる予定で、それに向けて練習も本格化してきました。

成績などの話も出てきますが、やはり地域ぐるみで防災を考え、その技術を保っていくことが大切だと思います。


さて、今日は「夏至」になります。

夏至は、北半球において最も昼間の時間が長く、夜が短い日となっています。

夏至も冬至も春分・秋分も、二十四節気という季節の暦の中のものです。

その根拠は太陽と深い関係があります。


地球は太陽の周りを1年かけて回っていますが、地球からの視点では太陽が空を通る道が季節によって異なっています。

また、地球の軸(北極点と南極点を結んだ線)は傾いており、その角度は23.5度とされています。

その傾きが原因で、太陽の昇る頂点の高さが異なり、地球に「夏と冬」をもたらしています。

参考 アストロアーツ 6月21日 夏至の日の太陽


赤道において、春分・秋分には太陽は真上に昇ります。

夏至において太陽が垂直に昇る地点を線で結んだものが「北回帰線」、冬至においての地点は「南回帰線」といいます。

北回帰線は北緯23度26分で、キューバのハバナ、バングラデシュのダッカ、中国の広東省東部に当たります。

南回帰線は南緯23度26分で、ブラジルのサンパウロ、オーストラリア中部のアリススプリングスあたりを通っています。


四季ではこれ以外に立夏・立冬・立春・立秋があり、その位置関係としては、

冬至 → 立春 → 春分 → 立夏 → 夏至 → 立秋 → 秋分 → 立冬 → 冬至

となり、矢印の間に2つの節気が入って、季節は変わっていくことになります。


一つの節気は約15日間ですが、さらに二十四節気は3等分され、七十二候という5日区切りの暦があります。
 
それによると今日から5日間は「乃東(だいとう)枯る」となります。

乃東とは「ウツボグサ」という草を指し、中国や韓国などで生育しており、漢方薬などになるとのことです。


最近の当ブログでは、本業の建築のことよりも暦のことに文章を費やしているようになってしまっています。

ただ、今まで気に留めていなかった季節の移り変わりや、気象のことなどに興味を持つようになり、それに見合った住まい方などに目線を移すことができてきたように思えます。

自然に耐えることと、自然と共生していく形の家づくりを目指したいと思います。

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