秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

雪下りて麦のびる

2009-12-31 15:32:22 | こよみ
12月31日(旧11月16日 五黄 友引 庚戌)

こんにちは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
ついに今日で2009年も終わりです。
このブログも、11月の後半から始まり、12月は日々更新をする事ができました。ご訪問いただいた方々のおかげで、毎日更新を続けるモチベーションにつなぐことができ、非常に感謝しております。
来年も心機一転、皆様の生活に役に立てるような情報と日本古来からの暦のこと、そして弊社の企業活動が良くわかるような内容を発信し続けていきたいと思います。

暦では今日から冬至の末節で、「雪下りて麦のびる」という七十二侯の一節になります。寒さに強い麦は、冬の雪の下でも伸びていくということです。

そして今日はおおみそか。
年越しそばを食べる習慣は、江戸時代中期から始まりました。もともとは月末にそばを食べるものとされ、それがおおみそかだけ残ったということです。金箔商人が飛び散った金箔を集めるのにそば粉を使ったことから、年越しそばを残すと来年の金運に恵まれないと言われています。

除夜の鐘は108回鳴らされ、人間の煩悩の数や、12の月、二十四節気、七十二侯をすべて足すと108となり、1年間を表す数とも言われています。

今夜は年越しそばを食べながら、今年1年を反省し、新たな年への足がかりにしたいと思います。
神社への参拝では、自分と他の人々の健康、仕事の発展、地域の発展を祈願したいと思います。

それでは、来年が自分にとっても皆様にとっても実り多い一年であることを、切にお祈りいたします。


雪下ろし、排雪等承っております。

お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp

地下鉄

2009-12-30 09:49:32 | こよみ
12月30日(旧11月15日 六白 先勝 己酉)

おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今日は太陽が顔を出す、気持ちの良い朝です。

82年前(1927年・昭和2年)の今日は、東京の上野~浅草間で、アジア初の地下鉄の営業が始まりました。
当初は新橋から浅草まで、一気に開通させる計画でしたが、4年前の関東大震災からの不況により、資金調達が困難だったため、当時日本一の繁華街だった上野までを開設し、高い収益をねらったとされています。

開業当初は物珍しさから、乗車時間5分の電車に乗るため、2時間待ちの行列までできたそうです。
新橋~浅草間は1934年(昭和9年)に、渋谷~新橋間は1939年(昭和14年)に全線開通し、現在ではビジネス街・繁華街の足として、1日平均約100万人を乗せています。

車両が小さく、冷房化は平成2年にようやく実現したそうです。それまではトンネルや駅構内を冷房化することで、乗客に涼を提供していました。
夏場の会社員は大変だったかもしれません。
銀座線は東京に住んでいたときにたまに利用していました。やはり、ホームが古いという印象があります。

東京に住まれている方は、電車やバスを利用し、乗換えなどで結構な距離を歩いています。
対して秋田は車社会。ちょっとした距離でもつい車に頼ってしまいます。
運動不足にならないよう、近場は歩くようにしたいと思います。

1935年(昭和10年)東京の貴重なカラー映像


▲戦前の東京の様子が総天然色でご覧になれます。



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特集 ぴかぴか

2009-12-29 11:36:48 | キッチン 水まわり
12月29日(旧11月14日 七赤 赤口 戊申)

おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨夜は暴風吹き荒れる寒い夜でした。雪はさほど積もらず、気温次第では解けそうです。

仕事納めをされた方も多いと思います。また、家庭の片付け、大掃除もピークといったところだと思います。

掃除の中でも、キッチンの油汚れやサッシのくすみなどは、なかなか落ちない汚れです。
皆様は何を使われていますか?中性洗剤やクレンザーなどが一般的だと思います。

油汚れには、重曹が効果的です。

 
▲重曹を粉末状にした洗剤です。


重曹は炭酸水素ナトリウムといい、水に溶けてアルカリ性となります。対する油汚れは酸性です。


▲冷蔵庫上の油汚れ+ホコリ


水に溶かし(お湯だともっと効果的)、スポンジに含ませて汚れをこすります。
すると化学反応で汚れが中性化し、どんどんはがれていきます。



がんこな汚れには粉末を直接振りかけて、少し時間を置くと、気持ちいいほど取れていきます。


ガスコンロや電子レンジ、冷蔵庫の上などに効果的です。
レンジフードや換気扇のプロペラは、取り外して重曹ぶろに入浴させれば、湯上り美人になります。


▲レンジフードの上もすっきり。


水周りの黒ずみや白い水垢には、酢(穀物酢)やクエン酸(レモンの皮)も有効的です。




酢は酸性で、水垢や石鹸汚れはアルカリ性です。
ステンレスキッチンのシンク、お風呂場の水栓金具に使用します。

▲白いうろこ状の水垢



▲軽く掃除したあと

トイレのアンモニア汚れにも効きます。
~※注意 !絶対に酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜないで下さい! 注意※~


