秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

くらしっく

2009-11-30 11:46:46 | 建築日記
11月30日(旧10月14日 九紫 大安 丁卯)

おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今日も気持ちの良い晴天です。


湯沢市杉沢地区から。小さいですが、鳥海山がきれいに見えました。

今日までにめどが付いた工事の紹介をします。
増田町の中町にある、「蔵の駅(旧勇駒酒造)」の間仕切工事を行っていました。



古い酒蔵をそのまま利用した建物に、増田町の観光拠点としての案内所と、特産品を販売する物産館が入っています。

夏に前面の案内所、物産館の工事を行い、今は奥の流し台周辺の工事を行いました。

昔ながらのイメージを壊さずに、板張り・木製の建具を使用しました。



今でもこの井戸を使用しています。
深さは23尺=6.96mくらいです。



流し台に蛇口を取り付け、まもなく完成です。



街の観光の玄関口として、またイベントスペースとしての活用を期待しています。

増田の蔵はこちら。
増田十文字商工会のページ


今年最後の

2009-11-29 18:26:49 | こよみ
11月29日(旧10月13日 一白 仏滅 戊寅)

こんばんは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今日もいい天気でした。

今日は雄物川町の「えがおの丘」まで行ってまいりました。
オートバイの乗り収めも兼ねて。



エンジンは5分ほどキックして、掛かりました。
やはり師走直前の風は冷たく、遠出はできそうもありません。

新雄物川橋から。お昼前の太陽が水面に当たり、輝いていました。



ハクチョウたちの到来が冬を感じさせます。
今年は暖かそうですね。ゆっくりしていってください。



45分ほどスポーツ室で汗を流し、温泉につかりました。
昼食をとり、帰宅。

肌寒い、いい休日でした。
オートバイも冬仕舞いします。来春までゆっくり休んでください。

外壁工事

2009-11-28 16:14:15 | 建築日記
11月28日(旧10月12日 二黒 先負 丁丑)

こんにちは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨夜は冷たい雨が降り、今日も薄灰色の空に包まれています。
と思ったら、徐々に青空も見えてきました。うれしいですね。

今日は施工風景をひとつ。
近くの工場の外壁工事が終わりました。


写真左側が工事部分、右側が既存外壁

KMEW(クボタ松下電工)の金属外壁材「はる一番・鋼板製」を使いました。
溶解55%アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼板に、フッ素焼付塗装を行い、耐劣化にすぐれています。
新築はもちろん、改装時に既存の外壁に重ね張りする事もできます。


厚さ16ミリ(黄色い部分は断熱材、裏側にアルミ箔)

施工する側としては、その地域やお客さまの志向、メンテナンスの面から色々な選択肢を考えます。

今回この外壁を採用した理由として、
①凍害に強い
②軽量(1㎡あたり約3.5㎏)で、家にかかる過重負担が少ない
③施工しやすい
といったところです。

ただ考えられるデメリットとして、
①強い衝撃でへこむ
②施工時の処理(鉄粉)が原因でサビを生じる場合がある(もらいサビ)
③中の断熱材をむき出しの状態で長期間外気にさらすと、劣化してしまう
という点があり、②は施工時にエアー等で拭き取る、③はコーキング処理や純正の部材を適切に使用することで、発生を抑えることができます。


強い衝撃

今回は、凍害に強い点を考慮し、この外壁を採用しました。

今は、さまざま便利な建材や住宅設備が出ています。ただし、どんな物にもメリット・デメリットがあります。
また、良いものであっても、工事する側の人間、使いかたによっては、効果を発揮できないところもあります。

日々勉強して、使われるお客さまに喜ばれるものをお勧めしていきたいと思います。

あかりのありがたさ

2009-11-27 06:51:26 | 建築日記
11月27日(旧10月11日 三碧 友引 丙子)

おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨夜に起こった一つの出来事をお話します。


18:11
大工さんたちも仕事あがりして、遅めのブログ更新を終えて自宅へ戻り、新聞片手に夕食をしようとしたところ、一本の電話が。

「電気が突然消えた。」

10年前に建てられた湯沢市のお客さまからでした。
とにかく状況確認をと、車に乗り、湯沢に向かいました。


18:25
お客さまのお宅へ着きました。
あれ?玄関の電気がついてる。
向かっている間に復旧したのか。であればいいけれどと思い、中へ。
分電板のブレーカーは、すべて「ON」。
居間は照明が付かず、パソコン・電話のコンセントは切れたまま。
他も電気の付くところ、付かないところがある。
とにかく、奥さまに話を聞いてみました。

