秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
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皿 ナベ 六角 トラス…

2010-06-01 06:43:56 | 建築日記
6月1日(旧暦4月19日 四緑 仏滅 壬午)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

今日から6月となります。衣替えが行われることで、一気に街の装いは軽くなるようです。


昨日から七十二侯の「麦秋至る」5日間となっています。

麦が収穫を迎える時期で、麦にとっての「秋」にあたるという意味を持っています。

雨が少なく乾燥しやすい天候だそうですが、まもなく梅雨を迎えるという時期ともなっています。


6月1日は、何かと記念日が多いようです。

その中でも一つ、興味深い記事がありましたのでご紹介したいと思います。


建築においては、釘の代わりにビス(木ねじ)を打ったり、建築金物にボルトを用いる方法が一般的になっています。

それらのビスやボルトには、ねじ山が切られており、それが材料やナットに噛み合わさることで、特に引っ張る力に対して強い抵抗力を発揮します。

今日は、「ねじの日」という記念日となっています。

今日の記事の題名は、ネジの代表的な種類を挙げています。


1949年(昭和24年)に、いわゆる現在の「JIS(日本工業規格)」が制定されたことを記念し、ねじ商工連盟が1976年(昭和51年)に定めました。

ねじを取り扱うことの社会的責任と義務を認識し、それを世間にPRすることも目的の一つとなっています。


建築に携わるものとしてはもちろん、私たちの生活の中でもたくさんの物に「ねじ」は使われています。

「らせん」の回転形状を持つものがねじであり、英語では「スクリュー(screw)」と名づけられています。

ある意味、プロペラもスクリューの一部として位置づけられています。


さて、いったいいつから人類は「ねじ」を使っているのでしょうか。

その起源は、実はよくわかっていないようです。

約2500年以上前の古代ギリシャでは、オリーブやブドウを圧縮して搾る装置がすでに使われていたようです。

約2300年前の古代ローマ時代、シチリア島の技師アルキメデスは農業用の揚水・排水機械に、ねじ式を用いたそうです。

約500年前のルネッサンス期には、レオナルド・ダビンチがねじを締め付けに使ったさまざまな装置を考案し、同時にねじ切りの旋盤機械なども発明したとの事です。

やがて時計や甲冑、銃器といった物にもねじが用いられるようになり、それが大航海時代によってアジアにも伝わりました。

日本では、1543年(天文12年)に種子島に鉄砲が伝来し、これをコピー生産しようとしたことが、日本のねじ文化の始まりとなっているそうです。


産業革命によって工業機械の進歩が急速に進み、それとともにねじの需要と品質は向上していきました。

現在では、小さなねじから巨大なボルトまで、ねじの活躍している分野は多岐にわたっています。

社団法人日本ねじ工業協会


今回の記事を書くにあたって、ちょっと検索しただけでも、意外と興味深い歴史や背景を持っていることがわかりました。

これからねじ山を見つめる視線が変わるかもしれません。目を回さないように注意したいと思います。

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