重曹で落ちない汚れには、酢を併用することで落ちる場合もあります。
私が試したところ、水栓金具は重曹のほうがよく落ちました。


▲酢ではなかなか落ちなかったので、重曹をかけてみました。



▲重曹はみょうばんでも代用できます。

いずれにしても、終わったときはよく水拭きや乾拭きをして、洗剤を残さないようにしてください。

今年もあと3日。家もぴかぴかにして、良い新年をお迎えください。


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正月を連想するもの

2009-12-28 10:42:21 | こよみ
12月28日(旧11月13日 八白 大安 丁未)

おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今日も気温は高めで、静かな年末になりそうです…、と思ったら朝のニュースで、おおみそかは荒れ模様とか。初詣でで出られる方々は、注意が必要かもしれません。

2009年は今日を含めてあと4日間となりました。
今年もいろいろなことがあり、来年に向けての反省と、目標を明確にして、前向きな2010年・平成22年にしたいと思います。


さて、正月を連想するものは何があるでしょうか?


初日の出、初詣で、羽根つきや凧揚げ、門松、年賀状、初夢、お年玉、初売り大売出し福袋など…。
「鏡餅」を思い浮かべた方もいらっしゃると思います。

鏡餅は、今日28日に飾るのがベストとされています。
理由は、「8」=「八」で、末広がりで良し、ということです。
しかも今年は大安に当たります。

29日は「9」=「九」=「苦」なので避けたほうが良いと、うちの祖母は言っておりました
(29=「ふく」=「福」と解釈し、この日に飾る地域もあります)。

30日はきりが良いので、この日でも悪くないそうです。

31日は、「一夜餅」として誠意に欠けるとのことで、これより前日までには飾るべきとの事です
(ただし、浄土真宗ではこの日に飾るそうです)。

鏡餅は、3種の神器(鏡・玉・剣)の鏡に由来するとされ、床の間に飾るようになったのは室町時代あたりからで、武家ではよろいかぶととともに鏡餅を飾ったそうです。
そして餅を重ね、橙(だいだい=代々)、昆布(よろこぶ)、裏白(清廉潔白)などを添えることで、歳神様(五穀の神さま)への供物とし、家の繁栄・長寿を祈願したとのことです。

参考
日本鏡餅組合


最近では、和室や神棚、仏壇がない家庭もありますが、「大切なところ」であれば、机の上でも、リビングでも、玄関でも、車の中(!)でも良いそうです。

いろいろな飾り方


いずれにせよ、正月を気持ちいい形で迎えられるよう、伝統的なものにも少し触れることも大切だと思います。

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コールドドラフト

2009-12-27 13:53:19 | 建築日記
12月27日(旧11月12日 九紫 仏滅 丙午)

こんにちは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
雪予報でも気温が高いため、昨日はほとんど雨でしたね。正月前の雪下ろしはなさそうです。

今日から5日間は七十二候の「大鹿が角をおとす」となります。
冬至も中盤に入り、次の「小寒」まで、寒さはますます厳しく日はだんだん長くなる時期に来ています。

相変わらず冬の暖房は強い味方です。その暖房を少しでも効率よく使うために、このことを知っていただきたいと思います。
先月のブログの記事(第2回目くらい)でも少し触れましたが、ファンヒーターなどの暖房機は「窓の下におく」ほうが良いです。

なぜか?を具体的に図で表します。


▲上の図の左側では、暖房で暖められた空気が上昇気流を起こし、窓からくる冷たい空気を押し上げ、次第に部屋全体が暖かくなります。

逆に図の右側では、暖房で暖められた空気は窓で冷やされ、さらに冷たい空気を床上に留めてしまい、「暖房をつけても足元が寒い」状態にしてしまいます。
「コールドドラフト現象」といい、不快な冷感を与える現象です。

対処法で簡単な順から、
1、暖房器を窓下に置く
2、カーテンを閉める
3、サーキュレーター(送風機)または扇風機で室内の空気を循環させる
4、窓の断熱性を高める(内付ペアガラスサッシなど)※12月4日の記事もご覧下さい。
5、床下の断熱性を高める(断熱工事)
といった方法があります。

コンセントの位置や、家具の配置によっては窓下に暖房機を置けない場合もありますが、大掃除のとき、ついでに部屋の模様替えをするようなときは、このことを考慮していただければと思います。

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