17:30ごろ、奥さまが夕食の支度をしようとしたところ、突然リビングの照明が同時に消えました。ブレーカーが落ちたのかなと、分電板を見に行ったところ、すべてスイッチは入っていたとの事でした。
同じ居間でも、ダウンライトはついているし…。
だんな様へ連絡し、それからうちに連絡を頂きました。


18:35
増田町の古関電気さんに連絡。
考えられる原因の確認のため、電圧のチェックをする器械を持ち、こちらに向かうとの事。

18:50
古関電気さん到着。
内外のチェックをし、分電板の一方(上段)の回路の電気が来ていないが、もう一方(下段)の回路の電気は流れている。


電圧のデジタル表示がほとんど反応せず


こちらは「100V(正常値)」を差しています

考えられるのは、「大元の電柱側のヒューズが切れている可能性がある。」ことでした。

古関電気さんから東北電力に連絡していただき、外線工事の業者さんを手配していただきました。


19:20
外線工事のマイテックさんが到着。
外部メーターのチェックをし、やはり電柱のヒューズが切れていると判断。ヘルメット・安全帯を付け、電柱に登り、ヒューズを交換。

そして19:35…

「中の電気が付くか、チェックをお願いします。」

お客さまと電気の確認。暗かった居間は、まばゆいばかりの明かりにつつまれました。他もすべて問題なし。

19:40
安心していただいたお客さまに見送られ、帰宅しました。


普段何気なく使っている電気。
安心して、あたり前のように快適に使っていただけるよう、それを保守・管理をしていただいている方たちがいます。
帰り道の車窓から、建物のあかり、道路のあかりを見つめながら、人が人の社会を支えていることのありがたみが改めてわかりました。


電気が付かない!急に消えた!

そんなときのために、毎月電力会社から送られてくる縦長の紙を、手に取りやすいところに置いてください。

裏の真ん中に、「平日・休日24時間受付しています」と書かれているフリーダイヤル。

停電・トラブルのとき 0120-175-366

もしものときに、あわてずにこちらへご連絡ください。



最後に、迅速に対応していただいた古関電気さん、暗い中での高所作業をしていただいたマイテックさんに感謝いたします。

吉か?凶か?

2009-11-26 17:26:08 | こよみ
11月26日(旧10月10日 四緑 先勝 乙亥 三りんぼう)

こんばんは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今日は大幅にブログ更新が遅れてしまいました。申し訳ございません。
毎日の更新ってなかなか大変ですね。小学校の夏休みの日記も、まとめて一週間分書いたのを思い出します。
これが習慣になって、積み重ねていけるようにがんばりたいところです。

さて、横手市は今日も非常に良いお天気でした。
車の中でラジオを聴いていましたが、晴天の地方が多かったようです。今日は外壁工事があったのですが、おかげさまで順調に下地作りをすることができました。
明日は実際の外壁張りです。よろしければ、そちらの様子もご紹介したいと思います。


今日は三りんぼうという日に当てはまっています。
「三りんぼう=三隣亡」というように、建築では忌み日とされ、土おこしや上棟を避けるケースが多い日です。

しかし、この三りんぼうは、もともとは「三輪宝」とも書かれたらしく、「屋たてよし、蔵たてよし」の建築吉日であったとれています。
ある年に、たまたま暦の編集者が、「よし」を「あし」としてしまい、吉日が凶日となってしまったとの説もあります。

参考ページ wikipedia 三隣亡

いずれにしても、建築という人生の一代イベントが良くない日に当たると、ちょっと気持ちが良くないですね。
最近では建築吉凶日を気にしなかったり、地鎮祭や上棟式を行わないケースも増えてきています。

施工するものとしては、神事や祭事は十分注意を払い、無事に工事が完成できるよう、そして住まれてからの無病息災を祈りたいところです。

明日もみんな怪我なく工事が行えるよう、神棚に手を合わせたいです。
もちろん皆さんの健康もお願いして。