秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

夏至と太陽の高さ

2010-06-21 11:10:30 | 自然と科学
6月21日(旧暦5月10日 六白 友引 壬寅 三隣亡)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は午後から横手市消防団の講習会があり、そちらに行ってきました。

午前中ははげしい雨が降りましたが、講習会では何とか持ち直して無事に終えることができました。

増田町の地区大会は7月4日に行われる予定で、それに向けて練習も本格化してきました。

成績などの話も出てきますが、やはり地域ぐるみで防災を考え、その技術を保っていくことが大切だと思います。


さて、今日は「夏至」になります。

夏至は、北半球において最も昼間の時間が長く、夜が短い日となっています。

夏至も冬至も春分・秋分も、二十四節気という季節の暦の中のものです。

その根拠は太陽と深い関係があります。


地球は太陽の周りを1年かけて回っていますが、地球からの視点では太陽が空を通る道が季節によって異なっています。

また、地球の軸(北極点と南極点を結んだ線)は傾いており、その角度は23.5度とされています。

その傾きが原因で、太陽の昇る頂点の高さが異なり、地球に「夏と冬」をもたらしています。

参考 アストロアーツ 6月21日 夏至の日の太陽


赤道において、春分・秋分には太陽は真上に昇ります。

夏至において太陽が垂直に昇る地点を線で結んだものが「北回帰線」、冬至においての地点は「南回帰線」といいます。

北回帰線は北緯23度26分で、キューバのハバナ、バングラデシュのダッカ、中国の広東省東部に当たります。

南回帰線は南緯23度26分で、ブラジルのサンパウロ、オーストラリア中部のアリススプリングスあたりを通っています。


四季ではこれ以外に立夏・立冬・立春・立秋があり、その位置関係としては、

冬至 → 立春 → 春分 → 立夏 → 夏至 → 立秋 → 秋分 → 立冬 → 冬至

となり、矢印の間に2つの節気が入って、季節は変わっていくことになります。


一つの節気は約15日間ですが、さらに二十四節気は3等分され、七十二候という5日区切りの暦があります。
 
それによると今日から5日間は「乃東(だいとう)枯る」となります。

乃東とは「ウツボグサ」という草を指し、中国や韓国などで生育しており、漢方薬などになるとのことです。


最近の当ブログでは、本業の建築のことよりも暦のことに文章を費やしているようになってしまっています。

ただ、今まで気に留めていなかった季節の移り変わりや、気象のことなどに興味を持つようになり、それに見合った住まい方などに目線を移すことができてきたように思えます。

自然に耐えることと、自然と共生していく形の家づくりを目指したいと思います。

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